賃金制度の診断

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2021年3月7日
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◆心にビタミンいい話 心にビタミンいい話
「信用」はお金で買えるだろうか(その一)
「『心の師』の驚くべき決断」
志賀内泰弘
(続きは編集後記で)
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[テーマ] 賃金制度の診断
[価 格] 20万円(税別)
[成果物] 診断書+Zoom解説 20ページ以上
[申 込] https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/wage_system.html
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または、下記のご記入のうえ、そのまま返信してください。
*********** 申込み書***********************************
社 名
役職名
氏 名
郵便番号
所在地
電 話
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「継続は力なり」はウソです
「継続は力なり」といいます。
繰り返し、同じことを3年、10年と続けていればそれが大きな成果を生むと
いうことです。
美しい言葉ですね。
努力をして苦節30年、この人を見よと大勢に方から尊敬を受けている方が
たくさんいます。
たしかに、続けているとある水準に達することは達するでしょう。
ご存じでしょうか?
ゴルフのトッププレーヤにもコーチがいることを。
プロ野球もそうですね。高校野球、大学野球でずば抜けた素質と実績のある
選手がプロの道に進みます。
子供の頃から天才と言われた選手達。
でも、プロ野球にはコーチがいます。
天才と言われた選手にもちゃんと指導者がいるのです。
中川は、小学校、中学校の運動会が大嫌いでした。
それは走るのが遅かったからです。
一度も4位以上になったことがありません。
自慢できませんが運動神経は鈍いのです。
運動神経が鈍い中川が、ゴルフのコースに出て2回目で100を切ったと言う
ことは奇跡に近いのです。
その後、ついに80台でラウンドするようになりました。
自慢できる水準ではありませんが、アマチュアで80台はまあまあです。
中川は運動神経が鈍いことが分かっています。
ゴルフは止まったボールを打つのですが難しいスポーツです。
「継続は力なり」は本当でしょうか?
運動神経の鈍い中川が「継続は力なり」を信じて、我流で練習をしていれば
一生100を切ることはなかったと思います。
「継続は力なり」といいますが、我流で継続しても、天才でない限り悪い
クセがついてかえってマイナスになり、死ぬまでチョコレート献上者であり
つづけていたでしょう。
ゴルフのとっかかりは上司から業務命令に近く無理矢理にさせられたもの
です。
「○○日にはコースに行くぞ」と1ヶ月足らずの期限付きで決められました。
そのため、「なにくそ、ここで恥をかくわけにはいかない」なんて今思えば
かわいい反発心がわきました。
仕事が終わってから密かにゴルフ練習場に行き「○○日にはコースにでな
ければならない。今日から毎日練習にくるから教えて欲しい」と頼み込み
ました。
練習場の親父さんは気持ちのいい人で「よっしゃ、まけせとき」と文字通り
手取り足取り教えてくれました。
少ない小遣いをゴルフの練習に全部使いました。
それからも継続的にその親父さんに教えてもらい練習を続けました。
最初は上司にチョコレートを献上していましたが、ほどなく上司は良い
お得意様となりました。
上司の悔しがる姿を見て中川は心の中で叫びました。
「継続は力なり」と。
長々と中川の自慢話におつきあいをいただき、すみません。
何が言いたいかといいますと、「継続は力なり」には前提条件があるという
ことです。
ちゃんとしたことを継続すればちゃんと結果がでる。
しかし、間違ったことを継続すると結果が出ないばかりか、場合によっては
取り返しのつかなくなることがあると。
会社のコストでもっとも高いのが人件費です。
その重要な賃金の決め方が我流であるとどうなるでしょうか?
経営者は悩み、従業員は文句をいい、それをいたずらに繰り返していると、
社長も従業員も不幸です。
このさい、プロに賃金制度の診断を受けて、あなたの会社の賃金制度は
良いのか改善点があるのかを見極めることをお勧めします。
プロの診断を受け、正しいのであれば継続が力になるでしょう。
間違っていたら、軌道修正をして継続するとより良くなるでしょう。
賃金制度について多くの経営者がお困りの内容は次のようなものです。
・年功序列になっているが、その原因が良くわからない
・世間相場と比べてうちの賃金は高いのか低いのかわからない
・社内バランスが取れていないような気がするがよく分からない
・手当がたくさんあるが、それでいいのか分からない
・評価制度がうまく機能していない
・賃金規程に不備があるので法律を遵守した規程を作成したいが、
 どうしたらよいか分からない
賃金制度は100社あれば100通りの賃金制度があります。
よその会社のモノマネではなく、自分の会社にいかに適合しているかが最も
重要なことです。
そのためには、自分の会社の賃金制度の問題点をはっきりさせることです。
賃金制度診断は次のような内容です。
1.社員構成の特長、特色について診断します。
2.労務構成とは年齢、勤続および定着率です。
3.月収、年収が世間相場と比較してどうなっているのか一目で分かる
  グラフを作成し診断します。
4.さらに、個人別に診断します。
  Aさんは世間相場の上の水準であり、Bさんは相場並でありCさんは世間
  相場より低いというように、個人毎の比較をし、一覧表にします。
  一覧表を見た経営者は言葉を忘れてジッと見つめます。
  衝撃的な表のようです。
  賃金は社員間のバランスが大切です。
  月収、年収のバランスがどうなっているか一目で分かるグラフを作成し
  診断します。
  この診断で、うちのどの社員が問題かが明確になります。
5,いろんな手当がありますが、それらが必要かどうか、手当の金額水準が
  妥当かどうかを診断します。
6.評価制度のしくみについて診断します。
どうもおかしいと感じていたことをずばりと指摘され、「やはりそうか」と
疑問点が解消されることが多く、好評の診断項目です。
新賃金制度を作るにあって、今後、なにを目指せばよいのかの方向性を示し
ます。
診断書はカラーで、見やすく、わかりやすい構成になっています。
30ページ以上になります。
診断書は読むだけでも分かるように作成しますが、文字だけでは書き表すの
に限界があります。
診断書を作成のうえ、直接御社にお伺いしてご説明します。
遠隔地(関東を除く地域)の場合は、電話(電話代は弊所負担)、Web会議
で直接ご説明します。
遠隔地でもご希望があれば訪問説明をします。
その場合、別途日当(5万円)と交通費(宿泊費)が必要になります。
お申し込みをされたら、弊所より診断の日程等についてご連絡申し上げます。
ご説明には約2~3時間程度かかります。
[場所]
御社の会議室かご指定の場所 ※モニター、ホワイトボードかスクリーンが必要
プロジェクターは弊所が持参しますが、お持ちであればご提供ください。
弊社で提供するWeb会議を推奨します。
具体的にはお申し込み後に打ち合わせをします。
[対象者]
社長または人事労務担当責任者の方の出席が必須です。
参加人数に制限はありません。
[コンサルタント]
中川清徳 (中川式賃金研究所 所長) 所長が自ら作成説明をします。
[診断料]
診断料 20万円(税別)
診断書はPDFをメールにて送信します。
※請求書も同送します。
お申し込みをお待ちしております。
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    編集後記      
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◆心にビタミンいい話 心にビタミンいい話
「信用」はお金で買えるだろうか(その一)
「『心の師』の驚くべき決断」
志賀内泰弘
 「お金で買えるもの」と聞かれて、パッと頭に浮かぶのは、「物」です。
かばんや貴金属、車や家など、この世に商売として売られている「物」は
お金を支払うことで手に入ります。
では、「心」はどうでしょうか。「人の心はお金で買えない」と言い切れる
でしょうか。例えば、男性が女性を口説こうとする際、高級レストランで
食事を奢り、ティファニーのブローチをプレゼントしたりします。
それで「心」がクラッと来てしまう女性もいるかもしれません。
ということは...「心」をお金で買えるということになります。
 でも、口説かれた女性はこう言います。「どれほど私のことを愛している
か、それをたまたま形にしたのが食事や宝石に過ぎないのよ。物は、愛情の
表現の一つよ。けっして、私だってお金で愛を売るようなことはして
いないわ」と。
 私も、できることなら「心」はお金で買えないと言い切りたいです。
でも、やはり「欲」という俗物を捨てられないので、しばしば相手の「心」
を判断する際に、お金を判断材料の一つにしてしまいます。
 その代表的なものが、「信用」です。例えば、パーティで初対面の人と
話をする時。まずは名刺の肩書きで相手の「値踏み(失礼!)」をします。
もし、誰もが知る大企業に勤めていたら、「信用」度は上がります。
年収は一千万円を超えているかな... などと、「お金」を「信用」判断の
一つにしてしまっているのです。さらに、スーツや靴を見ます。頭髪も
小綺麗にしているか否か。結局、「見てくれ(お金)」という「心」とは
対極にあるもので、「信用」度を測ります。もっとも、それは、最初の
情報に過ぎず、付き合いが始まれば自ずと内面的なことがわかり、
「信用」の基準も変わっていくのですが...。
 さて、私の「心の師」であるO氏のエピソードを紹介しましょう。
「信用」を「お金」で買ったという驚くべきお話です。
 O氏はある時、自分が主催する勉強会の立食パーティで、その日初めて
参加したAさんとグラスを手に立ち話をしていました。名刺交換の後、
たまたま同じゴルフクラブのメンバーだったということが判明し、
旧知の仲のように話が盛り上がりました。
 そこへ、勉強会の古い会員Sさんがやってきました。
「Oさん、ずいぶん話が楽しそうですね。そちらの方を紹介して下さい」
「ああ、いいですよ。Aさんです。同じゴルフクラブで...」
とOさんが言いかけたところで、後ろからパーティの幹事役から声を
掛けられました。
「Oさん、そろそろ中締めの挨拶をお願いします」
「ああ、わかった、すぐに行きます」
AさんとOさんを振り返ると、もう名刺交換をしているので、
「ごめんなさい、失礼します」
と言い、壇上に上がりました。
 さて、それから半年後のことです。古い会員Sさんが、困り果てた顔で
勉強会の月例会にやって来ました。Oさんの顔を見るなり、息せき切って
訴えました。
「この前、あなたに紹介してもらったAさんに詐欺に遭ったんだ。
ひどい人を紹介してくれたものですね」
 Oさんには、咄嗟のことで何のことかわかりませんでした。
よくよく話を聞くと、おぼろげに半年前の立食パーティでのことが思い出
されました。Oさんは言いました。
「Aさんとは、私もあの日が初対面です。どなたが同伴された方かわかり
ませんが、あれ以来、一度もお目にかかっていません。それに、別に、
Aさんをあなたに紹介したつもりもありませんよ」
 それを聞くと、Sさんは青ざめました。
「え!?... そんな」
 Oさんと、Aさんが、あまりにも楽しそうに会話していたので、
AさんはOさんの昔からの親友だと思い込んでしまったというのです。
あのパーティの後、お互いの仕事の話で盛り上がり、海外での合弁事業を
共同で行うことにまで話が発展。ところが、ベトナムに法人登記も済ませ、
工場建設の初期投資をしたところで、Aさんがドロン。音信不通になり、
詐欺に遭ったことがわかったというのです。
「私は、あなたの友達ということで、信用して一緒に仕事を始めたのに...
今さら知らない人だったなんて」
 Oさんは、絶句しました。自分に責任がないことは明白です。
Sさんの早とちり。でも、心が痛みました。自分のことを「信用」して
くれた結果、騙されてしまったのですから。Oさんは、即断しました。
 「わかった。私にも責任がある。私を信用してくれたという責任だ。
被害額全額を私が負いましょう」
 そして、Sさんが戸惑って固辞したにもかかわらず、ポーンとウン百万円
弁償したのです。
 私は、この話を聞き驚きました。そんな必要がないことは、誰もの意見が
一致するでしょう。でも、Oさんは、「お金で信用を買った」のです。
「買った」というと語弊があるかもしれません。「補った」と言い換え
ましょうか。そこまで「信用」というものを大切にしているからこそ、
大金を支払ったのです。そう考えると、「信用」を「お金」で買った
(補った)のではなく、「信用」に比べたら、「お金」なんて比べるに
値しないものだという解釈に違いないのです。でも、頭でわかっていても、
誰にも真似できることではない。
 以後、Oさんは、私の「心の師」となりました。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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    ご注意      
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そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
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