今月の経営格言 『人生に遅すぎるということはない』

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳  2019年3月20日号   VOL.4017
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今回は改めて「三」という数字に注目します。
(続きは編集後記で)
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 今月の経営格言  『人生に遅すぎるということはない』              
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   安藤百福(日清食品株式会社創業者)   
   出所:「安藤百福クロニクル」(日清食品グループ)
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冒頭の言葉は、
「いつ、なんどきでも、自ら積極的に挑戦すれば成長できる」
ということを表しています。
1958年に世界初のインスタントラーメンが発売されてから
60年余。現在でも、生みの親である安藤氏が発明した製法が
基本技術とされており、インスタントラーメンは、世界各国で
人々に親しまれています。
安藤氏にとって、インスタントラーメンの開発はさまざまな
意味で大きな挑戦でした。開発に着手する前、安藤氏は信用
組合の理事長という全く畑違いの仕事に就いていましたが、
その信用組合が破綻してしまいます。
安藤氏は50歳を目前にして無一文での再出発を余儀なくされ、
そこで思いついたのが「手軽に食せるラーメン」の開発でした。
着想の源となったのは、戦後の食糧難の時代に、大勢の人が
ラーメンの屋台に列をなしていたのを目にした経験でした。
若くもなく、資金もない。そして専門知識もないなど、様々な
壁があったものの、安藤氏は約1年間にわたって、休日なし、
平均約4時間の睡眠でがむしゃらに研究を重ね、インスタント
ラーメンの開発が実を結びました。

インスタントラーメンで成功を収めた後も、安藤氏は61歳で
世界初のカップ麺を発売し、95歳で宇宙食としてのインスタント
ラーメンの開発に成功するなど、年齢を重ねても、次々と新しい
ことに挑戦し続けました。
このように、安藤氏が生涯にわたって新しいことに挑戦し続けた
のは、そうしなければ、会社も自分も成長できないという危機感
があったからなのかもしれません。それは、安藤氏の次の言葉
にも表れています。
「明日になれば、今日の非常識は常識になっている」
ビジネスは常に変化します。いつまでも同じことを続けている
だけでは、前に進めません。そうした危機感を持っている経営
者は、社員に対しても、「常に新しいことに挑戦し続ける姿勢」
を求めます。
しかし、それは、社員にとって簡単なことではありません。
多くの社員は、経験を積むにつれ、進め方やスピード感など
自分の仕事の「型」を持つようになります。そうすると、
型を破り、新しいことに挑戦するのが難しいと感じる社員も
出てくるからです。
経験を生かして自分の型を確立することは大切ですが、それに
固執し過ぎると、自分の型が通用しない局面に遭遇したとき、
型を変えられず行き詰まってしまいます。こうした社員のため
にも、経営者自身が挑戦し続ける姿を見せなければなりません。
経営者は先頭に立ち、自ら型を破っていきましょう。これまで
の商品のつくり方、価格の決め方、攻める市場の選び方は、今
でも本当に通用するのか。自分たちはもっと新しい価値を提供
できないのか。常に考え、挑戦し続けなければなりません。
そして、自身が挑戦し続ける意味を、言葉にして社員に伝える
ことが大切です。いつ、なんどきでも、挑戦し続ける経営者の
姿と言葉は、社員に勇気と行動力を与えます。会社と社員の
成長は、経営者であるあなたの「型を破り続ける姿」にかかって
いるのです。
【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本稿
で記載している内容は作成および更新時点で明らかになっている
情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当性を
担保するものではありません。また、本文中では内容に即した
肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的と思わ
れるもののみを記載し、全てを網羅したものではありません。
【経歴】
あんどうももふく(1910~2007)。台湾(中華民国)生まれ。
1948年、株式会社中交総社設立(現日清食品株式会社)。
1958年、チキンラーメン発売。
1971年、カップヌードル発売。
【参考文献】 
「安藤百福クロニクル」(日清食品グループ)
「インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき」
(安藤百福、中央公論新社、2007年2月)
  
(中川コメント)
 本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」の
ビジネスリポートの記事を転載しました。
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    編集後記      
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早くも三月となりました。年度更新や卒業式など、節目となる
時節ですが、今回は改めて「三」という数字に注目します。
「三原則」や、「御三家」、「3ストライクでアウト」等、
私たちの周りには何かと「三」が出てきます。「三」という
数字がまとう、この安定感と奥行きは何でしょうか?
数字の「三」には、中国から広がった安定感のある思想がこもって
います。中国の原始時代の人々は、二つの耳と三つの脚を持つ
「鼎」という炊事道具を使っており、三点だと安定するという
原理を知っていたようです。平らな床なら四脚も安定しますが、
凹凸のある床や登山道のようなデコボコ道では安定性を失って
しまいます。だから、現在でも撮影や測量をするときには三脚が
多く用いられています。
また、一対一の対決より三つあることでの「融和」も感じられ
ますし、さらに高めあうようなイメージも得られます。こうした
感覚は日本のみならず、文化や国境を越えて世界共通で用いられて
いるのかもしれません
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