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社長、上司が「あの人はすごい！」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年　人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者：　中川清徳 　2019年11月28日
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へぇ～、サラリーマンをしながら

（続きは編集後記で）

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１．従業員代表の選出方法
２．年休5日付与が義務づけられました
３．試用期間の困ったさんをどうしたらいいか
４．労基署の臨検でビクビクしない会社になろう
５．36協定がなければ残業をさせられない
６．ハラスメント対策はトップのメッセージで
７．人を増やして倒産を免れる
８．介護で離職されるのはソン
９．役職手当・固定残業手当の改善
１０．求人対策

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　　　　編集後記 　　　　　
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◆心にビタミンいい話　　　　　　　
あの時、励まされた「たった一言」(その3)　　
「『頑張ろう！』と心に誓った『あの日』の言葉」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　志賀内泰弘

デビューおめでとうございます

　たった一店舗、私を温かく迎えてくれたお店がありました。三省堂書店・
 名古屋高島屋店さん。名古屋で最も大きい書店です。男性店員のＮさんは、
 私の名刺を恭しく受け取り、「へぇ～、サラリーマンをしながら、すごい
 ですね。デビューおめでとうございます。地元の作家さんは応援しなくて
 はいけないので、五十冊注文させていただきます」(え?!)何かの間違い
 じゃないのか。私は、初めて厚遇されたことで、反対に戸惑ってしまいま
 した。良くても「じゃあ、三冊置いてみようか」というのが普通です。

　その数日後のことです。再び、Ｎさんにお礼に訪ねると、こう言われま
 した。「よく売れていますよ！本当に新聞のコラムに掲載されましたね。
 朝、起きて朝刊を開いてびっくりしました。『昨日来たあの人の本だ！』
 と。これは売れると判断し、取次店を通すと時間がかかるので、直接出版
 社に電話をして追加で五十冊送ってもらいました」その機転のおかげで、
 売れに売れました。Ｎさんのお店だけですが...。

甘くはない、出版の世界

　「一冊だけでも、出せたら幸せ」と思っていたのに、欲が出てきます。
そして、ニ冊目、五冊目と本が出ます。なかなか売れない。重版がかかっ
た本もありますが、ベストセラーというわけにはいきません。だんだんと
欲の中身が「ベストセラーを出したい」というものに変わってきました。
売れないことほど、辛いことはありません。くじけそうで、もう書くのが
嫌になったこともあります。そんな中、Ｎさんは、大阪、東京と転勤の
先々のお店で、私の本を応援してくれました。そして、ある時のことです。
東京へＮさんを訪ねた際に、私が「ずっとデビューから応援して下さって
いるのに、ごめんなさい」と謝ると、こう言われました。「私の夢は、
志賀内さんの本をベストセラーにすることです」感激しました。泣けてき
ました。そんなに私のことを想っていて下さったとは。帰りの新幹線で心
に誓いました。「Ｎさんの応援に応えたい。必ず、ベストセラーを出す
ぞ！」と。

　二十一冊目の本「トヨタ№１のおもてなし　レクサス星が丘」（ＰＨＰ
研究所）は、おかげさまでベストセラーになりました。「あの日」のＮさ
んの「一言」のおかげです。

（プチ紳士からの手紙　より　http://giveandgive.com/）
https://www.sanspo.com/geino/news/20190912/prl19091212020108-n1.html
↑　プチ紳士からの手紙　主幹の志賀内泰弘様の新書です。

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