不妊治療と仕事との両立に関するマニュアル

[Web双方向セミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場
[内容] ガラッと賃金一新セミナー2023版
★昇給決定、賞与決定がしやすくなります
★最低賃金アップの影響で高卒初任給異変
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 28,000円(税別) 30,800円(税込)
[日程]   7月27日(木) 13時30分~16時30分(3時間)
8月30日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/057_web.html
または下記にご記入のうえ、そのままご返信ください。
****ガラッと賃金一新セミナー2023版**************
社 名
役職名
氏 名
電 話
所在地
ご希望日時
************************************************************
Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
メールでご相談ください。

☆★☆―――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年6月6日 VOL.5612
――――――――――――――――――――――――――――

一夜漬けの記憶は翌日には7割が消える

続きは編集後記で

――――――――――――――――――――――――――――
不妊治療と仕事との両立に関するマニュアル
――――――――――――――――――――――――――――

【不妊治療と仕事との両立に関するマニュアルなどが
公表されました】

厚生労働省から、「不妊治療を受けながら働き続けられる職場
づくりのためのマニュアル」及び「不妊治療と仕事との両立
サポートハンドブック」が公表されました。

マニュアルは、各企業において、不妊治療と仕事との両立を図る
休暇制度・両立支援制度等の環境整備や利用促進、不妊治療を
受ける社員に対するハラスメントのない職場づくり、ひいては
不妊治療を行う社員も含めた全ての社員が働きやすい職場風土
づくりを進めることができるように作成されたものです。

今回は令和3年度に作成されたマニュアルについて、数値等を
更新したとのことです。また、ハンドブックは、不妊治療の内容
や職場での配慮のポイントなどを紹介するものとなっています。

本記事では、マニュアルの第2章「企業における不妊治療と仕事
との両立支援に取り組む意義」の内容を抜粋してご紹介します。

--------------------------------------------------------
【1】現状
(1)全出生児に占める生殖補助医療による出生児の割合

2020年に日本では60,381人が生殖補助医療により誕生して
おり、これは全出生児(840,835人)の7.2%に当たり、
約13.9人に1人の割合になります。

(2)不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦の割合

日本では、不妊を心配したことがある夫婦は39.2%で、これ
は夫婦全体の2.6組に1組の割合になります。また、実際に
不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けて
いる)夫婦は22.7%で、これは夫婦全体の4.4組に1組の割合
になります。

(3)不妊治療に関する認知の状況

約8割の労働者は不妊治療に係る実態を理解しておらず、
また、約7割の企業で、不妊治療を行っている従業員の把握
ができていません。

(4)仕事と不妊治療の両立状況

不妊治療をしたことがある(または予定している)労働者の中
で、「仕事と両立している(または両立を考えている)」と
した人の割合は53%になっていますが、「仕事との両立が
できなかった(または両立できない)」とした人の割合は35%
となっています。

(5)仕事と不妊治療の両立ができなかった理由

仕事と不妊治療を両立できずに仕事を辞めたもしくは不妊
治療をやめた、または雇用形態を変えた理由は、「精神面で
負担が大きいため」「通院回数が多いため」「体調、体力面
で負担が大きいため」が多くなっています。

(6)不妊治療の職場への共有状況

不妊治療をしている(または予定している)労働者のうち、
「一切伝えていない(または伝えない予定)」とした人が最も
多く、「職場ではオープンにしている(またはオープンに
する予定)」とした人は、1割強にとどまっています。
「職場ではオープンにしている(またはオープンにする予定)」
としなかった労働者が、職場でオープンにしていない理由と
しては、「不妊治療をしていることを知られたくないから」
「周囲に気遣いをしてほしくないから」「不妊治療がうまく
いかなかったときに職場に居づらいから」などとする人が
多く、職場で不妊治療していることを受け入れる風土が十分
に醸成されていないことがうかがわれます。

(7)不妊治療による職場での嫌がらせ等の影響

不妊治療をしていることを職場の一部にでも伝えている人の
うち、職場で上司や同僚から嫌がらせや不利益な取扱いを
受けた人も一定程度います。

(8)仕事と不妊治療を両立する上で利用した制度

不妊治療をしている(または予定している)労働者の中で、
利用した(または利用しようとしている)制度は、「年次有給
休暇」が最も多く、次いで「柔軟な勤務を可能とする制度
(勤務時間、勤務場所)」「休職制度」となっています。

(9)仕事と不妊治療との両立をする上での会社等への希望

不妊治療をしている(または予定している)労働者が会社や
組織等に希望することとしては、「不妊治療のための休暇
制度」や「柔軟な勤務を可能とする制度(勤務時間、勤務
場所)」「有給休暇を時間単位で取得できる制度」が多く
挙げられていますが、その他、「有給休暇など現状ある制度
を取りやすい環境作り」や「上司・同僚の理解を深めるため
の研修」等も一定程度ニーズが見られます。

【2】不妊治療と仕事との両立支援に取り組む意義

【1】に記載した調査によれば、近年、不妊治療を受ける
夫婦が増加しており、生殖補助医療による出生児の割合も
増加しています。しかしながら、不妊治療に係る実態に
ついては「ほとんど知らない」「全く知らない」とする労働
者が8割近くいるとともに、企業の67%は不妊治療を行って
いる社員を把握していないという実態があります。そうした
中で、不妊治療と仕事との両立について、両立していると
する者は約5割しかおらず、約35%は仕事を辞めたり、雇用
形態を変えていました。

企業にとって、不妊治療と仕事との両立が困難なことにより
離職する人材が増えることは、労働力の減少、ノウハウや
人的ネットワーク等の消失、新たな人材を採用する労力や
費用の増加などのデメリットをもたらします。逆に、社員が
不妊治療をしながら働き続けやすい職場づくりを行うことは、
安定した労働力の確保、社員の安心感やモチベーションの
向上、新たな人材を引き付けることなどにつながり、企業に
とっても大きなメリットがあると考えられます。企業が社員
の事情に応じてサポートする姿勢を示すことは、社員に
とっても安心でき、仕事への意欲が増すなどの大きな影響を
与えます。

--------------------------------------------------------

詳細は、同省サイト(下記)をご参照ください。

(中川コメント)
ご参考までに。

――――――――――――――――――――――――――――

求人応募がないのはひょっとしたら求人票に弱点?
――――――――――――――――――――――――――――

求人票を出しているが応募者がいない場合は、求人票に弱点が
ある可能性があります。
ご希望の方は下記に記入しご返信ください。
3営業日以内に弱点が一目でわかる診断書を作成しメール送信
します。
また、研究のためにライバル会社のデータを無料で作成配布
します。
詳しくは下記でご確認ください。

https://nakagawa-consul.com/seminar/126_web_20220829.html

***[無料 求人票弱点診断申込書] ******
社 名
役職名
氏 名
求人番号(件数は何件でもOK)
*************************************************************

――――――――――――――――――――――――――――
編集後記
――――――――――――――――――――――――――――

一夜漬けの記憶は翌日には7割が消える

試験を数日後に控え、一生懸命に勉強して、なにかを暗記す
る。ところが試験の当日にはすっかり忘れてしまっていた
という経験はないだろうか。

人間の脳はたくさんのことを記憶できると同時に、忘れる
ようにもできている。

では、記憶はいったいどれくらい持続するものなのか。
記憶は大別すると、短期記憶と長期記憶に分けられる。
試験の前の”一夜漬け“ などは短期記憶に入るが、その記憶の
寿命は意外と短い。

ドイツの心理学者エビングハウスが記憶の持続時間(保持率)
を実験によって割りだしたデータがある。それによれば、
ある事柄を覚えたとして、その記憶は20分後にはその50%、
翌日には67%、3日後には75%、1か月後には80%が消え去る
という。

つまり一夜漬けの記憶は翌日には7割近くは忘れているという
わけである。
ただし、これはいわゆる棒暗記による記憶なので、一夜漬け
でも覚え力を工夫すれば記憶の保持率は高くなる。

(話のネタ・雑学の本 幻冬舎文庫より)

https://amzn.to/3oHszTk

――――――――――――――――――――――――――――
ご注意
――――――――――――――――――――――――――――
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

――――――――――――――――――――――――――――
メールマガジン
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト https://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー

https://archive.mag2.com/0000283000/index.html

☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA