■始末書を出さない社員、どう対応すべき?■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年11月13日 Vol.6150
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■業績向上に直結する賞与制度のポイント■

社員の納得感とやる気を引き出す賞与制度を解説。

【開催日】
令和7年11月17日(月)13時30分~15時30分
令和7年12月16日(火)13時30分~15時30分

【参加費】
24,000円(税抜)/26,400円(税込)
※メール顧問契約企業様は半額

【対象】
中小企業の経営者・後継者・労務担当者

【申込】
https://nakagawa-consul.com/seminar/003_web.html

または下記をご記入のうえご返信ください
社名/役職名/氏名/参加人数/住所/電話/希望日時

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■不動産業界でよく聞く「抜き行為」とは■
(続きは編集後記で)

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■始末書を出さない社員、どう対応すべき?■
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けん責処分をしたのに、始末書を出してこない。
そんな社員への対応に悩む会社もありますよね。
「再度けん責すべきか?」と考える方もいますが、
実はそれはおすすめできません。

けん責とは「将来を戒める」処分であり、
始末書を出させるのはその一部です。
しかし、提出を強制することはできません。
再度懲戒を重ねるよりも、「提出しなかった事実」
「理由の確認内容」をしっかり記録に残すことが
重要です。

始末書を出さない社員は「反省が見られない」と
評価される可能性があります。
その姿勢を人事考課や昇給判断の際に
適切に考慮すれば十分です。

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◆中川コメント
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懲戒を重ねるより、「記録を残し、
冷静に対応する」ことが会社の信頼を守ります。
まずは、始末書未提出時の対応ルールを
社内で確認しておきましょう。

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■退職金制度のコンサルティング■

【見積】33万円(税込)※顧問契約会社は半額
【担当】中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
【内容】中途採用や複雑な制度をシンプルに見直します
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または下記項目を記入しそのままご返信ください
またはメール返信で社名・役職名・氏名・住所をご記入ください

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編集後記
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■不動産業界でよく聞く「抜き行為」とは■

不動産業界で耳にする「抜き行為」。これは、ある
仲介会社が紹介した物件について、他の業者や買主
がその仲介を通さずに売主と直接契約してしまう行
為を指します。たとえば、A社が紹介した物件を、
B社が売主に直接連絡して契約をまとめるような場
面です。

一見すると「契約できたなら問題ないのでは」と思
いがちですが、仲介会社が費やした労力や信頼関係
を無視する行為であり、業界では最も嫌われるもの
の一つです。場合によっては、仲介手数料の請求や
損害賠償に発展することもあります。

不動産取引は、人と人との信頼で成り立つもの。短
期的な利益を追う「抜き行為」は、結局自分の信用
を失うことにつながります。誠実な取引こそ、長く
選ばれる企業の条件ですね。

出典:『あの業界のタブー』(青春出版 発行)

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