【労働基準法】書類送検とは何ですか

◆─────────────────────────────────◆
   「解散を待つか?脱退するか?厚生年金基金の見極め」セミナー
  
    【東京】 平成26年11月20日(木)13時30分~16時
    【新潟】 平成27年 2月26日(木)13時30分~16時

        http://nakagawa-consul.com/seminar/071.html
 
◆─────────────────────────────────◆

  厚生年金基金法改正決定。退職金制度を見直すチャンス到来!
解散を待つか?任意脱会するか?見極めるコツはいかに 

 講師:濱田勝則(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

詳しくは(セミナー申し込みもできます)
↓ 
→ http://www.nakagawa-consul.com/seminar/071.html

☆★☆―――――――――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2014年10月26日号   VOL.2047
――――――――――――――――――――――――――――――――――

たいていのファミレスが1フロアだけで営業しているウラ事情

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆

【労働基準法】書類送検とは何ですか

◆────────────────────────────────◆

中川  こんにちは。

社長  こんにちは。書類送検という言葉を時々新聞で見ますが、
    何のことですか?

中川  どんな記事でしたか?

社長  残業代不払いだそうです

中川  監督署は、なぜ署の文字なのかご存知ですか

社長  知りません。

中川  公共職業安定所は、所という文字です。

社長  そう言われれば、同じお役所なのに違いますね。
    気が付きませんでした。

中川  署と書いてあるお役所はあまり好きではないんではないですか?

社長  ああ、税務署がそうですね。警察署もそうだ。

中川  なぜ嫌なんでしょう?

社長  うーん。怖いから。

中川  なんで怖いんですか?

社長  悪いことしたら叱られます

中川  そうですネ。
    悪いことをしたらしかる役目を持っているのが、
    署の文字があるお役所です。

社長  なるほど。 気づきませんでした。

中川  お役所は行政という役割があります。

社長  はい

中川  署がついているお役所は司法権も持っています。
    それがあるから怖いと感じるのです。

社長  はい

中川  司法権がありますので、犯罪捜査する権限があります。

社長  そうなんですか

中川  そうなんです。
    不正がわかると検察庁に書類を送ります。
    だから書類送検と言います。

社長  じゃあ大したことないんですネ。

中川  殺人とかは強盗とかの犯罪者は逃亡する恐れがあります。
    その場合は、手錠をかけるなどして留置所に拘束します。

社長  テレビで護送している姿をよく見ますね。

中川  書類送検はあのような姿だと思ってください。
    経営者は、逃亡の恐れがないので、拘束されないだけなのです。
    もし逃亡の恐れがあれば、逮捕されるということです。

社長  そうなんですか。書類という文字なので、
    犯罪が軽いのだと思っていました。
    逮捕と同じだとは知りませんでした。

中川  監督署は、警察署と同じだと思ってください。

社長  法律を守っていれば、怖くないんですネ。

中川  そうですね。

(中川コメント)

 労働基準監督署の監督官は、特別司法警察職員として
犯罪捜査を行う権限もあります。
つまり、行政と警察の二つの顔を持っています。

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆

 監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
 https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/mail_adviser.html

◆─────────────────────────────────◆

 解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?

https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/mail_adviser.html

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/sufraegepr

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

たいていのファミレスが1フロアだけで営業しているウラ事情

 多くのファミリーレストランには、他の飲食店にはあるのに、あえてつく
らないものがある。それは2階のフロアだ。

 郊外に行くと2フロアのところもあるが、たいていは1階が駐車スペースに
なっており、2階だけを食事ができる店舗スペースにしてある。2階以上のフ
ロアをつくっていないのだ。

 その理由はズパリ、経費削減にある。

 2フロア以上にすると、当然のことながら1フロアより設計費も建築費もか
さむ。料理を運ぶエレベーターも必要だし、スタッフも増やさなければなら
ない。店舗スペースを増や
すと客が増えて売り上げアップを狙えそうだが、
もともと客単価を抑えているフアミレスでは、建設費や設備費、人件費を考
えるとコスト高になって逆効果になる。

 もうひとつ、1フロアにすることでスタッフの動きをマニュアル化し、別の
店舗へのヘルプが容易になる。

 大手チェーン店で厨房内の機器の配置や客席の配置がほとんど同じなのは、
スタッフの作業をマニュアル化しやすいからだ。フアミレスでは、入手が足
りなくなった店にスタッフがヘルプに出されることがあるが、そんな場合で
も同じ配置であれば店舗は違ってもいつもの要領で仕事ができる。

 ちなみに、ファストフード店では2階、3階のフロアがあるところも多い。
これは入口で一括して客の注文をとり、運ぶのも客自身だからだ。

 スタッフは各フロアを見回ってあと片づけなどをチェックすればいいだけ
なので、フロアを増やしても人件費にはそれほど響かないのである。

(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)

◆─────────────────────────────────◆
 就業規則見直しをご検討の方へ
◆─────────────────────────────────◆

 毎年のように法律改正が行われており、一年前に作成した就業規則ですら
すでに時代遅れになっています。多忙な経営者や総務関係者がその都度、法
改正に対応するご苦労はいかほどのものかと推察します。
 法改正のスピードが速いので最新情報による弊社主催の就業規則セミナー
にご参加いただくのが良いと思います。できればそうしていただきたいので
すが、セミナーを受けても帰社したら目先の仕事に追われ気づいたらまった
く着手できていない方も少なくありません。
「そのうち、そのうち」と思案中に1年が経ち2年が経ち...。

 中川が御社にお伺いして就業規則の見直しのお手伝いをします。中川がお
手伝いすることで確実に最新版の就業規則を作成できます。就業規則見直し
は下記のステップで行います。
 
 ステップ1 御社の就業規則を弊社に提示いただきます 
 ステップ2 弊社が就業規則の修正案を電子データで作成します
 ステップ3 御社に訪問して修正案をご提示し、ご納得いただけるまで
       ご説明をします(遠隔地の場合は郵送および電話)
 ステップ4 弊社が作成した電子データをお渡しします(遠隔地は郵送)
 ステップ5 修正案をご提示するときに必要な各種ひな形も電子データで
       お渡しします(遠隔地は郵送)
 ステップ5 それを参考に御社で修正します(電子データがあるので容易)

就業規則の見直しコンサルティングをご希望の方は下記にメールをください。
弊社HPからも申込みができます。
https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/work_regulations.html

   ◆就業規則見直しコンサルティングの仮申込み◆
(正式依頼ではありません。お申込み後のお断りはご自由です)

御社名:
役職名:
お名前:

上記項目にご記入の上そのまま送信してください。
コンサルティング料を含めた詳細は
https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/work_regulations.html
でご確認ください。

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆