ユニオンから団体交渉についての申し込みがありました

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年12月24日 VOL.545
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好かれたければ自分から心を開く

続きは編集後記で

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ユニオンから団体交渉についての申し込みがありました
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Q
ユニオンから退職した社員の残業未払いに関して団体交渉の
申し込みがありました。これは私たちにとって初めての経験
です。団体交渉は大変なものでしょうか?
話し合いで解決はできませんか?

A
[結論]
ユニオンによる団体交渉の申し込みには応じることを推奨します。

[理由]
法律上、正当なユニオンによる団体交渉への応答は義務付けられ
ています。

[補足]
ユニオンとは労働組合のことで、退職した人も加入できます。
ユニオンは、個々の労働者ではなく、集団として雇用主と
交渉することで、労働者の権利を守ります。

[団体交渉について]
団体交渉は物々しい印象を与えることがありますが、ユニオン
の要求に誠実に対応すれば、穏やかな話し合いによる解決が
期待できます。
もしユニオンの要求が理不尽である場合は、弁護士に相談する
ことを検討してください。

[中川コメント]
労働組合による団体交渉の申し出を拒否することはできま
せん。ただし、団体交渉の日程は、企業の都合に合わせて調整
することが可能です。

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編集後記
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好かれたければ自分から心を開く

表面的なプロフィール以外にも、自分の性格や意見、悩み、
身体的特徴などを弱みも含めて正直に見せることを自己開示と
いいます。

例えば、新入社員歓迎会で、「○○○○。32歳です。開発部に
所属しています。人と打ち解けられるまでに時間がかかる
タイプですが、よろしくお願いします。趣味は釣りです。
目下の悩みは、髪の毛が薄くなってきていることです」と自己
紹介したらどうでしょうか。

心の内面をありのままに見せてくれたことで、彼に対する好感度
が一気に上がるはずです。

このように自己開示は、自分に対する好感度を上げるとともに、
相手の自己開示をも促す作用があります。
つまり、親しくなりたかったら、まず自分から心を開くことが
手っ取り早く、効果的なのです。

(職場の心理学 齊藤勇著 西東社刊より)

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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

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