所定内労働時間を8時間に戻したい
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2024年4月25日 VOL.5576
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年下の部下には次の3点を必ず実行してください。
(続きは編集後記で)
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所定内労働時間を8時間に戻したい
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Q
現在所定内労働時間は7時間30分です。しかし、昨今の求人難
対策として所定労働時間を8時間に延長したいのです。
労働基準法では8時間と記載されているので、従業員の同意は
いらないと思いますが、確認のため質問します。
A
[結論]
従業員の同意が必要です。
[理由]
労働基準法で定めているのは、一日8時間以上働かせては
ダメだということです。
現在、7時間30分の勤務となっていますので、8時間勤務に変更
するには従業員の同意が必要です。
[補足]
従業員の同意がない場合、一方的に所定労働時間を延長すること
は労働基準法違反となります。したがって、所定内労働時間を
延長する場合は、従業員との合意を得ることが重要です。
(中川コメント)
30分延長する労働時間分は賃金に反映させる必要があります。
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編集後記
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年下の部下には次の3点を必ず実行してください。
1.名前をさんづけで呼ぶ
2.敬語を使う
3.上から目線で話さない
年上の部下の場合、管理したり、教育しようという意識を弱め
てください。
極力、自由意志で仕事ができるように配慮してあげましょう。
細かく管理せずに、年上の部下に期待している目標を明確に
指示した後は、あまり口出ししないようにしてください。
ただし、年上と一言えども部下の行動の結果はあなたの責任です。
ですので、報告だけは定期的するように指示してください。
年上の部下だからといって、なにも臆れ物に触るように気を
使う必要はありません。
配慮はしても、他の部下同様、注意すべきことはきちんと
注意してください。その場合も、みんなの前で注意するのでは
なく、一人のときにしましょう。
年上の部下は、人生経験もあり、頼れる存在です。信頼して
任せ、大いに頼りましょう。そうすることで、きっとあなた
の期待に応えてくれます。
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ご注意
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そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
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