【年休】年休の買い上げ
◆─────────────────────────────────◆
■ 60歳以上の給料の決め方セミナー開催
【東京】 12月 9日(火)13時30分~16時30分
【東京】 2月12日(木) 9時30分~12時30分
【東京】 4月 7日(火)13時30分~16時30分
http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html
◆─────────────────────────────────◆
60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良かったのですが
それを実施していない会社の対応策もご提案します。
詳しくは下記からご確認ください。(セミナー申し込みもできます)
↓
→→ http://nakagawa-consul.com/seminar/051.html
☆★☆―――――――――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2014年11月17日号 VOL.2069
――――――――――――――――――――――――――――――――――
けんかした相手に効果的に謝る方法
(続きは編集後記で)
◆────────────────────────────────◆
【年休】年休の買い上げ
◆────────────────────────────────◆
中川 こんにちは。
社長 こんにちは。今日は年休について教えてください。
中川 年休のどんなことですか?
社長 先日、ある団体の懇親会に参加しました。
そのとき、ある社長が年休について秘けつを教えてくれたのですが
中川さんの言っていることと違うような気がしたので
確認したいのです。
中川 ほう。 どんな秘けつですか?
社長 私が忙しいときに年休を取られるので困っていると話をしたのです。
中川 そういう社員がいますよね。
社長 で、秘けつというのは年休を買い上げるというのです。
そうすると年休を使わなくなるから生産量が維持できると
いうのです。
また、どうせ、流す年休を買い上げているのだから良いことをしている
というのです。
中川 太っ腹ですね。
社長 年休を買い上げるのはOKですか?
中川 ダメな場合といい場合があります。
その社長は、いつの年休を買い上げているのですか?
社長 1年目の年休です。
1年経って使っていない年休を買い上げているのです。
中川 どのような形で買い上げているのですか?
社長 夏の賞与に残した年休分を上乗せしているそうです。
中川 それは、違法です。
社長 でも、どっちみち使わない年休を買い上げるのであれば
従業員にとってもメリットがあるのではないですか?
中川 そういう側面があります。
しかし、年休を与える趣旨は、
「お勤めご苦労さま、たまには休みなさい」
ということです。
つまり、休ませることが本筋です。
社長 でも、実際に休まないのですから、それを買い上げるのは
そんなにおかしいことではないと思いますよ。
中川 そうですね。
2年経過して使っていない年休は使えなくなります。
この年休を買い上げることは微妙ですがOKです。
社長 賞味期限を過ぎた年休を買い上げるのはいいが
まだ使える賞味期限前の年休を買い上げることは
できないということですか?
中川 賞味期限ですか...
まあ、それでもいいでしょう。
社長 でも、なぜ、1年経過した年休を買い上げるのは違法
なのでしょうか?
中川 使わない年休を買い上げると言うと、
従業員の中にはお金目当てで年休を使わない
可能性があります。
社長 うちでは、ほとんどの社員が年休を使わなくなるでしょうね。
中川 でしょう? それでは法の趣旨に反しているのです。
だから、ダメです。
社長 では、早速その社長にダメだと教えます。
(中川コメント)
年休の買い上げは、2年を経過して残った年休と退職のため年休を使えな
い年休はOKです。
買い上げはOKということであり、買い上げる義務はありません。
今日はここまで。では、またあした。
◆─────────────────────────────────◆
監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/mail_adviser.html
◆─────────────────────────────────◆
解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?
↓
https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/mail_adviser.html
◆─────────────────────────────────◆
ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
◆─────────────────────────────────◆
ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
→ http://form.mag2.com/sufraegepr
ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。
→ http://form.mag2.com/stewiobour
◆──────────
───────────────────────◆
編集後記
◆─────────────────────────────────◆
けんかした相手に効果的に謝る方法
謝罪の仕方は、椙手が男性か女性かで大きく異なります。男性にとって
一番大切なのは「プライド」であり、女性にとっては「共感」です。この
差が分かっていないとひどいことになります。
例えば、男性が女性に謝る時によく見かけるのは「論理立てて謝る」と
か「悪かったと思うポイントを並べて説明する」などです。しかし、そん
なことをしても多くの女性は納得しません。なぜなら、女性が求めている
のは「私のことを理解できているのか」の一点だか5です。女性は自分を
分かってくれなかったことに対して怒ります。したがって、女性に謝ると
きは「女性への共感を示す」ことが力ギになります。一方、男性は自分の
ブライドを傷つけ5れると怒ります。女性から謝る場合は、相手のブライド
をフォローするような謝り方をしなければ納得を得ることはできません。
女性は右脳と左脳とを縄ひつけている脳梁(のうりょう)と呼ばれる神
経が、男性よりも太く、脳の処理速度が男性よりずっと高速です。このた
め、男性は現在のことしか考えられないのに対し、女性は過去、現在、未
来のことを同時に考えます。ですから、よく女性が怒ると「あの時も!」
と言うのです。男性はこのようには言えません。
従って、女性に謝るときは過去、現在、未来に渡って謝りましょう。例
えば「あの時は君の気持ちを分かってあげられなかった」と、ます過去に
ついての共感を見せます。次に今回のことを謝り、未来に関して「今後は
こういうことが起きないように努力するよ」と言えば完撃です。
(心を思いどおりにするテクニック サプライズBOOK)
◆─────────────────────────────────◆
【DVD版】 けしからん社員への対応せみなー
◆─────────────────────────────────◆
無断遅刻を繰り返した社員を懲戒解雇して敗訴した入社後1年5ヶ月の間に180回に及ぶ無断遅刻をした社員を懲戒解雇しました。
経営者からみると懲戒解雇は当然過ぎる処分でしょうが、裁判で会社は敗訴しました。
信じられないでしょうが。
問題点は二つあります。
一つは180回も繰り返しながら会社は懲戒処分を一度もしていなかったことです。
二つ目はいきなり懲戒解雇にしたことです。
経営者が当然だと思うことがいざとなったら通用しない事例です。
→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/dvd-12.html
◆─────────────────────────────────◆
ご注意
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。
◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
◆─────────────────────────────────◆