【労務管理】ヤル気がでるサンキューカード
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年7月17日号 VOL.1196
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マハトマ・ガンジー
(続きは編集後記で)
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【労務管理】ヤル気がでるサンキューカード
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
社員のヤル気でなにかヒントはありませんか?
中川:社風や経営者のお考えが前提となりますので
これをすればヤル気がでるとは言いにくいです。
社長:そうかもしれませんね。
それでもあえてこれはという何かヒントを出してください。
中川:社長がヤル気になるのはどんな場合ですか?
社長:お客様から喜ばれたときです。
次回も喜ばれるようにしよう、経営者になってよかったと
思いますね。
中川:社員も同じだと思いませんか?
社長:そうでしょうね。
相手に喜ばれると嬉しいですよね。
中川:そしてヤル気になる。
逆にヤル気がなくなるときは?
社長:いろいろありますが、社員から文句を言われたり、お客様
からクレームをいただいたときです。
もう、経営者を辞退しようかと思います。
中川:ヤル気のでる状況とヤル気がなくなる状況の頻度はどんな
割合ですか?
社長:うーん、ほとんどヤル気がなくなる状況ですね。
たまにやる気の出るような嬉しいできごとがある程度です。
質問されて気づいたのですが、人生はイヤなことが多いの
ですね。
中川:社員も同じかもしれませんね?
社長:なにか、謎かけをされているような...。
中川:ピンポーン!
社長:何が言いたいのですか?
中川:社員がヤル気を出すヒントがそこにあります。
社長:どこに?
中川:社員も相手が喜ぶと嬉しくなりヤル気が出てくるのですから
相手が喜ぶ状態が頻繁にあるといいと思いませんか?
社長:それはいいと思います。
どのようにして相手が喜ぶようにするのですか?
中川:「サンキューカード」作戦を展開している会社があります。
ある会社では業績悪化で整理解雇や賃金カットまでしましたが
社員のヤル気を上げるために「サンキューカード」作戦を展開
してものの見事に業績を急回復した会社があります。
社長:へえ、それはすごいですね。
「サンキューカード」とは何ですか?
中川:「サンキューカード」は良いことをしてもらった社員が
よいことをしてくれた社員に感謝の言葉を書いたカードを
渡すのです。
社長:へえ、それでヤル気がでるのですか?
中川:社風がガラリと変わったそうです。
社長:どんなふうに変わったのですか?
中川:それまではお互いに欠点や仕事の不手際を責めていました。
しかし、「サンキューカード」書くようになって
相手の良い点をみるクセが次第に定着していったのです。
カードを受け取る方は相手が喜んでいることを実感して
ヤル気が起きるのです。
社長:なるほど。
検討します。
(中川コメント)
社員のヤル気を出すほうほうはたくさん試されています。
これなら絶対という方法はないかもしれません。
いろいろ試しながら、効果的なものを模索することになるでしょう。
一つのことを続けると社員は飽きがきますので、手を変え品を変え試みる
ことになります。
今日はここまで。では、またあした。
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第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
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編集後記
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マハトマ・ガンジー
明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるがごとく学べ。
『ガンジー・自立の思想自分の手で紡ぐ未来』(地湧社)より
では、また明日お会いしましょう!!
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