■治療しながら働く時代へ 会社に求められる職場づくり■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年3月12日 Vol.6268
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■60歳以降の給料、何を基準に決めていますか■
慣例を否定せず、今の制度をどう整理すべきかを考えます
https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html

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■生成AIは「次の言葉を予測する技術」■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■治療しながら働く時代へ 会社に求められる職場づくり■
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社員が病気の治療を続けながら働きたいと
申し出てきたとき、会社としてどう対応すべきか
迷った経験はありませんか。
「休ませたほうがいいのか」
「仕事を続けても大丈夫なのか」
現場では判断に悩むことが多いものです。
これは多くの会社でよくある悩みです。
最近は医療の進歩により、
病気を治療しながら働き続ける人が
増えてきています。
そのため会社側にも
「治療と仕事をどう両立させるか」
という視点が求められるようになりました。
ただし難しく考える必要はありません。
まずは職場として
「相談できる環境」を整えることが
第一歩になります。
Q 社員から治療の相談があった場合、
会社は必ず特別な対応をする必要が
あるのでしょうか?
A 必ずしも特別な制度を
すぐに作る必要があるわけではありません。
まず大切なのは
本人の状況を丁寧に聞くことです。
通院の頻度や体調の変化によって
必要な配慮は変わります。
短時間の通院だけで済む場合もあれば
勤務時間の調整が必要な場合もあります。
状況に応じて柔軟に考える姿勢が
大切になります。
Q 会社として事前に準備しておく
ことはありますか?
A いくつかありますが
特に重要なのは次の三つです。
まず会社として
「治療と仕事の両立を応援する」
という基本姿勢を示すこと。
次に、相談できる窓口を
はっきりさせておくこと。
そして管理職が
相談を受けたときの対応方法を
共有しておくことです。
この三つだけでも
職場の安心感は大きく変わります。
ここで、ある中小企業の
架空の事例をご紹介します。
ある会社で
社員が定期的な通院を
続けながら働くことになりました。
会社は大きな制度変更はせず、
・通院日は勤務時間をずらす
・短時間の通院は時間単位の休暇を利用
という形で対応しました。
また上司には
「体調を優先して相談してほしい」
と伝えるようお願いしました。
すると社員は安心して働き続けることができ、
周囲の社員にも
「相談しやすい会社だ」という
安心感が広がったそうです。
実はこのような小さな配慮が
職場の信頼関係を強くするのです。
Q 会社が一番気を付けるべき点は
どこでしょうか?
A 情報の扱いです。
病気や治療の内容は
とても大切な個人情報です。
本人の同意なく
職場に広げてしまうと
信頼関係が崩れてしまいます。
誰が情報を共有するのかを
事前に決めておくことが
安心につながります。
【ワンポイントアドバイス】
制度づくりよりも先に
「相談していい雰囲気」を
作ることが大切です。
制度があっても
相談できない職場では
実際には使われません。
逆に、相談しやすい職場では
小さな工夫だけでも
十分に支援が機能します。
社員が安心して働ける職場は
会社にとっても大きな力になります。
もし社員が治療をしながら
働くことになったとき、
「会社として何ができるだろう」
そんな視点で一度
職場を見直してみるのも
よいかもしれません。
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【本からの気づきメモ】
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■生成AIは「次の言葉を予測する技術」■
「昔々あるところに……」という書き出しを読むと、
多くの人は桃太郎やかぐや姫など昔話を思い浮かべ
るのではないでしょうか。物語の冒頭だけでも、
私たちは自然に続きの展開を想像しています。
「昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいま
した」と続けば、桃太郎の物語を思い浮かべる人が
さらに増えるでしょう。
そして「おじいさんは山へ柴刈りに……」と続けば、
ほとんどの人が桃太郎の話だと確信するはずです。
次は「おばあさんは川へ洗濯に……」と続くと、
自然に予想できます。
生成AIも同じように、これまでの膨大な文章から
「この流れなら次はこの言葉が続く可能性が高い」
と予測を重ねながら文章を作っています。
つまり生成AIとは、極めて高度な予測装置なのです。
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