■懲戒処分は「種類の選び方」が大切です■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年11月14日 Vol.6151
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■国会議員から平社員まで、なぜ日本人はバッジ好き?■
(続きは編集後記で)

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■懲戒処分は「種類の選び方」が大切です■
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社員の問題行動にどう対応するか、悩むことは
ありますよね。つい感情的になりそうな場面で
も、会社として適切な処分を選ばなければ後で
「やりすぎだ」と指摘されることもあります。

例えば、無断欠勤が1日あった社員に対して、
いきなり出勤停止を科してしまうと重すぎると
判断される可能性があります。一方、会社の備
品を故意に破損した場合には、けん責だけでは
軽いと受け取られ、再発につながる恐れもあり
得ます。

さらに注意したいのは、本人が「処分が重すぎ
る」と裁判で争ってくるケースです。実は裁判
では、行為の内容と処分の重さが見合っている
かが厳しくチェックされます。処分が過度だと
判断されれば、懲戒が無効になることもあるの
で、会社側も冷静で客観的な対応が求められま
す。

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◆中川コメント
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大切なのは、行為の程度に応じて処分を段階的
に選び、記録を残しておくことです。注意、け
ん責、減給、出勤停止、そして懲戒解雇と、順
を踏むことで判断に一貫性が生まれ、裁判にな
っても会社の説明がしやすくなります。

まずは、御社の懲戒項目が実態と整合している
か、今日から確認してみてください。

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編集後記
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■国会議員から平社員まで、なぜ日本人はバッジ好き?■

多くのサラリーマンにとって、社章は自分がどこの
会社に属しているかを示す小さな証のような存在で
す。会社にいる時は入館証代わりになり、外では一
流企業の社員であることを示す誇りにもなります。
実はこうした「身分を示す習慣」は欧米ではあまり
一般的ではありません。日本では会社への帰属意識
が強く、社章が階級や役割を表す“しるし”として機
能してきた歴史があります。だからこそ、自分の会
社が不祥事を起こすと、そっと社章を外す人もいる
ほどです。それだけバッジに思いを込めている証な
のかもしれません。

出典:『雑学なんでもBOOK』(新星出版社刊)

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