【解雇】解雇は極力しない
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「オーナー会社のための、相続・事業承継対策の基本」セミナー
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2016年7月17日号 VOL.2749
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どうして人は、電車内で端っこに座りたがるの?
(続きは編集後記で)
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【解雇】解雇は極力しない
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いろいろな中小企業の人事問題の相談に乗っていますが、解雇ほど難しい
相談はありません。解雇をすれば、相手が怨恨を残して会社を去ります。
会社というのはたたいてホコリの出ないところはありません。必ずどこか
問題はあります。それで相手によっては復讐のために執ように会社を攻撃
してくるのです。攻撃は企業秘密の漏洩という手段をとり、会社が倒産に
追い込まれた例もあります。
サービス残業をさせていた企業ならば、「時間外手当が払われていな
かった。賃金を時効の2年間さかのぼって払え」となります。中小企業
の経営者は法律に関して弱い人が多いですから、追及をしようとすれば簡単
にできます。だから解雇はよくよく考えて行わなければいけません。
よく経営者は「30日分払えば良いのでしょう」と言いますが、そんな簡単な
ことではありません。
過去の相談事例から考えるに、とにかく解雇はダメです。夫婦の離婚を考え
てください。結婚するのは簡単ですが、離婚するのは何倍ものエネルギーと
お金がいるものです。だから、どうしても別れたければ相手のほうから別れ
るように持っていくことです。
「解雇」と「自己都合退職」は実際には紙一重です。経営者のほうから言い
出せば「解雇」になりますが、社員さんから言い出せば「自己都合退職」で
す。解雇は極力避けましょう。
(中川コメント)
解雇は極力避けましょう。
有期契約による期間満了は解雇ではありません。
また、定年退職も解雇ではありません。
念のため。
「おまえは明日から来るな!」と叫ぶと解雇となります。
「社長、会社を辞めます」と従業員が言えば自己都合退職です。
解雇と自己都合退職では天と地ほどの違いがあります。
解雇してトラブらないようにしましょう。
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編集後記
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どうして人は、電車内で端っこに座りたがるの?
ガラ空きの電車がやってきてドアが開くと、端っこの席から埋まって
いく。真ん中にドカツと腰を下ろせばいいようなものだが、なぜか端つ
こから席が埋まっていくのだ。
これは日本人独特の習性のようで、アメリカ人は真ん中から腰かけて
いくのがふつうだという。このちがいを日本人の謙譲の文化とアメリ
カ人の自己主張の文化のちがいだと指摘する心理学者もいる。
たとえば、アンケート調査をした場合、日本人の回答には「どちらと
もいえない」というあいまいなものが多いが、アメリカ人は「イエス」
か「ノー」かをはっきりと答える。そういったところが、座席の座り方
にもあらわれているのではないかというのだ。
また、端っこの席だと、いっぽうの人にだけ気をつかえばいいが、端
っこ以外は両側の人に気をつかわなければならない。日本人にとって
は、この差もけつこう大きな心理的負担の大きさのちがいになるとい
えそうだ。
(ねえねえ、教えて!日本人の総疑問 河出書房新社刊より)
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弊社の主力商品である賃金制度、一般公開セミナーをほぼ毎月開催していま
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