【賃金】住宅手当を廃止したい

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年6月15日号   VOL.1164
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納豆や大豆は健康への効果が抜群?

(続きは編集後記で)

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 【賃金】住宅手当を廃止したい
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   当社は住宅手当を支給しています。
   住宅手当を廃止したのですが問題ありますか?

中川:どうして廃止するのですか?

社長:福利厚生的なものなので仕事とは関係ありません。
   仕事がイマイチなのに住宅手当の基準を満たしているだけで
   住宅手当が支給され、結果として同僚より高い給料になってい
   場合があるのです。

中川:なるほど。

社長:社員間のバランスを保つためです。

中川:経営が苦しいからということではありませんか?

社長:ドキ!
   それもおおいにあります。

中川:住宅手当の廃止は不利益変更になりますので、廃止にするには
   手続きをしなければなりません。

社長:福利構成でも不利益変更となるのですか?

中川:賃金の一部として払っているからです。

社長:でも、福利厚生ですよ?
   仕事とは関係なく払っているのです。

中川:たしかに、賃金そのものではありませんが、入社時には
   住宅手当も支給すると約束して採用しています。
   つまり、雇用契約を結んでいます。
   その契約を変更する場合は不利益変更となります。

社長:そうなんですか。
   では、住宅手当の廃止はできないのですね?

中川:できますが、きちんと手続きを踏む必要があります。

社長:どんな手続きですか?

中川:従業員に住宅手当の廃止を説明し同意を得る必要があります。

社長:そうですか。
   分かりました。

   
(中川コメント)

 福利厚生的なものでも、それが入社時の重要な動機である
可能性があります。労働契約の変更としてきちんと対応するべきです。

 

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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納豆や大豆は健康への効果が抜群?

 納豆は様々な意味で健康によいと推奨されています。どのようによい
のか、医学的に検証してみたいと思います。

 納豆は、カルシウム補給に優れているだけではなく、ネパネパ成分には、
ポリグルタミン酸や、グルタミン酸が入っていて、腸からのカルシウムや
ミネラルの吸収を高めることがわかっています。

 また、納豆には、ビタミンむが豊富に含まれていて、取り込んだカルシ
ウムを骨に吸収、吸着させる作用があります。現代人は、食生活のなかで
慢性的にカルシウムが不足していますが、納豆を食べることで、補充する
ことができるわけです。納豆の消費量の多い東北、関東は、骨折の発生比
率が低く、納豆消費量が半分以下の近畿以西は、骨折の発生比率が高いと
いう報告もあります。ちなみに、カルシウムが不足すると骨粗軽症になり
ます。

(あの「健康法」のウソ・ホント 森田豊著より)

では、また明日お会いしましょう!!

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