◆今月の経営格言 伊藤博文(政治家、初代内閣総理大臣)

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[セミナー名] 退職金制度の見直し方セミナー
[資料等] 44ページ
[講 師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日 時] 1月14日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
2月 4日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
[受講料] 26,000円(税別) 28,600円(税込)
[申込先] https://nakagawa-consul.com/seminar/004_web.html
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2021年12月16日 VOL.5075
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年末に向け、あれこれ忙しくなる時節です

(続きは編集後記で)

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◆今月の経営格言 伊藤博文(政治家、初代内閣総理大臣)
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◆今月の経営格言

「人は人に使われることを知って、而(しか)して後に
人を使うようにならなければならぬ」

伊藤博文(政治家、初代内閣総理大臣)

出所:「伊藤博文直話 暗殺直前まで語り下ろした
幕末明治回顧録」(新人物往来社)

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冒頭の言葉は、

「たとえ誰かの下でどのような仕事を行っているときであって
も、常に全力を尽くさなくてはならない。そうすれば、いつ
か自分が人の上に立ったときに、その経験が必ず役に立つ」

ということを表しています。

1853年、米国から黒船が来航し、幕府に開国を迫りました。
これに対する幕府の弱腰の対応によって国内では攘夷(外国人
や外国文化を排斥すること)運動が盛んになり、幕府に対する
反発が強まりました。

こうした中、伊藤氏は、吉田松陰(よしだしょういん)が教え
る松下村塾(しょうかそんじゅく)で勉学に励み、後に高杉晋作
(たかすぎしんさく)をはじめとする塾生たちとともに攘夷運動
に加わることとなります。しかし、伊藤氏は単純な攘夷主義者
ではなく、「西洋の技術を取り入れて日本の軍事力を強化し、
日本の独立を守る」という考えを持っていました。そのため、
1863年に同志の井上馨(いのうえかおる)氏たちとともに、
海外の情勢を探り、技術を学ぶために英国へ留学しました。
そして、産業や工業、軍事などの西洋文明を目の当たりにして、
「日本は開国して商工業を発展させ、国力を高めなくてはなら
ない」という考えを強めました。

その後、長州藩は1864年に禁門の変(蛤御門(はまぐりごもん)
の変)で敗北して朝敵となり、第一次長州征討を受けて幕府に
降伏しました。しかし、幕府への降伏に反対する高杉晋作が
わずかな人数で決起し、たちどころに藩内の保守勢力を一掃
して倒幕を目指す政権を立ち上げました。この際、伊藤氏は
高杉晋作の命を受け、藩内の各方面に対して粘り強く交渉を
重ねました。

その後、1866年の第二次長州征討では、幕府軍は長州軍に大敗
を喫しました。このことにより、幕府の権威は大きく失墜し、
1867年の大政奉還によって江戸幕府は終焉(しゅうえん)を
迎えました。そして、王政復古の大号令によって明治政府が
成立し、以降、日本は近代国家としての道を歩み始めることと
なります。

伊藤氏は、明治新政府において大久保利通(おおくぼとしみち)
氏や木戸孝允(きどたかよし)氏などの薩長閥の長を支えて
活躍しました。その後、「明治十四年の政変」で大隈重信
(おおくましげのぶ)氏が失脚した後は、政府において中心的
な役割を担うこととなり、1885年に内閣制度が設置されると、
初代内閣総理大臣に就任しました。

こうして、伊藤氏は、最終的には内閣総理大臣という、多くの
人の上に立つ立場となりました。伊藤氏は、仕事ということに
ついて次のように述べています。

「およそ人は、その従事するところのことに忠実ならざるべからず」
(人間は、自分が就く仕事を忠実に行わなくてはならない)

伊藤氏は、自身が人の下で働く際には、忠実にそれを行い、
ときには命がけで取り組みました。こうした経験が、後に人の
上に立つ立場になった際に十分に生きることとなりました。
どのような仕事であっても、必ず後の自分自身にとって役に
立ちます。そうした仕事の中にやりがいを見つけ出すことこそ
が、人の上に立つことを志す上で重要となるのです。

【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。

【経歴】
いとうひろぶみ(1841~1909)。
周防国(現山口県)生まれ。吉田松陰の松下村塾で学ぶ。
高杉晋作や久坂玄瑞(くさかげんずい)などとともに倒幕運動
に参加するなど、明治維新の立役者として大きな役割を果たす。
1885年、初代内閣総理大臣就任。

【参考文献】
「伊藤博文直話 暗殺直前まで語り下ろした幕末明治回顧録」
(新人物往来社(編)、新人物往来社、2010年4月)

(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉
事業団」が提供する情報を転載しました。

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[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日時] 1月17日(月)13:30~16:30
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[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/088_web.html

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編集後記
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年末に向け、あれこれ忙しくなる時節です

気持ち良く新しい
年を迎えるための、掃除や挨拶などに追われている方も多いの
ではないでしょうか。

私たちは「新年」「新学期」「新年度」と生活の中で様々な
区切りをつけていますが、時の流れは淡々と続いていくのみ
という捉え方もあります。

「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」高浜虚子

去年と今年という節目には、切ろうとしても切ることができな
い変わらない時の流れがある、と詠われています。時の流れを
「貫く棒」に例え、区切りに惑わされない作者の潔さが
感じられます。

今年の年末年始は、時間を貫く「棒の如きもの」の重みに
思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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