【人事考課】内容を開示するべきか?
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年2月20日号 VOL.1055
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雪焼け、が、普通の日焼けより落ちにくいのは?
(続きは編集後記で)
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【人事考課】内容を開示するべきか?
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中川:こんにちは。
社長:そろそろ人事考課をする時期になりました。
中川:月日の経つのは早いですね。
社長:で、いつも悩んでいることがあります。
中川:どんなことですか?
社長:人事考課の結果を本人に伝えるべきかです。
中川:今は、伝えていないのですね。
社長:伝えていません。
それでは本人は分からないのでがんばりようがないですよね?
伝えた方がいいのでしょうか?
中川:伝えたいけどと迷っている理由は何ですか?
社長:本人に直接言うのがいやだからです。
中川:どうしていやなのですか?
社長:低い評価を伝えた場合イヤな顔をされますよね。
イヤな顔を見たくないのです。
中川:イヤな顔を見たくなければ伝えなければいいですよ。
社長:そう簡単に断言しないで。
でも、伝えなければ伝えないで問題がありそうな...。
中川:どんな問題がありそうですか?
社長:高い評価をした人はどの程度に評価されたか
分からないので不満を持つかもしれませんし。
中川:では、伝えればいいでしょう。
社長:いやいや、そう断言しないで。
悩んでいるのですから。
参考になる話をしてくださいよ。
中川:そうですね。
人事考課表はありますか?
社長:あります。
中川:人事考課表は社員に開示するほうがいいでしょう。
社長:どうしてですか?
中川:自分がどのような観点から評価されているかを
知ると安心します。
社長:逆に文句が出ませんか?
中川:どんな文句ですか?
社長:評価の仕方がおかしいとか、自分の評価を教えて欲しいとか。
中川:ありえますね。
でも、案ずるより産むが易しといいます。
文句はあまり出ないと思いますよ。
社長:そんなものですか。
中川:たくさん従業員がいれば文句を言う人はいるものです。
それがイヤで開示しないのは本末転倒でしょう。
文句がでることは覚悟するのです。
社長:では、人事考課表は開示するとして、効果結果は伝える
べきでしょうか?
中川:伝えるべきです。
社長:どうしてですか?
中川:社長は従業員にがんばってもらいたいのでしょう?
社長:それは当然でしょう。
中川:会社の評価を本人に伝えなければ今のままの仕事ぶりで
いいのだと思いますよ。
がんばってくれませんよ。
社長:なるほど。
評価の高い人は伝えやすいですが悪い人には伝えにくいです。
中川:イヤな顔を見たくないのでしょう?
社長:そうです。
中川:じゃあ、伝えるのをやめましょう。
その代わりがんばりませんが。
社長:うーん。
中川:がんばってもらいたいがイヤなことを言って、イヤな顔を
されるのがイヤだと言いたいのですね。
それは虫が良すぎます。
社長:うーん。
中川:いい人と悪い人は伝えやすいです。
評価結果を伝えるのに苦労するのは、普通の評価の人です。
社長:え?
意外なことを言いますね。
どうしてですか?
中川:可もなく不可もなしと伝えられてがんばり気になります?
社長:そう言われればそうですね。
どのように伝えるといいですか?
中川:普通の評価の人でもがんばってくれた点があるでしょう。
それを認めるのです。
認められると、さらにがんばろうという気になります。
社長:なるほど。
(中川コメント)
人事考課表は開示すべきです。
人事考課結果を本人に伝えるべきかは社風によります。
評価結果を伝えることで職場の雰囲気が損なわれるような場合は
伝えるべきではありません。
評価結果も本人に伝えると、数回は問題やトラブルの起きるでしょう
が、そのうち、評価結果を開示するのが当たり前の社風になります。
案ずるより産むが易しといいます。
今日はここまで。では、またあした。
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編集後記
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雪焼け、が、普通の日焼けより落ちにくいのは?
同じ日焼けでも、夏の日焼けが短期間で落ちるが、冬の日焼けはなか
なか落ちない。
雪焼けのほうが落ちにくい理由の一つに、太陽光線に対する肌の慣れ
の問題がある。夏場は皮膚が紫外線に慣れているので、その分、肌に十
分な抵抗力があり、日焼けしても元に戻りやすいのだ。
一方、冬は、肌が太陽光線に慣れていないうえ、新陳代謝が鈍くなっ
ているので、雪焼けは落ちにくいというわけだ。
(話題のツボをおさえる本より)
では、また明日お会いしましょう!!
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