【年金】減額される理由は?

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2011年12月16日号   VOL.987
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選挙速報 なぜ開票率1%でも「当選確実」が出る?

(続きは編集後記で)

 

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 【年金】減額される理由は?
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中川:こんにちは。

社長:年金が減額されるという記事がありました。
   減額されたら年金受給者は困るでしょう。

中川:社長も年金をもらえる年齢ですが。

社長:私は収入が多いから年金をもらうのはあきらめています。

中川:いいですね。高額所得者は。

社長:社長を引き受けてくれる人がいたら喜んで代わってもらいます。
   悠々自適の年金暮らしがしたいものです。
   後継者が...。

中川:年金の減額の話でしたね。
   そもそも今支給している年金は払いすぎなのです。

社長:でも、年金だけでは食っていけないと聞いています。
   払いすぎということはないでしょう。

中川:国民年金で月額6万円くらい、厚生年金は月額10万円くらい(実態は
   3万円前後は多いような気がします)ですから
   金額は多すぎません。

社長:なのに、払いすぎだからとさらに減額するのですか?

中川:年金は物価に連動してアップダウンすることが法律で
   決められています。
   最近物価は上がっていますか?

社長:物価と連動するのですか。
   そう言われれば、デフレ時代と言われていますのでむしろ
   物価は下がっていますね。

中川:そうです。
   だから物価が下がったらそれにしたがって年金を下げるのは
   法律通りなのです。

社長:新聞には3年かけて解消とありますが、どうしてそんなに
   ゆっくりと下げるのですか?

中川:これは歴史があります。
   過去に何年も物価が下がったので本来は法律通り年金を
   下げなければならないのですが特例措置をして年金を下げなかったのです。
   それがつもりに積もっているのです。

社長:へえ、どのくらい積もっているのですか?

中川:本来の水準より年金額が2.5%高くなっています。

社長:えーと、月額年金を6万円とすると2.5%は1500円ですね。
   牛丼が5杯ですか。

中川:へえ、社長は牛丼屋には出入りしないのかと思っていました。

社長:早くておいしい、しかも安いですから。
   1500円減額されるとちょっときついでしょうね。
   牛丼屋が不景気になりますね。

中川:牛丼の行く末を心配している...。
   話を戻しまして
   だから、いきなり下げたら困るだろうから3年かけて徐々に下げるのです。

社長:そうですか。

中川:年金の財源が乏しくなったことも下げる要因となっています。

社長:私は生涯現役でがんばろうかな。

中川:あれ?
   年金で悠々自適では?

社長:年金の額を聞いたら悠々自適(ゆうゆうじてい)ではなく
   汲々自壊(きゅうきゅうじかい)となりかねませんから...。

中川:汲々自壊ですか。
   今年の流行語大賞に選ばれますよ!

社長:...。

(中川コメント)

年金の減額はまだ決定されていませんがその方向です。

以下は12月15日の日経新聞の抜粋です。

「来年度から年金減額、3年間で 民主、社会保障改革で大枠

 民主党は14日、社会保障と税の一体改革調査会(細川律夫会長)の総会を開き、
一体改革素案の社会保障部分に関する骨子について議論した。
過去の特例で本来よりも高くなっている年金について2012年度から3年かけて
減額する政府案を了承した。
負担を巡る大きな争点だった年金減額の方針が決まったことで、
政府と民主党の意見対立は小さくなり、改革案の大枠が固まった。

 

今日はここまで。では、またあした。

 

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    編集後記      
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選挙速報 なぜ開票率1%でも「当選確実」が出る?

開票率がわずか1%や、O%の段階で、当確が伝えられることも
ある。そんな状態で、結果がわかるのだろうか。
そもそも当選確実を打つかどうかは、各テレビ局の独自の判断によるもの。
テレビ局では、事前に世論調査をして候補者の票読みを行なう他、市町村レベル
での選挙管理事務所への取材、投票所での出口調査などを総合して、当選確実の判
断を早めに出すのである。
各局が「当選確実」を早く出すことにこだわるのは、視聴者が知りたい情報を伝
える(ニーズに応える)という報道の使命が背景にあってのこと。「いかに早く、
しかも正確に「当選確実』を出すか」にしのぎを削っており、まさに局の威信をか
けた総力戦であるといっていい。
もっとも、どれだけノウハウを駆使して票読みを行なっても、それがあくまで
"予測"であることに変わりはない。
当選確実が出た候補者の喜びの声を生中継したものの、最後の最後になって、対
抗の候補者の得票数が伸び、先の候補者が落選するという「どんでん返し」が起こ
ることもあるのだ。

(雑学裏事情おもしろ事典 より 王様文庫発行)

では、また明日お会いしましょう!!

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