【解雇】あっせん事例

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「ムダなく!」「ラクに!!」エクセルで年休管理 10,000円(税別)
最低でも5日の消化義務に対応するために見直しをしましょう
【東京】 9/18(水)13時30分~15時30分(2時間) 
【東京】12/ 5(木)13時30分~15時30分(2時間) 
→   https://nakagawa-consul.com/seminar/112.html
【web】  11/15(金) 14時00分~16時00分(2時間)
【web】  12/11(水) 14時00分~16時00分(2時間)
→   https://nakagawa-consul.com/seminar/112_web.html
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年次有給休暇の付与を4月1日とか、1月1日に統一していませんか?
そんなことをしていたら、法定以上の有給を取られてしまいます。
入社後半年を経過しますと、一定の要件を満たすことでほとんどの労働者に
年次有給休暇の権利が発生します。
しかしながら個々それぞれの年次有給休暇の基準日で管理することは、
管理をしていく上で事務が煩雑になりがちです。
かといって、年1回の全体での統一基準日を設けた場合は、管理しやすく
なるものの労働者に不利にならないよう基準日を設ける必要があるため、
会社からするとロスが大きくなります。
そこで、中川式賃金研究所としましては「ロスを少なく・管理はラクに」を
モットーに、年12回の管理方式を提案します。
これまでの年休管理があまりうまくできておらず、管理方法の見直しを
お考え中の事業所の皆様向けのセミナー内容になっております。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行:中川式賃金研究所 中川清徳  2019年9月1日号   VOL.4239
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戦略的計画立案のポイント
(続きは編集後記で)
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【解雇】あっせん事例
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申請概要
申請人X(労働者)は、2年前より病院にて受付業務を担当していたが、
10月10目、被申請人Y(事業主)である院長より11月初日付の解雇予告を
受けた。
解雇理由は、
(1)遅刻が多いこと
(2)患者に対しての誠意の欠如
(3)他の従業員との相互協力の欠如
(4)職場異動の拒否
の4点(いずれも被申請人である病院が発行した解雇理由書に記載。)
Xは、Yが挙げた解雇理由はいずれも事実無根であり解雇は不当なものであ
るとして和解金40万円(12月支給予定だった賞与相当分として賃金2力月
分相当額)の支払いを求めあっせんの申請を行った。
あっせんの内容
被申請人Yは当初「事業場における賞与の支払基準、申請人Xの勤務状況等
から、Xに対して賞与を支払うわけにはいかない旨を強硬に主張していた
ものの、あっせん委員より
「本件は懲戒解雇ではない」
「勤務評定ゼロはあり得ない」
「解雇の正当不当にかかわらず賞与債権は発生する」
等指摘の上再考を促したところ、Yはこれをいったん固辞したものの「他
の労働者との兼ね合いもあるが、和解金としての支払いには応じようと
考えている」と、その主張を軟化させた。
その後、個別の面談、電話連絡等により、紛争当事者双方から主張を聴取、
和解金額について段階的な調整を行うことにより双方の歩み寄りを促進した。
あっせん委員が、紛争当事者双方の申立に食い違いがあり事実認定が困難
であることから、Yが主張するような解雇の正当牲を確認することが困難
である旨を説明した上で解決金額の譲歩を説得したところ、Yは「Xは
当初30万円の主張をおそらく賃金1月分の20万円と妥協した。当方も、当
初ゼロとしたものを、10万円まで妥協した。あっせんとは両者の歩み寄り
だと理解しているので、中間の15万円であれば支払う」旨を申し出た。
あっせん委員が、XにYの主張を伝え、意向を確認したところ、Yの主張する
額での合意を了解した。
結果
被申請人Yが申請人Xに対し15万円を所定期日までに支払うことで、紛争
当事者双方の合意が成立した。また、その旨を記載した合意文書を作成
した。
(中川コメント)
あっせんとは、都道府県の労働局が紛争の解決に関与することです。
紛争は示談が成立しなければ、裁判で争うことになりますが、費用と時間が
かかりすぎることからできた制度です。
示談が成立しなければ、労働審判や地方裁判所で争うことになります。
争いを避けるためには下記のセミナーが参考になります。
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■ 社員と、もめごとを起こさない就業規則の作り方セミナー  
    【東京】 9月13日(金)10時~16時30分 38,000円(税別)
    【東京】12月 6日(金)10時~16時30分 38,000円(税別)
       https://nakagawa-consul.com/seminar/005.html
    【Web】 11月27日(水)10時~16時30分 38,000円(税別)
      https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
このメールに返信メールでお願い申し上げます。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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社名:
役職名:
氏名:
質問、感想、意見(フリー記入)
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    編集後記      
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戦略的計画立案のポイント
戦略
的計画立案のポイントは、私と部下とのすり合わせ作業にありました。
このすり合わせで何度もプライオリティや納期、効率化について議論する
機会を得られます。そのため、自然と「自分の業務は、課全体にとってど
んな意義があるのか」「会社にとってどんな意味があるのか」を改めて認
識するようになるのです。
計画立案をするごとに、課全体、あるいは会社全体の仕事を見るようにす
るクセが、一人ひとりにつき始めました。
繰り返しになりますが、仕事の風景も、上からでなければ見えないことが
あります。
そうした鳥轍力を、自然と共有できるようになった、というわけです。
この仕事は何のためにあるか。1年間で何を成し遂げたいか。目的を計画に
ブレークダウンするときは、「何を捨てるか」を先に考えるのが大事です。
「TO DOリスト」を作る前に「NOT TO DOリスト」を作るのです。
これを繰り返すうち、あなたは高い視座と広い視野を手にした、優れた戦
略家の道を歩き始めることになるはずです。
(すぐ動くのはやめなさい 佐々木常夫著 青春出版社刊)
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    ご注意      
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