■ずっとA評価だった社員を、突然B評価にしてもよい?■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年9月27日Vol.6367
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■2段階認証でも防げない「認証済み情報」の盗難■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■ずっとA評価だった社員を、突然B評価にしてもよい?■
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「これまで、ほとんどの社員をA評価にしてきました。
でも、これでは人事考課の意味がないですよね」
「今年からメリハリをつけて、
B評価やC評価も出したいのですが……」
こんな悩みはありませんか?
社員数の少ない会社では、
評価に差をつけるのは難しいものです。
社長も上司も社員の顔が見えますから、
つい厳しい評価を避けたくなります。
その結果、毎年ほとんどの社員がA評価。
評価によって昇給額が決まる会社では、
昇給額にもあまり差がつきません。
ところが会社が方針を変えて、
今年から評価にメリハリをつけようとすると、
別の問題が出てきます。
社員からすれば、
「今までずっとAだったのに、
なぜ今年はBなのですか?」
という疑問が出ますよね。
Q 毎年A評価だった社員には、
今後もA評価を続けなければなりませんか?
A まずは、
これまでA評価が多かった理由を
整理するとよいでしょう。
毎年きちんと評価した結果として、
たまたまA評価が多かったのであれば、
過去の評価だけを理由に、
今後も同じ評価にするとは限りません。
ただし、社内の決まりなどで
一定の昇給を約束していたような場合は、
事情が変わってきます。
これまでの運用と社内ルールを、
まず確認しておくことが大切です。
Q 会社の方針として、
一定数をBやCにしてもよいのでしょうか?
A ここは少し注意が必要です。
「今年はB評価を3人つくろう」
というように、人数を先に決めてから
社員を当てはめる考え方ではなく、
一人ひとりを決められた基準で評価し、
その結果としてBやCになる、
という順番で考えるのがよいでしょう。
評価のもとになる事実が間違っていたり、
特定の社員だけを狙って低く評価したりすれば、
当然、納得は得にくくなります。
大切なのは、
「なぜこの評価になったのか」を
会社が説明できることです。
ワンポイントアドバイス
評価を決めるときは、
「印象」だけで判断しないようにしましょう。
例えば、
「納期を守らなかったことが3回あった」
「新しい仕事に自ら手を挙げた」
「目標に対してこの成果を上げた」
など、具体的な事実を記録しておきます。
メールや面談記録などを残しておけば、
後から評価理由を説明するときにも役立ちます。
Q 評価制度を変えるなら、
社員への説明は必要でしょうか?
A これはとても大切です。
今までA評価が当たり前だった職場で、
突然BやCが増えれば、社員は、
「会社は昇給を減らしたいだけでは?」
と受け取るかもしれません。
そこで、
「なぜ評価の運用を変えるのか」
「何を評価するのか」
「どんな行動を期待しているのか」
を事前に伝えておくことが大切です。
さらに評価後の面談では、
単に「あなたはBです」で終わらせず、
「ここを改善すれば、
次の評価につながります」
と伝えることも必要でしょう。
では、現場ではどう考えるか。
人事考課の目的は、
社員に点数をつけることではありません。
社員に会社が期待することを伝え、
本人の成長や挑戦につなげることに
意味があります。
評価にメリハリをつけるのであれば、
まず評価基準を分かりやすくし、
社員に事前に説明する。
そして、具体的な事実に基づいて評価し、
その理由を本人に伝える。
この流れが大切です。
「今年から厳しく評価しよう」と考える前に、
まず自社の評価基準を見直してみませんか。
社員が「何をすれば評価されるのか」を
理解できる制度になっているか。
一度立ち止まって確認することが、
人事考課を生かす第一歩になるでしょう。
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【本からの気づきメモ】
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■2段階認証でも防げない「認証済み情報」の盗難■
端末からIDや認証情報を盗む「インフォスティーラー」
と呼ばれる情報窃取型ウイルスが広がっています。
最近は企業のシステムだけでなく、AIの利用枠まで
盗み取って売買する動きが確認されています。
特に厄介なのは、2段階認証を済ませた後の
「認証済み」の状態を示す情報まで盗まれることです。
これを悪用されると、犯罪者は改めて2段階認証を
突破しなくても、アカウントを利用できてしまいます。
日本でも日経平均採用225社のうち168社で、
重要な認証情報が闇サイトで売買されていました。
感染はブラウザーの更新などを装い、利用者自身に
キー操作をさせる手口もあり、注意が必要です。
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免責事項
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法律や判例も簡潔に
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