【交通費】定期代との精算がややこしい

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    11月に鹿児島でセミナーを開催します      
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久しぶりに東京を離れてセミナーを開催します。
11月は鹿児島市内で開催します。
東京のセミナー参加をあきらめていらっしゃった方はご検討ください。
鹿児島市での次回の開催の予定はありません。

1.就業規則  → http://nakagawa-consul.com/000005.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2011年10月18日号   VOL.930
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消防団員には頭が下がります。

(続きは編集後記で)

 

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 【交通費】定期代との精算がややこしい
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中川 こんにちは。

社長 こんにちは。
   交通費のことで困っています。

中川:どんなことですか?

社長:営業は主に公共の交通機関を使って移動します。
   それで事後に交通費の実費を請求させています。
   ところが、それが正しいかどうかを上司がチェックできません。

中川:どうしてチェックできないのですか?

社長:10人の部下の細かな交通費を調べるような時間はありません。
   だからノーチェックなのです。
   経理もお手上げ状態です。

中川:チェックする時間がもったいないですね。

社長:それをいいことに交通費を不正申請しているらしいのです。

中川:ありえますね。

社長:もう一つ問題なのは会社は定期代を通勤費として
   払っています。
   その区間の交通費の申請をすると二重払いになります。
   これも把握が難しいのです。

中川:いろいろ問題が起こるものですね。

社長:なにかいい方法はありませんか?

中川:交通費精算システムを使ったらどうですか?

社長:交通費精算システムはソフトですか?

中川:ASPが主流ですがソフトもあるでしょう。
   しかし、交通料金の更新などが必要なので
   ASPがいいと思います。

社長:ASPとな何ですか?

中川:ビジネス用のアプリケーションソフトをインターネットを
   通じて顧客にレンタルする事業者のことです。
   ネットに接続できる環境であればソフトなしで
   交通費が精算できるのです。

社長:へえ、そんな時代なのですか。

中川:営業マンも交通費の精算は面倒なものです。
   メモをするかネットで検索して料金を確認します。
   まして、定期代と重複する区間は複雑に
   なります。

社長:そうですね。

中川:で、交通費精算システムを使えば、営業マンが   
   交通区間を入力するだけで自動的に
   交通費を計算してくれます。
   営業マンは助かります。

社長:でも、定期代はどうですか?

中川:定期代は除いて計算してくれます。

社長:へえ、そうなっているのですか。
   便利ですね。

中川:これだと不正も起きにくいし、手間が省けて
   人件費の節約になります。

社長:その交通費精算システムはどうすれば使えるようになりますか?

中川:「交通費精算システム」とネット検索してください。
   複数の業者があることがわかります。
   自社にあった業者を選ぶことです。

社長:早速検討します。

(中川コメント)

営業マンの残業時間に交通費の精算が多くなっていることがあります。
ITの時代です。
ITを有効活用しましょう。

 

今日はここまで。では、またあした。

 

 

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見直しのポイントは、
1.社員と、もめごとを起こさない予防策が織り込んであること
2.問題社員に「ビシ!」と言える作り方をしていること
3.権利ばかり主張する自分勝手社員に毅然とした態度ができること
です。
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    編集後記      
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消防団員には頭が下がります。

消防団員とは非常勤特別職の地方公務員。
別に本業がある人が多く、年平均報酬は2万5475円(2008年)、
出動手当は1回平均3356円。
活動中に死亡した団員の遺族には消防団員等公務員災害補償等共済基金から
給付金が支払われます。
10年の全国団員数は88万人余。
00年より6万7000人減った。
(読売新聞 10月17日より)

報酬はボランティアに近い金額ですね。
活動中に死亡したら遺族にどのくらいの補償があるのか気になります。

では、また明日お会いしましょう!!

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