■言葉とSNS、社員との距離感を考える■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月29日 Vol.6105
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■「感心しました」と「感銘を受けました」■
(続きは編集後記で)

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■言葉とSNS、社員との距離感を考える■

部下への声かけやSNSでのやり取り。
便利な一方で「誤解を生む」「伝わらない」
そんな悩みを感じたことはありませんか。

例えば「ご苦労様」という言葉。以前は
よく使われましたが、今は「上下関係を
意識させる」として避けられる傾向です。
代わりに「お疲れ様」「ありがとう」が
増えてきています。小さな違いですが、
受け取る側の気持ちは大きく変わります。

また、SNSでは文字だけのやり取りが多く、
「励ますつもりが拒絶に聞こえた」という
事例も報告されています。短い言葉ほど
誤解を招きやすいのです。

中小企業では、社員一人ひとりとの関係が
組織の雰囲気を左右します。声かけ一つ、
メッセージ一つで信頼関係が深まることも
あれば、逆に溝ができることもあります。

大切なのは「どう受け取られるか」を考え、
感謝や思いやりを言葉にすることです。
例えば「助かったよ」「ありがとうね」と
伝えるだけで職場は柔らかくなります。

SNSも同じです。社員に「送信前に一度見直す」
「使わない時間帯を決める」といったルールを
一緒に作ることで、誤解や疲れを防げます。

小さな工夫が職場全体の安心感をつくります。
まずは今日、部下に「ありがとう」と一言、
声をかけてみましょう。

R7.9.27 日経新聞を参考に作成しました。

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編集後記
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■「感心しました」と「感銘を受けました」■

「感心しました」という言葉、実は注意が必要です。
一見ほめ言葉に聞こえますが、「人を評価する立場」
のように響き、目上の人に対しては失礼になることも
あります。

例えば部下や後輩の対応に「感心した」と言うのは
自然ですが、上司や先生に対して言うと、「上から
目線?」と受け取られる恐れがあるのです。

そんなときに便利なのが「感銘を受けました」です。
相手の言葉や行動に深く心を動かされたという意味
になり、目上の人にも安心して使える表現です。

シーンに応じて「先生のお話に感銘を受けました」
「先ほどの対応に敬服しました」と言い換えると、
好印象につながります。

出典:『言いかえ図鑑』( 大野萌子著/ サンマーク出版)

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