【雑談】応召手当

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年9月10日号   VOL.1250
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1円玉は何をデザインしているのか

(続きは編集後記で)

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【雑談】応召手当
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   何かおもしろい話はないですか?

中川:へえというお話をしましょう。

社長:へえ!

中川:まだ何も言っていません。
   昔は応召手当があったのです。

社長:聞いたことがありませんね。
   どのくらい昔の話ですか?

中川:戦時前から戦時中の話です。

社長:それで応召なんて言葉なのですね。
   なんとなく徴兵を連想しますね。

中川:そのとおりです。
   戦争のために徴兵した家族の生活費を国が支給していました。

社長:そうなんですね。

中川:ところが徴兵のなかには公務員や大企業社員も存在します。
   大企業は徴兵された社員にも給料を全額家族に支給していま
   した。それを応召手当というのです。

社長:国から支給されるのに給料を全額もらえれば家族は
   実入りがいいですね。

中川:公務員の場合は給料から国から支給される扶助手当を控除した
   ものが支給されていました。

社長:つまり、応召手当は官庁公務員と大企業社員だけ支給されていた
   ということですか?

中川:そうです。
   応召手当を支給すべきという法律はありませんでしたが
   自主的に支給していたのです。

社長:大企業は支払能力があるのだからしょうがないかもと
   思います。
   しかし、公務員はちょっと違うような気がしますね。

中川:そうですね。
   それで中小企業や農業などの自営業者からは羨望と
   怨嗟の的になっていました。

社長:うーん。
   戦後になって応召手当こそありませんが、中小企業の
   悲哀を感じることがたびたびあります。

中川:給料の他に福利厚生など大企業は恵まれていますね。

社長:どうしてあんなに高い給料が払えるのでしょうね。
   不思議でしょうがないです。

中川:そうですね。
   一言で言えば労働者の生産性が違うのでしょうが...。

社長:当社の社員は大企業の社員よりがんばって働いていると
   思います。
   しかし、そんなに給料を高く払えません。

中川:そうですか。
   
社長:ぶつぶつ文句を言っても改善されませんから現状で
   がんばるしかありませんね。

中川:がんばってください。

(中川コメント)

 戦争が長引くにつれ大企業も応召手当を全額支給することが苦しく
なったので、減額が議論されたようです。

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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1円玉は何をデザインしているのか

 1円玉は昭和30年に発行されたが、その図案は一般公募によるもので
ある。昭和29年、1円玉(アルミ製)を新たに発行するにあたり、その図
案を初めて一般から募った。2581件の応募があり、京都府の中村雅美さん
(故人)という人の作品(デザイン)が選ばれた。

 それが現在使われている1円玉の図案で、描かれている植物(木)は特
定の木ではなく、生き生きと伸びる若木を表現したものだそうである。
 10円玉にも表に木(葉)が描かれているが、こちらは常緑樹の葉を図案
化したもので、それも特定の木の葉ではない。

(話のネタ・雑学の本 幻冬舎文庫より)

では、また明日お会いしましょう!!

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