【退職】自己都合の退職扱い? ~長時間残業あり離職

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   退職金制度の見直し方セミナー  
       【東京】 平成30年10月10日(水) 13時30分~16時30分
       【東京】 平成30年12月12日(水) 13時30分~16時30分
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       【Webセミナー】平成30年9月11日(火)13時30分~16時30分
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  退職金制度は、こんな方法があったのか!と思わずヒザを打ちます。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2018年7月25日号 VOL.3666
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「お母さんは、坊やにこれを食べてもらいたいんだよ」
(続きは編集後記で)
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 【退職】自己都合の退職扱い? ~長時間残業あり離職
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Q.時間外労働の上限規制が話題です。月100時間未満、複数月
  平均80時間を限度とすることなどが示されているようですが、
  現在、時間外労働を理由に退職したときに、失業給付はどう
  なるのでしょうか。
   
(中川コメント)
A.月45時間超で上乗せも
  労働基準法の時間外の上限規制は、平成31年4月(中小企業
    は平成32年4月)から施行の方向で審議中です。時間外労働
  時間の上限は、月45時間、年360時間を原則とし、ご質問の
  月100時間未満等は、特別の事情がある場合の「例外」となり
  ます。
  雇用保険ですが、離職の理由により、特定受給資格者等と
  していわゆる失業手当の日数が変わってきます。現行におい
    ても、長時間残業を理由に所定の給付日数が上乗せされる
  可能性があります。
  離職の日の属する月の前6ヵ月のうち、1ヵ月100時間超、また
  は2ヵ月連続で80時間超の時間外労働が行われた場合のほかに、
  連続する3ヵ月に月45時間超の時間外労働が行われたことも該当
  するとしています。
  こちらの時間数は、限度基準告示が根拠とされています。今後、
  雇用保険法施行規則の文言だけでなく要件の見直しもあり得る  
  ということになります。  
追伸
 働き方改革の法案成立で、同一労働同一賃金、残業の規制強化を
守らなければならなくなりました。違反は罰則つきの強烈な法律です。
今から取り組まないと間に合いませんよ。
下記のセミナーへの参加を推奨します。
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 「同一労働同一賃金と残業規制強化への対応」セミナー 24,000円(税別)
【東京】 9/14(金)/10/12(金)/10月24(水)/12/12(水)
    13時30分~16時30分(3時間) 
→   http://nakagawa-consul.com/seminar/109.html
【web】 9/25(火)/9/27(木)/10/9(火)/10/17(水)/10/30(水)
    13時30分~16時30分(3時間) 
→   http://nakagawa-consul.com/seminar/109_web.html
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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「お母さんは、坊やにこれを食べてもらいたいんだよ」
私の講習会に参加したある聴講者の話だが、彼は、いつも自分の幼い息子の
ことを心配していた。
その子がひどい偏食で、とてもやせていたのである。世間の親の例にもれず、
彼は妻と一緒になって小言ばかり言っていた。
「お母さんは、坊やにこれを食べてもらいたいんだよ」
「お父さんはね、坊やがからだの立派な人間になってもらいたいんだよ」
こう言われて、この予が両親の願いをきき入れたとすれば、それこそ、
ふしぎだ。
30歳の父親の考え方を三歳の子供にのみこませようとするのは無理だという
くらいのことはだれだって知っている。
にもかかわらず、この父親は、その無理を通そうとしているのだ。
馬鹿な話だが、その馬鹿さ加減に、彼も、やっと気がついて、こう考えて
みた。
「いったいあの子は、何を一番望んでいるだろうか。どうすれば、あの子の
望みと私の望みを一致させることができるだろうか」
考えればわけのないことだった。
子供は三輪車を持っており、それに乗って家の前の舗道で遊ぶのが大好き
だった。
ところが、二、三軒となりに手におえない悪太郎が一人いて、そいつが、
三輪車を取り上げ、わがもの顔に乗りまわすのである。
取り上げられると、子供は、わっと泣き出して母親のところへ帰ってくる。
母親は、早速とび出して、三輪車をとりもどしてやる。
こういうことが、ほとんど毎日のようにくりかえされていた。
この子は、何を一番望んでいるだろうか?
シャーロック・ホームズをわずらわすまでもなく、考えてみれば、
すぐわかる。
彼の自尊心、怒り、自己の重要感、こういった内心の強烈な感情が彼を動か
して、その悪太郎を、いつかはこっび
どくやっつけてやろうと決心させていた。
「お母さんの言うものを何でも食べさえすれば、今に、坊やはあの子よりも
強くなるよ」
父親のこのことばで、偏食の問題は、たちまち消えてしまった。
子供は、その悪太郎をやっつけたいばかりに、何でも食べるようになったので
ある。
(「人を動かす」より D・カーネギー 山口博訳 創元社)
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