■11月は過労死等防止啓発月間です■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年11月17日 Vol.6154
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■日本人が「義務」と「使命」を重んじる理由■
(続きは編集後記で)
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■11月は過労死等防止啓発月間です■
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毎日の業務に追われていると、つい自社の残業時間を細かく見
直す余裕がないこともありますよね。しかし、長時間労働が積
み重なると、従業員の心身の負担は確実に大きくなっていきま
す。実際に、脳や心臓の病気、強いストレスによる精神障害な
どの労災認定件数は年々増えています。
たとえば「忙しい時期なので、みんな頑張ってくれている」と
思っていたら、ある社員が体調を崩し長期休職になってしまっ
た。そんな話は決して珍しくありません。特に中小企業では代
わりの人材がいない場合も多く、一人の負担が過度に大きくな
りがちです。
まず取り組みたいのは「労働時間をきちんと把握すること」で
す。タイムカードや勤怠アプリなど、方法はどれでも構いませ
ん。実態をつかむことが、長時間労働を防ぐ第一歩です。また、
厚労省のチェックリストを使えば、従業員の疲労度も確認でき
ます。
会社にとっても従業員にとっても、健康はかけがえのない財産
です。せっかくの啓発月間ですから、今の働き方を一度見直し
てみませんか。まずは「今日からできること」を一つだけ始め
てみましょう。
厚生労働省『労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト』
https://www.mhlw.go.jp/content/001084057.pdf
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編集後記
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■日本人が「義務」と「使命」を重んじる理由■
日本では、自分に課せられた役割を「義務」や「使命」として
受け止める文化があります。何ごとも責任を果たそうとする姿
勢が強く、ときに無理をしてでもやり抜こうとします。しかし、
この考え方の背景には、歴史的な価値観が深く関わっていると
言われています。
もともと日本では、家族や地域社会のために働くことが当たり
前とされ、個人よりも全体の調和を大切にしてきました。こう
した生活習慣が長く続いた結果、「任されたことはやり遂げる」
という思いが自然と根付いたのです。現代になっても、この感
覚が私たちの行動に影響しています。
一方で、過度な使命感は心身の負担にもつながります。責任感
が強い人ほど、自分を追い込んでしまうことも少なくありませ
ん。だからこそ、「義務」や「使命」の良さを大切にしつつも、
自分の心と体を守る視点が必要なのだと思います。
出典:『働く。なぜ?』 中澤二朗著
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☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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