■育児時短給付金を活用するコツ■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月30日 Vol.6106
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■動機は「必ず善」であるという考え方■
(続きは編集後記で)

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■育児時短給付金を活用するコツ■

子育て期はどうしても収入が減りがちです。
特に時短勤務をすると給与が下がり、
家計への不安が大きくなりますよね。

そこで2025年4月から「育児時短就業給付金」
という新しい制度が始まりました。時短で
働いて給与が減っても、その一部を補う給付が
受けられる仕組みです。

例えば共働きで月給30万円ずつのご夫婦の場合。
妻が2時間短縮すると給与は22.5万円となり、
給付金は2万2500円。世帯収入は54万7500円です。

一方、夫婦で1時間ずつ短縮すればどうなるか。
給与はそれぞれ26.25万円で合計52.5万円。
ここに給付金が2人分、合計5万2500円つきます。
結果的に世帯収入は57.75万円と増えるのです。

つまり「夫婦で分担」した方が手取りを減らさず、
しかも給付を最大限活用できる場合があるのです。

中小企業にとっても、社員が安心して働ける制度を
伝えることは離職防止につながります。男性社員に
も積極的に案内することが大切です。

ぜひ「わが社ではどう活用できるか」を考え、
まずは制度の概要を社内で共有してみましょう。

■社内告知文例■
育児のために勤務時間を短くした場合でも、
給与減少を補う「育児時短就業給付金」が
受けられる制度が始まっています。

給付金は時短勤務で減った給与の一部を補い、
世帯収入の減少を抑えることができます。

夫婦で分担して利用すると、手取り収入を
より有利に保てるケースもあります。

対象は「2歳未満の子を養育する社員」です。
詳細は人事・総務にご相談ください。
個別対応をいたします。

家庭と仕事を両立するために、ぜひ制度を
積極的にご活用ください。

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編集後記
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■動機は「必ず善」であるという考え方■

アドラー心理学では「人の動機は必ず善」だと
考えます。たとえ行動に問題があっても、その
背後には善意の目的が隠れていると見るのです。

例えば子供が母親と一緒にいたくて癇癪を起こ
すことがあります。行動は望ましくなくても、
「一緒にいたい」という思い自体は善なのです。

職場でも同じです。報告書が不十分でも、そこ
には「役に立ちたい」という動機があるはずで
す。相手の善なる意図を認め、勇気づけること
が関係を良くする第一歩となります。

出典:『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』

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☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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