【残業】ラッシュを避けて早く出社する

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年12月30日号   VOL.1363
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お国自慢

(続きは編集後記で)

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【残業】ラッシュを避けて早く出社する
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   Aさんについて相談です。

中川:はい、なんでしょうか?

社長:当社は8時30分始業ですが、Aさんは7時30分には出社しています。

中川:はい、それがどうかしましたか?

社長:タイムカードの打刻が7時30分前後なのです。
   時間外を請求されないかと心配なのです。

中川:Aさんが7時30分に出社するのは仕事があるからでしょう?

社長:Aさんは電車出勤なのですが混雑がきらいなのです。
   それで早く出社しているのです。

中川:会社の玄関の鍵はどうなっているのですか?

社長:一番先に出社した人が鍵を開けることになっています。
   だからAさんが開けています。

中川:で、Aさんは出社後、始業時刻まで何をしているのですか?

社長:お茶を煎れて新聞を読んでいます。
   
中川:であれば、時間外労働ではありませんね。
   Aさんはそれを時間外労働と請求してきたのですか?

社長:請求はしてきません。
   Aさんはそんな人ではないと思っています。
   しかし、豹変するかもしれませんし。

中川:それは否定できませんね。
   それより労働基準監督署が監査で指摘する可能性がありますね。

社長:労働基準監督署ですか?

中川:そうです。
   タイムカードの打刻時刻は強い証拠となります。
   Aさんは1時間も早出をしているのに時間外手当を支給していない
   のは賃金不払いだと指摘される可能性があるということです。

社長:労働基準監督署に指摘されたくありませんね。

中川:そうですね。
   労働基準監督署に指摘されると早出している時間帯が労働時間では
   ないことを会社が証明しなければなりません。

社長:Aさんが勝手に出社しているのですから証明しろと言われても...。

中川:なにしろタイムカードという動かぬ証拠がありますから。

社長:Aさんが勝手に出社していると言えばいいのでは?
   それではダメなのですか?

中川:仕事をしていないという証拠が必要です。
   Aさんが自分が勝手に混雑を避けるために出社していると言えば
   労働基準監督署は納得するかもしれません。
   しかし、監督官によっては納得しないかもしれません。

社長:あのう、監督官によって違うのですか?

中川:そうです。
   法律を守るのが監督官の仕事ですが、実務の細部までは
   法律に定められていません。
   監督官の考えで対応が違うことがあるのです。

社長:それでは不平等でしょう。

中川:そう思いますが、それが現実です。

社長:では、Aさんに出社はぎりぎりにするようにと指導する
   しかありませんね。

中川:それもなんだか変ですね。

社長:変ですがしょうがないでしょう。
   お国は監督官によって異なる扱いをするのですから。

中川:早めに出社することは否定すべきことではないでしょう。
   1時間も前からはちょっと早すぎと思いますが
   始業時刻ぎりぎりに出社するよりはいいですよね。

社長:そう。
   ぎりぎりに出社する人が多いのです。
   内心はAさんを見習ってほしいと思っています。

中川:Aさんに、早く出勤するのはかまわないが、タイムカードの打刻は
   始業時刻前にするようにと指導したらどうですか?

社長:なるほど。
   そうしましょう。

(中川コメント)

 始業時刻より早く出社することは従業員の当然の責務ですが、あまりに
早い出社は時間外労働時間か否かが問題視されます。
早く出社しても仕事をしていないのであれば、タイムカードなどの打刻は
始業時刻直近とするように指導をしましょう。

 あなたの会社はどうなっていますか?

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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お国自慢

 スコットランド人のガイドがアメリカ人の観光客を山岳地帯に案内して
いた。ガイドは自慢の山びこを実演してみせた。彼が山に向かって大声で叫
ぶと、四分後にその叫び声が戻ってきた。

「どうですか。スコットランドの山びこ、すごいでしょ?アメリカにこんな
ものありますか?」

 アメリカ人はとぼけ顔で答えた。

「これと比べられるかどうか。おれの国のロッキー山中で、夜寝る前に「朝だ、
起きろ!」と谷底に向かって叫んでおくと、次の朝叫び声が一戻ってくるんだ。
それをおれたちは「モーニングコールやまびこ」 と呼んでいるけどね」

(これが本当のジョーク世界一 より 天満龍行編著 アカデミー出版)

では、また明日お会いしましょう!!

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