【健康診断】全員受けさせなければならない

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年4月17日号   VOL.1105
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鼻づまりの鼻の状態は?

(続きは編集後記で)

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 【健康診断】全員受けさせなければならない
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   昨日の話でパートタイマーにも定期健康診断を受けさせなけれ
   ばダメなことは分かりました。
   
   ところで、よその会社の実態はどうなのですか?

中川:よその会社と比べてどうしますか。
   よその会社がどうであれ、定期健康診断は全員受けさせなければ
   いけません。

社長:それはそうですが、参考までに。

中川:残念ながら事業所の規模が小さいほど受診率が低いです。

社長:どんなふうになっているのですか?

中川:300人以上の事業所 100.0%
   100~299人事業所  99.7%
   50~99人事業所   98.1%
   30~49人事業所   92.6%
   10~29人事業所   82.7%

社長:たしかに、事業所規模が小さいと受診率が低いですね。

中川:就業形態別には
   一般社員     93.4%
   契約社員     82.1%
   パート      49.2%
   となっています。

社長:ありゃ、パートの受診率が極端に低いですね。

中川:そうですね。
   まずは健康診断を全員受診させることですね。
   それから気になる統計が発表されています。

社長:どんな統計ですか?

中川:有所見率が52.5%なのです。

社長:有所見率といいますと?

中川:健康診断書に「要再検」「要精検」など異常値がある
   ことを有所見といいます。

社長:健康でない人が半分もいるということですか。

中川:そうです。
   平成2年頃は24%程度でしたが、毎年有所見率が高く
   なっています。

社長:有所見となった場合、会社では何か対応をしなければ
   ならないのですか?

中川:はい、医師の再診断を受けるように勧告しなければ
   なりません。
   勧告するまでが会社の義務です。

社長:勧告するだけでいいのですか?
   
中川:はい、勧告までが義務です。
   実際に本人が医師の再診断を受けることまでは責任を
   持たなくてもいいです。

社長:なるほど。
   とにかく、パート(短期雇用を除く)を含めて
   全員健康診断を受けさせなければならないことが
   わかりました。

(中川コメント)

 定期健康診断は必ず実施しなければなりません。
本人が拒否しても強制的にしなければなりません。
うっかりするのが、定期健康診断の日に出張をする従業員です。
出張で受診できない場合、後日受診させましょう。

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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鼻づまりの鼻の状態は?

 中井義明・大阪市立大学名誉教授(耳鼻咽喉科)に聞きました。鼻の内
部は鼻中隔という骨で左右を分け、その両側が上中下三段の棚のような
構造になっています。棚の表面は粘膜で覆われ、その下には毛細血管や
鼻汁の分泌腺がたくさん走っています。棚同士の間が空気の通り道(鼻
道)で、その周囲には副鼻腔と呼ばれる空間も四つあります。

 鼻詰まりの原因で多いのは、風邪やアレルギーによって粘膜下の血管
が充血してはれ、鼻道が狭くなるか、急性副鼻腔炎が起き鼻汁が鼻道を
ふさぐケース。鼻中隔が曲がっているか、慢性副鼻腔炎が原因で鼻道に
ポリープ状の鼻茸(たけ)ができても詰まりゃすくなります。

 風邪やアレルギーの場合の即効性の鼻詰まり解消法は、血管を収縮さ
せる点鼻薬を使うことです。薬局で買って下さい。鼻の通りがすぐ良く
なります。ただ、ひんぱんに使うと効きにくくなるので、一日二、三回
までにすること。鼻詰まりが長く続くなら専門医に受診を。棚の一部の
粘膜や鼻茸を切除する、鼻中隔のわん曲を治すなどの治療法があります。

(雑学特ダネ新聞 より)

では、また明日お会いしましょう!!

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