【配転】育児短時間勤務者が配転で通勤時間が片道30分長くなる

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2018年6月22日号 VOL.3616
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いよいよ、サッカーのロシア・ワールドカップが始まりました。
(続きは編集後記で)
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 【配転】育児短時間勤務者が配転で通勤時間が片道30分長くなる
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   Aさんについて相談です。
中川:はい、なんでしょうか?
社長:Aさんは育児短時間勤務で、一日6時間です。
   B店で退職者がでるので、その後任としてAさんを配転しようと
   考えています。
中川:御社の就業規則は配転もあると明記されていますから、問題あり
   ませんね。
社長:しかし、通勤時間が片道30分長くなるのです。
   このような場合、配転をさせるのは違法ですか?
中川:どうしてAさんを配転させたいのですか?
社長:適任だからです。
中川:配転により通勤時間が長くなることは、よほどの事情がなければ
   従業員は従わなければなりません。
社長:よほどの事情とはどんな事情ですか?
中川:たとえば、保育所への送迎ができなくなるとか。
   育児・介護休業法では、配置の変更で養育や介護で両立するよう
   配慮するとなっています。
社長:どう配慮すればいいのですか?
中川:Aさんに、通勤時間が長くなることで送迎に支障がないかを
   確認しましょう。
社長:支障があるに決まっているでしょう。
中川:一概に言えませんよ。
   たとえば、保育所の迎えは両親か夫に頼めるかもしれません。
   そのあたりの事情も確認しましょう。
社長:なるほど。
   分かりました。
(中川コメント)
育児、介護は各家庭により事情が異なります。
先入観念を持たずに事情を聞くことがポイントです。
片道30分程度は甘受できるかと思いますが、決めつけることはできません。
なお、退職を意図した配転命令は無効になりますので、ご注意ください。
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    編集後記      
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いよいよ、サッカーのロシア・ワールドカップが始まりました。
日本やアメリカなどでは「サッカー」と呼ぶのが一般的ですが、
イギリスなどヨーロッパ各国や南米では主に「フットボール」と
呼ばれています。
サッカーはもともとイギリスで発祥したとされていますが、
実は、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールは、いず
れも19世紀初頭のイギリスの学校で人気のあったスポーツから
派生したものだそうです。
敵陣に攻め込み、ボールを最終ラインに入れるという基本は共通
ですが、ルールはまちまちで統一されていませんでした。
そこで、協会(Association)を設立し、「手でボールを触れること
は禁止」というルールを定めたものがサッカーの始まりです。
(Associationの「soc」に人を意味する「er」をつけたもの)
なお、まちまちだったルールの中には「手を使っても良い」と
いうものもあり、それが現在のラグビーになっています。
一方、アメリカに渡ったラグビーは現在のアメリカンフット
ボールに発展しましたが、アメフトと区別するためにアメリカ
ではサッカーと呼ばれ、日本でもその影響を受けることになった
ようです。
これから1ヶ月にわたって繰り広げられる、各国のプライドを
懸けたサッカー(フットボール)の戦いは、どのように繰り広げ
られていくのでしょうか。
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