【派遣】マージン率とは
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年12月16日号 VOL.1348
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「総スカンを食らう」
(続きは編集後記で)
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【派遣】マージン率とは
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
マージン率を公表しなければならないと聞きました。
どのようなことでしょうか?
中川:ああ、労働者派遣法の改正ですね。
社長:最近、法律がどんどん変わり、ついていけません。
中川:マージン率とは何か分かりますか?
社長:マージンだから利幅のことでしょう?
それを公表したらまずいでしょう。
企業秘密です。
中川:そうですよね。
しかし、従業員には開示する義務が生じました。
社長:どのような内容を開示するのですか?
中川:派遣者する人件費を派遣先で受け取る料金で割った率です。
社長:一人ひとり計算をするのですか?
Aさんは○○%
Bさんは△△%
というように。
そんなことをしたら、従業員が分け前が少なすぎると
不満のタネになるでしょう。
中川:たしかに、従業員は自分の給料と比べると不満がでるでしょう。
公表するのは事業所単位で良いです。
ですから一人ひとりの分け前はわかりません。
社長:実は、うすうす知っていますね。
派遣先からなんとなく聞かされるのでしょうね。
でも、当社が従業員にマージン率を公表するのは...。
中川:しかし、法律で定められました。
社長:いつからですか?
中川:平成24年10月1日以降の最初の事業年度から適用されます。
社長:当社は3月末が決算です。
ということは、来年の4月1日以降となりますね。
中川:ピンポーン!
社長:公表するのは派遣社員だけでいいのですか?
中川:といいますと?
社長:たとえば、総務とかで直接派遣に従事していない人です。
中川:その人には開示の義務はありませんが、公表するので
自然にその情報に触れることになると思います。
なお、来年4月1日以降は新入社員にも開示しなければなりません。
社長:給料には賞与や福利厚生費を含めるのですか?
中川:賞与は含めますが、法定福利費や法定外福利費、教育訓練費など
は含めません。
社長:であれば、マージン率が高くなって会社が暴利をむさぼっている
ように思われますね。
中川:そうですね。
会社は賃金の他に福利厚生費やその他の維持管理費が必要で
あることを教育する必要がありますね。
社長:そうですね。
やれやれ、また手間が増えた。
中川:派遣社員とコミュニケーションがとれる良い機会ですね。
社長:それもそうですね。
(中川コメント)
労働者派遣法が改正になり、マージン率を開示する義務が生じました。
違反すると許可の取消もありえます。
計算方法は厚労省のHPでご確認ください。
マージン率は40%~70%の範囲内になると推測します。
たとえば、20万円の給料の人が、会社は派遣先から40万円もらっていると
知ったら不満に思うことでしょう。
会社は給料の他にもコストが必要なことを説明をして誤解を解く努力が必要です。
弊社で主催している賞与のセミナーまたはDVDはコストについて
触れています。それをアレンジすると説明がしやすいかもしれません。
セミナーは来年6月の予定です。
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今日はここまで。では、またあした。
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ない人間のことです。もう人間の範疇ではない人間。それを、「モン
スター」と呼んでいます。(良い意味でも、悪い意味でも)
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みなさんのまわりを見渡せば、1人や2人、思い当たる人がいるはずです。
深く悩んでも、問題は解決しません
人格障害者にまともに対応していては、膨大な時間を奪われてしまうだ
けです。
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編集後記
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「総スカンを食らう」
総スカンの「総」はすべてという意味。
「スカン」は「好かん=好きになれない」から来ている。最初から
「総好かん」と書いてくれればいいものを、カタカナが混じるとと
たんにわからなくなる。
俗説には「スカン」は「スカンク」のことだというのもある。
臭いスカンクの周りには誰も寄りつかないということだろう。しかし、
こちらの説はギャグ程度に知っておけばいいのではないだろうか。
(日本語のマル得雑学 知的生き方文庫より)
では、また明日お会いしましょう!!
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