【継続雇用】再雇用後の賃金

◆─────────────────────────────────◆
  ■ パートの賃金制度セミナー
     【東京】セミナー開催日 2月20日(火)14時~16時30分
◆─────────────────────────────────◆

パートの賃金制度を研究しませんか?

→  http://nakagawa-consul.com/seminar/055.html

 

☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年1月28日号   VOL.1393
――――――――――――――――――――――――――――――――――

あなたはやっぱり嫌われている?
周りから人がいなくなる
「自語完結型コミュニケーション」

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆
【継続雇用】再雇用後の賃金
◆────────────────────────────────◆

中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   今年の4月から65歳までの義務化が本格化しますね。

中川:そうですね。
   御社は準備ができていますか?

社長:当社は定年が60歳です。
   大手企業では定年は65歳なのでしょうか?

中川:1000人以上の規模で
    62歳定年が 2.0%
    65歳定年が 2.0%
    60歳定年が96.0%
   です。

社長:へえ、大企業もほとんど60歳定年なのですね。

中川:300人未満の規模の会社も同じようなものです。

社長:では、当社も定年は60歳のままとします。
   次に聞きたいのが労使協定です。
   当分は労使協定を締結すると継続雇用の対象としない
   ことができますが、世間はどうなっていますか?

中川:85%の会社が労使協定を締結しています。

社長:それは大企業、中小企業を問わすですか?

中川:はい、大企業も中小企業もほぼ同じ割合です。

社長:当社はまだ労使協定を締結していません。

中川:労使協定は今年の3月31日までが期限です。
   それ以降に労使協定を締結してもその協定は
   無効となります。

社長:急がなければなりませんね。
   今年、部長が定年を迎えるのですが、定年後の
   役職はどうしたらいいですか?

中川:必要であれば引き続き部長とします。
   後継者がいるのであれば解職することになります。

社長:世間ではどうしていますか?

中川:60%の会社はそのままです。
   しかし、役職ポストは企業規模によってかなり
   異なります。

    1000人以上 51.0%
    300~999人 68.9%
    300人未満  63.6%

社長:大企業ほど役職ポストをはずしているのですね。
   当社は部長としてがんばってもらいたいと思って
   います。

中川:中小企業の場合は定年後も引き続き同じ役職で
   がんばっている人が多いですね。

社長:定年後の労働時間は短くするのですか?

中川:90%の会社がフルタイム勤務です。

社長:給料は下げていますか?

中川:統計では92%以上の会社が下げています。

社長:どのくらい下げているのですか?

中川:減額率が40%、つまり定年前の60%くらいになっています。

社長:へえ、そんなに下げているのですか。

中川:今度定年を迎える部長は下げるべきではありません。

社長:どうしてですか?

中川:管理職だからです。
   管理職としての仕事の成果を期待しているのですから
   定年後も同じ期待をしているでしょう?
   
社長:そういうものですか。

中川:管理職はやる気重視です。
   給料を下げて以前と同じ仕事をしろと言っても...。

社長:賞与はどうしたらいいですか?

中川:フルタイム勤務の場合は77%の会社は賞与を支給しています。

社長:そうですか。

中川:今年の4月以降に定年を迎える方は年金の受給と複雑に
   からみます。
   今から先のことを考えて準備しましょう。

社長:そのあたりがよくわからないのです。

中川:であれば中川のセミナーに参加するか
   DVDで研究してください。

   セミナー
    http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html

   DVD
    http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-01.html

社長:わかりました。
   セミナーに参加します。
   まだ残席はありますか?

中川:はいまだ大丈夫です。
   人気のセミナーなので早めにお申し込みください。

社長:すぐに申し込みます。

(中川コメント)

 本日の統計データは「労政時報」3838号より引用しました。

 あなたの会社は継続雇用の準備はできていますか?

まだであれば下記をご検討ください。

   セミナー
    http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html

   DVD
    http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-01.html

今日はここまで。では、またあした。

 

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/niaslaisea

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

 

◆─────────────────────────────────◆
  CD版「スマホ時代の労務管理ココがポイント」講師 北見昌朗
◆─────────────────────────────────◆

スマホ、iPadが当たり前の時代、便利と裏腹に思わぬ落とし穴が待ち構えています。
一度流
失した機密情報はどうすることもできません。
それが会社の致命傷になりかねません。

1.フェイスブックの落とし穴
2.転職会議で就職してはいけない会社にされた
3.iPhoneで機密メールが社外に転送される落とし穴
4.機密の入ったiPadを電車に忘れる
5.退職者の携帯電話に顧客の機密メールがそのまま残る
6.USBの怖さ
7.会社がいますぐ実施すべき情報漏洩の防止のためのチェックシート
8.社員からもらう誓約書

→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/cd-04.html

 

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

あなたはやっぱり嫌われている?
周りから人がいなくなる
「自語完結型コミュニケーション」

 会話の最中、人間の心理に最も不快感を与えるのは何か?
 それは、自分のいった話を自分でまとめてしまう、自己完結型のコミュニ
ケーション。心理学的には「セルフ・サマライジング・シンドローム」とさ
れるものである。

 代表的な例は「私の話をきちんと聞いてる?どうせ聞いてないんでしょ?
いつもそうよね」や、「本当はどう思ってるの?どうせ私なんかにいっても仕
方ないと思っているんでしょ?」など。卑屈度満点のこのやりとりを、日常会
話の中で何度か耳にした、口にしたことがあるはずである。

 このように言われてしまうと、いわれた側は言葉を失うか、「じゃあお前は
どうなんだ」という攻撃的な態度に出るしかなくなる。つまり、会話は成り立
たなくなるのである。

 本来のコミュニケーションはお互いのいうことに耳を傾け、それに対する意
見を投げることで成り立つが、一方が自分で勝手に結論づけてしまうことです
べてが台無しになる。会話をしているふたりがふたりとも自己完結型だった場
合、コミュニケーションにならないのはもちろん、不快感が山積みとなり最後
には泥沼の感情論で終焉するのは目に見えている。

 また、相手に自分の話を聞き入れられないことが与える不快感は想像以土で、
数回繰り返されると憎しみに発展してしまう。

 友人関係ならまだ修復も可能だが、これが会社の上下関係、絶妙なバランス
の上に成り立つ隣人関係や嫁姑関係の場合は致命的なものとなる。

 ちなみに、相手が話しているそばから「それはね...」と割って入り、自分の
結論を押しつけるのも、「セルフ・サマライジング・シンドローム」の拡大型
とされる。

 いずれもトラブルの種に水をやるようなものなので、まっとうな社会生活を
営むにあたっては、やってはいけない最優先項目となるものである。

(本当は怖い心理学 齋藤勇監修 イーストプレスト刊より)

では、また明日お会いしましょう!!

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆