【労災】休職期間満了直前に労災だと言い出した
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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良かったのですが
それを実施していない会社の対応策もご提案します。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2014年8月27日号 VOL.1987
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慎重居士
(続きは編集後記で)
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【労災】休職期間満了直前に労災だと言い出した
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
Aさんについて相談です。
中川:はい、何でしょうか?
社長:Aさんは現在うつ病で休職中です。
今月末に休職期間が満了になります。
それで休職期間満了による雇い止めの手続をしていました。
中川:お気の毒ですがしょうがないですね。
社長:Aさんはうつ病になったのは労災だと言出したのです。
どうしたらいいですか?
中川:本当に労災なのですか?
社長:うつ病で休職になる前に労災というべきでしょう。
わざと休職期間満了をねらって労災だと言い出したんだと
思います。
中川:それは推測です。
先入観念で扱わない方がいいですよ。
社長:わかりました。
どうしましょう?
中川:Aさんに労災の根拠を確認しましょう。
その結果で労災扱いにするかどうかを見極めましょう。
社長:その結果労災と感じたら?
中川:労災申請をすることになります。
社長:もし、労災ではないと感じたら?
中川:それなら規程通り休職期間満了で取り扱いましょう。
社長:労災扱いにしないとAさんは納得しないのでは?
中川:ではAさんに労災申請をしてもらうことです。
社長:会社が申請しなくても良いのですか?
中川:本来はAさんが申請するものです。
社長:もし、労災となったら?
中川:そのときは労災の取扱をすればいいです。
社長:労災と認定されるのにどのくらいの期間が必要ですか?
中川:半年はかかるようです。
社長:では、労働基準監督署の判断がでるまでは退職させられないのです
か?
中川:会社では労災とは思っていないことをAさんに伝えましょう。
いったん休職期間満了で退職とするが、Aさんが労災申請をして労
災になったら職場復帰をさせるということで対応すればいいです。
社長:本当にそれで大丈夫ですか?
中川:Aさんが労災であると主張している根拠を早急に社内で調査を
して見極めましょう。
それで労災ではないと判断すればそれでよいです。
社長:わかりました。
(中川のコメント)
うつ病は労災と主張されると取扱が難しい案件です。
労災かどうかは慎重に対応しましょう。
今日はここまでです。
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なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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編集後記
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慎重居士
空港のロビーで、スピーカーから呼び出し声が響いた。
「マンデスポンデンさん、お近くの受話器をお取りください」
マンデスポンデン氏は椅子から立ち上がり、受話器を取り上げて言った。
「いま呼び出しがあったのはマンデスポンデンですか、それともナンデス
ポンデンですか?」
(これが本当のジョーク世界一 より 天満龍行編著 アカデミー出版)
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解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?
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