あけましておめでとうございます

[Webセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[内容] 残業計算でトクする会社、ソンする会社 基礎講座 割増賃金
    レジメ 48ページ 資料45ページ
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 5,000円(税別)
[日程] 12月15日(火) 14時~16時(2時間)
1月21日(木) 14時~16時(2時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/129_web.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2021年1月1日号 VOL.4724
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お正月にホンダワラを飾るのはなぜか?
(続きは編集後記で)
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あけましておめでとうございます
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
メルマガは正月も休まず発刊します。
「お金」と「親切」はぐるぐる回すと、みんなが幸せになるという
お話しをお伝えします。
著者はプチ紳士を探せの提唱者の志賀内泰弘様です。
長文ですが、心に響くものです。
◆心にビタミンいい話    
目先の利益に惑わされず 身の回りの人の心を大切にすること
(その一)
「幸せになれる『生き方』とは?」
志賀内泰弘
                          
小林正観さんの本のエピソード
 亡くなられた後も、小林正観さんの本が人気です。
 飾らない、本音の語り口。難しい問題もかみ砕いてわかりやく
 説明。そして、読後、落ち込んだ気持ちがパ~ッと明るく
 なって「もう一度やってみよう!」と前向きな気持ちになれます。
 その正観さんの本の数々のエピソードの中で、もっとも好きな
 話がこれ。それは、「人口三〇〇〇人のある村でお婆さんが
 亡くなった。なんと村民の一五〇〇人以上がお葬式に参加した
 といいます。いったいお婆さんは、生前に何をしていたの
 でしょう?」
 という問いで始まります。
 このお婆さんは、小学校の先生をしていました。かといって
 特別な教育者であったわけではありません。でも、ただ一つだけ、
 続けていたことがあったと言います。それは、首尾一貫して、
 教え子のお店でしか物を買わなかったというのです。
 安く買える大型スーパーやディスカウントショップができても、
 教え子のお店で買い続けた。お婆さんは、いつでも教え子を
 応援する人だった。そして、教え子から喜ばれる存在だったの
 です。
 このお話が、具体的にどの村の出来事かわかりません。
 しかし、これと同じことを実際に行い、「富める町」になった
 島を知っています。それは、愛知県の知多半島の先っぽに
 浮かぶ日間賀島です。
日間賀観光ホテルの中山勝比古さんの話
 日間賀島は漁業と観光の島です。人口は、昭和三十年に
 二七八八人となったのをピークに減り続けていました。
 この島の旅館で生まれ育った中山勝比古さんは、将来に危機感を
 抱き仲間と様々な島おこしにチャレンジをしてきました。
 「漁業」と「観光」を融合させた独自のアイデアに次々と
 取り組んでいきます。最初に手掛けたのが「タコの島」としての
 ブランドづくりです。旅館・民宿・ホテルで、タコ飯・タコ刺、
 タコしゃぶ等のタコづくしメニューの売り出し。タコグッズや
 タコの巨大モニュメントの制作により、観光客の誘致に
 成功します。
 
 しかし、それも春から夏の観光シーズンに限られます。
 そこで、次に取り組んだのが「フグ」でした。元々、日間賀島
 近海ではフグ漁が盛んで、大量に水揚げされる高級魚「トラフグ」
 のほとんどが下関に出荷されていました。そこに目を付けたのです。
 下関からフグ料理の専門家を招き、民宿経営者に調理の講習会を
 開きました。鉄道会社とコラボし、「フグ料理ツアー」を実施。
 閑散期の観光客増加に成功したのです。
 
 その他にも、タコのつかみ取り、地引き網漁、底引き網漁、
 きす網漁、干物づくり、レンタサイクル、イカダづくり&遊び、
 お寺で聞く法話と民話、浜掃除、たこカレーづくり、
 バーベキュー、民宿ホームステイと多数のメニューが揃い
 「見る観光」から「参加する観光」へと変貌させます。
 その成果が評価され、中山勝比古さんは観光庁・観光カリスマ
 一〇〇選に認定されます。
「離島おこし」成功の秘訣は、正観さんの話と一緒だった!
 もちろん、日間賀島という小さな島が観光客で賑わうように
 なったのは、中山さん一人の力ではありません。様々な取り
 組みを進めるうち、中山さんは、一つのことに気付きます。
 それは、「目先の利益に囚われない」という、ご先祖の時代から
 島人達が培ってきた「生き方」「暮らし方」の風土でした。
 さらに「自分たちの島をよくしたい」という島人の強い
 「思い」があったからです。
 それは、どういうことか...。
 日間賀島は、知多半島の師崎港から高速船でわずか十分で
 着きます。そのため、島民は気軽に半島と行き来できます。
 通勤・通学にも船で出掛けます。そのため、価格の安い物を
 求めて食料品はスーパーマーケット、医薬品・日用雑貨は
 ドラッグストアへ。その他、家電量販店、ディスカウント
 ストアなどへ買い物に出掛けていました。
 島民は気づきます。「安いから」という理由で島の外で買うと
 どうなるのか。島内の食料品店、酒屋、雑貨屋などが廃れます。
 すると、そのお店の人は貧しくなるから、少しでも安い物を
 買おうとまた島の外へ買い物に出掛けます。
 そうです、悪循環。負のスパイラルが起きていたのです。
 そこで中山さんらはみんなに声を掛けます。買い物は島内で
 しよう。友達、知り合いから、地域のお店で買おうと。
身近な人を大切にすることの大切さ
 漁業と観光業。この二つは一見、別物に見えます。
 しかし、一つの島で暮らしている限り、見えない糸で繋がって
 いるのです。どちらかだけが儲かってもいけない。
 相互に良くならないと島全体が良くならないのです。
 ご近所、友人、地域の人達がお互いを思いやることの大切さに、
 島の人々は気づきました。小さな島です。ほとんどの島民は、
 顔見知りであり、どこかで繋がっています。たしかにちょっぴり
 値段は高くなっても、「幼馴染のヤツの店で買おう」
 「増改築は先輩の工務店で頼もう」ということになりました。
 すると、不思議なことが起こりました。島の外から観光業や
 海産物販売でお金が入る。そのお金は島の外へは出さずに
 島の中で使う。お金がぐるぐると島の中を周り、
 みんなが「富む」ようになってきたのです。
 
 人は、なかなか辛抱ができないものです。「安い」「お得」
 などと目先の利益に踊らされます。
 でも、一時的に金銭的な「損」をしても身近な人との
 お付き合いを優先すると、結局は自分に何倍もの「利」が
 回って還ってくるのです。
情けは人のためならず
 このことわざを体現しているのが日間賀島です。
 中山さんは言います。
 「残念なことに、最近はこのような意識も、薄らいできている
 のも事実です。でも、これからも身近な人を大切にし、目先の
 利益にとらわれないと言う考え方を次の世代へと繋いで
 いきたいと思います」
 島では、巨大なタコのオブジェが迎えてくれます。
◆心にビタミンいい話    
目先の利益に惑わされず 身の回りの人の心を大切にすること
(その二)
「『ぐるりの教え』は日本再生の秘策」
志賀内泰弘
おや? どこかで聞いた話では? 
 前ページの(その一)のお話。どこかで耳にしたことが
 あるのではないでしょうか。どこかの国に一極集中して
 生産していたマスク。そのあげくの結末は誰もが知るところです。
 建材もしかり。日本中の建築工事が中断してしまいました。
 いずれも理由は明白。「安いから」という目先の利益に囚われて
 いたからに他なりません。
 以前、拙著「『いいこと』を引き寄せるギブ&ギブの法則」
 (PHP研究所)では、「奇跡の多賀良島」の「しあわせホテル」
 の感動物語を描きました。実は、その舞台の多賀良島は日間賀島。
 登場する主人公の僧侶のモデルは中山勝比古さんがモデルなの
 です。
 ここからは、この小説から一部抜粋・要約して、
 「なぜ、隣人・友人・知人との付き合いを大切にすると、心も
 お金も裕福になれるか?」を、経済の観点から説明させて
 いただきましょう。
「ぐるりの教え」
 小説の中で、多賀良島の古老が語ります。
 「この島の言い伝えじゃ。昔、昔、ある冬の寒い晩のことじゃ
 そうな。お腹を空かせた一人のみすぼらしい男が、多賀良島に
 ふらりと流れて来た。一軒の貧しい家の者が『粗末な食事しか
 ないけれど...』と家に招き入れ泊めてやったそうな。
 翌朝、その旅人は島を去る時、一宿一飯のお礼にと、この島の
 人々が幸せになれる『教え』を授けたというんじゃ。
 それが...『右隣の人に親切にされたなら、左隣の人に親切に
 しなさい』という教えじゃ。みんなも知っておろう。『ぐるりの
 教え』じゃ。この島はぐるりと一周、海岸線に沿って家が立ち
 並んでおる。右隣の人に親切にされたなら、左隣の人に親切に
 する。親切にされた人は、また左隣の人に親切をする。
 次から次へ。結局ぐるっと回って自分に還ってくるという
 わけじゃ、よいかのう。ここで大切なこと。それはのう、
 右隣の人に親切にされたからといって、右隣の人に親切を返す
 わけではないということじゃ。返してしまったら、そこで
 終わってしまうからのう。ぐるぐる回してこそ、みんなが幸せに
 なるわけじゃ」
 おや? どこかで耳にした話だと思われた方も多い事でしょう。
 「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動の理念は「ギブアンドギブ」。
 与えて与えて、それでも与えて見返りを期待しない生き方の
 ことです。その「ギブアンドギブ」をわかりやすく伝えるために
 私が書いた「客家の法則」をアレンジしたものなのです。
 念のため。「客家の法則」を改めて説明しておきましょう。
「客家の法則とは?」 
 
 中国南部の福建省に客家(はっか)という少数民族がいます。
 元々は中国全土を支配していた漢民族の末裔らしいのです。
 しかし、大昔、北方民族が攻めて来た際に、難を逃れて今の地に
 やってきました。彼らは特殊な建築様式の家(客家土楼)に住んで
 います。イタリアのコロッセオのように、円型の外周部分が
 三、四階建てになっていて、各階に何軒もの家族が住んでいます。
 ちょうど中庭が見下ろせる高層筒型アパートといったイメージです。
 入口を閉じると、外敵も侵入できません。中には、長期に篭城が
 できるように、ブタやニワトリなどの家畜を飼っています。
 遠い祖先たちが、多民族との戦いに追われて南下したという
 歴史が、こうした強固な閉鎖社会を作り出したのです。
 しかし、少数民族にもかかわらず、世界中の華僑の大富豪や
 鄧小平、リ・クワンユー、孫文など有能な指導者を輩出した
 ことでも知られています。
 
 ここの村(建物)の長老に、テレビ番組のレポーターがこんな質問を
 しました。
 「なぜ、この小さな村は優れた人物を大勢輩出しているのですか」
 すると、長老いわく、
 「この村には、こんな教えがあるんじゃ。右隣の人に親切にして
 もらったら、その人にお返しをしてはならない」
 と言うのです。それは妙だな、親切をしてもらったらお礼を
 するのは当然じゃないかと首を傾げていると、長老はこう続け
 ました。
 「右隣の家の人に親切にされたら、反対の左隣の家の人に親切を
 しなさい」と。
 ハッとしました。眼から鱗とはこのことです。円型ドームの
 アパートみたいな住まいなので、親切をぐるぐると回して
 行けば、いつの日か回りまわって自分に還ってくるという
 わけです。そういう「生き方」を実践して、多くの偉人を
 輩出してきたのです。
 
 さて、これは親切の話です。小説の主人公のタルシル禅師は、
 「親切」を「お金」に置き換えてこう説明します。
 「『親切』を『物』に置き換えれば理解しやすくなります。
 例えば、右隣の家の人から、美味しいミカンをたくさん買った
 からと、お裾分けをしてもらったとします。仮に千円分だった
 としましょう。ミカンをもらった人が、今度は自分で魚の干物を
 たくさん買った。やはり千円相当の干物を左隣の人に差し上げる。
 そうして右から左へと、次々に『ぐるり』を繰り返すことで、
 島の周りの家々を一周して、自分に還ってくるというわけです。
 何ヶ月後か、何年か後に、再び右隣の家の人から何かをもらう
 ことになる。この話がすごいのは、『経済波及効果』が大きいと
 言うことです」
 「え!?経済?」
 「はい、経済です。もし、右隣の人から千円のお菓子をもらって、
 右隣の人にまた千円のお菓子をお礼に返したら、千円足す千円で
 合計二千円。それでおしまい。ところが、島の周り一〇〇軒の家を
 右から左へとプレゼントし続けたらどうなりますか?
 一人が最初に買ってきた千円が、一周島を回る間に、
 合計で十万円にも膨れ上がるのです」
◆心にビタミンいい話    
目先の利益に惑わされず 身の回りの人の心を大切にすること
(その三)
「お金で買えない貴い物が手に入る」
志賀内泰弘
 続けて、タルシル禅師は語ります。
 「この島だけではありません。日本全国、財政破綻に陥っている
 町は、ここに原因の一つがあるのです。車も、ガソリンも、
 食料品も、衣服も、なんでも町の中にあるはずなのに、安さを
 求めて、町の外へと出掛ける。自分の町の八百屋さんで百円の
 ダイコンが、町の外のスーパーなら九十円で売っているとなれば、
 九十円のダイコンを買いに行きたくなって当然。
 でも、その結果が、町全体の破綻に繋がるのです。
 あえて自分の生まれ育った故郷の八百屋さんで、百円のダイコンを
 買うのです。損したと思った十円は、必ず『ぐるりの教え』に
 基づき、自分に返ってくるのです」
 とはいうものの、人は自ら「損」をしたくないと思います。
 十円安く買えるのに、百円で買ったら十円「損した」と考えて
 しまう。でも、それは根本的なところで勘違いしているのです。
 「お金」という尺度・観点でしか捉えていないからです。
 
 一般的にほとんどの人は「買い物」とは、物を買うこと、
 単に「モノとお金の交換」と考えています。え!?... 違うの?...
 それはその人が意識を「どう考えるか」でガラリと変わります。
 再び、タルシル禅師の説法です。
 「いえいえ、そうではありません。拙者は、物を買いたいと
 思ったときには、『安く買おう』などとは思いません。
 例えば、テレビが欲しいと思ったら、拙者は、友達や知人から
 買おうとします。しかし、町の電器屋さんも、家電量販店さんにも
 知り合いがいない時にはどうするか? 何人もの友達に電話をして、
 相談します。『テレビを買い換えたいと思っているんだけど、
 知り合いに詳しい人はいないかなぁ』と。
 すると、いろいろな答えが返ってきます。『親戚に電気屋さんが
 いるよ』『友達が家電量販店に勤めてるぞ』などと。友達から
 友達を紹介してもらって、その店で買うのです。
 すると...どうなるか?
 
 電器屋さんの親戚や家電量販店に勤めている友達は、お客さんを
 紹介してくれたということで、拙者の友達や知人に感謝します。
 拙者が、テレビを買うことによって、拙者の友達や知人が彼らの
 友達・知人から感謝されるという、摩訶不思議な現象が起きる。
 すると、どうなるのか......?
 拙者は、友達から『ありがとう』と感謝されます。『良いお客さん
 を紹介してくれてありがとう』ってお礼を言われたよ、ってね。
 
 実は、この時、けっして犯してはならないタブーがあります。
 価格を値切ってはいけません。言われるままの値段で買うのです。
 「そんな~『損』しちゃう」と思いがち。でも、グッと我慢する。
 相手は、友達の友達や親戚ですから、その顔を潰すようなことを
 してはいけません。相手の電気屋さんなども、親しい人の
 紹介ですから、「お得な機種」「お得な価格」を黙っていても
 提供してくれるはず。万一、他店よりも高くても黙って買うのです。
 すると、どうなるのか? 中に入って紹介してくれた友達が
 感謝されます。「いいお客様を紹介してくれてありがとう」
 「毎日、値切るお客様ばかりで疲れちゃってさ」と。
 ビジネスマンなら、誰でも経験しているはずです。値切られた時、
 とても淋しくなることを。「ああ、嫌だな」と辛くなることを。
 タルシル禅師は、さらに続けます。
 「ここで、『安さ』がウリの家電量販店でテレビを十八万円で
 買った場合と、友達の紹介の電器屋さんで二十万円で買った
 場合と比較して考えてみましょう。見知らぬ縁のない家電量販店で
 買えば、二万円『得』することになる。でも、それは単なる
 『モノ』と『お金』の交換という商取引に過ぎません。
 店を出たら、すべての行為が完結してしまう。
 ところが... 友達が紹介してくれた電器屋さんで買うと、
 二万円『高い』けれども、電器屋さんは友達に『感謝』し、
 その『感謝』された友達は、拙者に『感謝』します。
 この二万円という『お金』は、単なる『お金』という概念を
 超えて、『感謝』という見えない価値を生み出すのです。
 これを、いつもいつも繰り返していくうちに『何か』が得られる
 のです。わかりますか?」
 もうおわかりでしょう。
 周りの人たちから感謝される人になる。つまり... そう、
 「信用」という財産が得られるのです。仮に、一年間に百万円の
 買い物をしたとしましょう。食品、家電、寝具、衣服、贈答品... 。
 他の店では九十万円で買えるけれど、すべて定価百万円で、
 友達や知り合いから買うことにします。十パーセント分、
 十万円分高く支払うことになってしまいますが、その後も相手の
 心に「感謝の心」が未来永劫生き続けます。
 その十万円は、「信用」「信頼」「人望」というお金では
 代えがたいものに変わるのです。それも大勢から。
 値切ったことで、「十万円得をした」と喜ぶのは、一過性のものです。
 自ら、「人生のデフレスパイラル」を作ってしまっているとも
 言えるのです。
 
 反対に、「信用」「信頼」「人望」を手に入れようと思っても、
 本来お金で買えるものではありません。ところが、たった十万円で
 周りの誰からも「信用」される人間になれるのです。
 
 「安い」というだけで、「あの国」から買うか。「ちょっとお高い」
 けれど、永遠に心に残る「感謝」「信用」「信頼」「人望」を
 選ぶのか。
 
 みなさんは、どちらの道を選んだ方が賢明か、もうお分かりかと
 思います。この「ぐるりの教え」こそが、日本再生の根っこの
 「生き方」であると信じ、提案したいと思います。
 「お金」と「親切」はぐるぐる回すと、みんなが幸せになる。
 そして、オマケも。
 あなたのお葬式には大勢の人が参列することでしょう。
 冒頭のお婆さんのように。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
(中川コメント)
いいお話しですね。
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[Webセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] 半日版 就業規則の作り方 セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 24,000円(税別) 人数不問
[日時] 1月14日(木) 13時30分~16時30分(3時間)     
 2月8日(月) 13時30分~16時30分(3時間)     
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
   メールでご相談ください。
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編集後記      
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お正月にホンダワラを飾るのはなぜか?
鏡もちの上には、コンブと橙を飾る。
ただ、コンブが飾られるようになったのは、室町時代中期からの
ことで、それまではホンダワラが飾られていた。
いまでも、鏡もちの上や注連(しめ)飾りに、ホンダワラを飾ること
がある。古代からホンダワラは、生命再生の儀礼にふさわしい
海の幸と考えられていたからである。
といっても最近の若者には、ホンダワラそのものが何のことか
わからないだろう。
ホンダワラは、玉藻(たまも)のことである。
実がタワラの形をしているので、ホンダワラというようになった。
玉藻は、海中でたくさんの気泡をつける。
その気泡がキラキラ光ったため、古代の人たちは、そこに
海の生物の霊が寄りついていると考えた。だから、玉(霊)藻と
呼んだのである。
その玉藻を正月に飾ることには、年神様の神霊によって
海の魚たちが生まれ変わり、大漁につながるという願いが
こめられていた。それが現代まで受け継がれているのである。
ただし、室町中期以降、ホンダワラのかわりに、コンブを
つかうことが増えてきた。
コンブはホンダワラにくらべて滋養があるうえ、その名前は
ヨロコブに通じることから、縁起ものとして、お祝いに
用いられるようになったのだ。
ちなみに、コンブとはもともとはアイヌ語で、『続日本紀』
には奈良時代、アイヌの族長から朝廷にコンブが献上された
という記録も残っている。
(ねえねえ、教えて!日本人の総疑問 河出書房新社刊より)
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営業経験が浅い人でも気軽にできる新規開拓の意外なやり方!
[価格] 26,000円(税別)
[制作] ランチェスター経営(株) 竹田陽一制作
[販売] 販売代理店 (有)中川式賃金研究所
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むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
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お役所の文書と同じになります。結局わかりにくい記事になり、
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