【継続雇用】継続雇用の条件を変更したい

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    11月に鹿児島でセミナーを開催します      
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久しぶりに東京を離れてセミナーを開催します。
11月は鹿児島市内で開催します。
東京のセミナー参加をあきらめていらっしゃった方はご検討ください。
鹿児島市での次回の開催の予定はありません。

1.就業規則  → http://nakagawa-consul.com/000005.html
2.賞与制度  → http://nakagawa-consul.com/000003.html
3.退職金制度 → http://nakagawa-consul.com/000004.html
4.賃金制度  → http://nakagawa-consul.com/000002.html

 

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2011年11月7日号   VOL.948
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国会議員が大臣になると給料は2人分?

(続きは編集後記で)

 

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 【継続雇用】継続雇用の条件を変更したい
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中川 こんにちは。

社長 こんにちは。
   Aさんには困ったものです。

中川:何があったのですか?

社長:Aさんは現在61歳です。
   定年後、継続雇用で働いています。

中川:それで?

社長:Aさんとは半年契約の更新としています。
   更新をする基準を条件として決めていなかったのです。

中川:はい。

社長:年休を全部使ってしかも欠勤が多いのです。
   あきらかにヤル気がない。
   だから更新したくないのです。
   来月が契約更新となります。
   その前に、欠勤が多い場合は契約を更新しないと
   就業規則を変更したいのです。
   そしてAさんは欠勤が多いので更新しないと言うのです。
   それで問題ありませんか?

中川:問題があります。

社長:どんな問題ですか?

中川:Aさんは次回も契約を更新でいると期待していますよね?

社長:Aさんはそうでしょうが、欠勤が多く会社に迷惑をかけているので
   いりません。
   本人も欠勤が多ければ契約を更新してもらえないのではないかと
   気づいて欲しいものです。

中川:それは心構えの話です。
   契約期間中に就業規則を変更して、Aさんは継続雇用の条件を
   満たさないから更新しないとするのはダメです。

社長:どうしてダメなのですか?

中川:後出しジャンケンだからです。

社長:はあ?

中川:契約更新の直前になって
   「欠勤が多い場合は契約を更新しない」
   と就業規則を変更したとします。
   それでは話が違うでしょう?
   それなら最初からその条件を提示しておかないと
   だまし討ちのようなものです。

社長:ムムム。
   どうすればいいですか?

中川:次回の雇用契約の更新の時に次回からは欠勤が多い場合は
   更新しないと雇用契約書に明記するのです。
   また、就業規則もその時期に合わせて変更するのです。

社長:でも、辞めてもらいたい。

中川:それならAさんと話し合うことです。
   Aさんが納得すればそれでいいです。

社長:納得しない場合は?

中川:更新することです。
   それから欠勤しないように注意をしましょう。

社長:わかりました。

(中川コメント)

継続雇用の更新の条件は就業規則に明記しておきましょう。
今回は欠勤だけ触れましたが、無断遅刻や仕事のミス、始末書の
提出回数なども更新条件に入れましょう。
そのような条件は事前に該当者に周知していないと会社が不利になります。

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今日はここまで。では、またあした。

 

 

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    就業規則の見直しをしましょう      
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見直しのポイントは、
1.社員と、もめごとを起こさない予防策が織り込んであること
2.問題社員に「ビシ!」と言える作り方をしていること
3.権利ばかり主張する自分勝手社員に毅然とした態度ができること
です。
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    編集後記      
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国会議員が大臣になると給料は2人分?

たとえどんな国務大臣であろうとも、
給料がもらえるわけではありません。
国会議員の給料、いわゆる歳費は月額で137万5000円。
期末手当、いわゆるボーナスが718万円。年収はざっと2400万円です。しか
し大臣の給料は総理大臣で月に222万円、国務大臣で162万6千円です。
これに期末手当や文書交通費など諸々の手当を含めると
年間でなんと総理大臣が4165万円で国務大臣
は3041万円!
やっぱり2人分?というわけではなく、大臣の
お給料は議員の歳費に大臣手当が加算して支払わ
れるからです。やはり大臣ともなると高給取りだ
と感心してもいられません。大臣のお給料は私た
ちの税金ですぞ。議員の皆さん、しっかりとお仕
事をしてくださいね。

(おもしろ雑学552より)

では、また明日お会いしましょう!!

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