[競業避止] 同業他社への転職を禁止したい

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発行者: 中川清徳  2020年6月18日号          VOL.4528
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会社は私のことを正当に評価してくれない
(続きは編集後記で)
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[競業避止] 同業他社への転職を禁止したい
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退職者が市内の同業他社に就職することを禁止したいのですが
どうしたらいいですか?

業種、仕事内容などが分かりませんので、明確な回答はできません。
判例などから一般的な回答をします。
職業選択の自由が憲法で認められています。
したがって、同業他社への転職を禁止することはできません。
判例ではほぼ、会社が敗訴しています。
判例で会社が勝訴した珍しい事例があります。
家電量販店店長が同業の量販店に就職しました。
その店長は同業者に就職しないという誓約書まで書いていたのにです。
店長であれば、会社の営業秘密を持っていますので、ライバル
会社にそれを持って行かれたのではたまったものではありません。
結果的に会社は勝訴しました。
損害賠償金は数百万円だったので、割に合わない勝訴です。
この判例が示すように、重要な営業秘密を持つ管理職、営業職、
研究職などに対して、同業他社への転職の禁止は可能です。
そうでない一般社員にたいして同業他社への転職を禁止することは
訴訟になると確実に敗訴します。
結論としては、管理職などに限定して同業他社への転職を禁止する
程度であれば可能ということです。
(中川コメント)
転職する場合、習性として同業を選択することが多いです。
腹立たしいでしょうが、あきらめましょう。
逆に御社にも同業社からの転職者を採用していますよね。
お互い様ですね。
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編集後記      
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会社は私のことを正当に評価してくれない
「会社は私のことを正当に評価してくれない。こんな会社やめて
やる!」
このフレーズはよく耳にします。当然、公式の場ではありません。
人間はすべて自分のことを評価してほしいと願っています。
ここでは「評価されていない」と嘆く部下への対応を見ていきます。
「正当に評価されていない」と嘆く部下は、おしなべて自己評価が
低いです。
自己評価の低い人の特徴は、
「どうせ私なんかの意見は...」「どうせ私の企画なんか...」
と言葉のはじめに「どうせ」が入る人。
「○○さんはいつも評価され...」「○○さんばかり褒められ...」
他者との比較でいつも自分を劣位に追い込む人。
これらの人を勇気づける方法で一番効果的なのは、
王道ですが良いところを見つけて「褒める」ことです。
たとえ、上司といえども、完璧ではないので、部下を褒めるのは、
エネルギーを使います。自分のほうがはるかに頑張っているのに、
部下に頑張ってるねと、本心から言えないこともあるでしょう。
無理して部下を褒める必要はないと思います。
ただし、褒めるだけの余裕があればぜひ実行してください。
ここで大切なのは、口先の言葉では効果がありません。
本当に良いところを認めて、褒めてあげてください。
私がお勧めする方法は、部下の良い変化をキャッチする方法です。
なにげない変化を褒めるのです。
(100回言ってもできないダメ部下を動かす上司の言葉 横山信治著)
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