【残業代】休日出勤の割増率を確認しましょう

◆─────────────────────────────────◆
  ■ 就業規則の見直しをしましょう  
        【東京】セミナー開催日 9月20日(木)10時~16時30分
◆─────────────────────────────────◆
見直しのポイントは、
1.社員と、もめごとを起こさない予防策が織り込んであること
2.問題社員に「ビシ!」と言える作り方をしていること
3.権利ばかり主張する自分勝手社員に毅然とした態度ができること
です。

詳しくは(セミナー申し込みもできます)

→→→ http://nakagawa-consul.com/seminar/005.html

 

☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年8月31日号   VOL.1240
――――――――――――――――――――――――――――――――――

『秋ナスは嫁に食わすな』は意地悪を言っているのではない!

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆
【残業代】休日出勤の割増率を確認しましょう
◆────────────────────────────────◆

中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   当社は仕事が忙しくなり休日出勤が増えました。

中川:業績不振が一般的なので忙しいことはなによりです。

社長:忙しいだけですよ。
   休日出勤をさせれば残業代が増えますので痛し痒しです。

中川:ところで休日出勤の割増率をどうしていますか?

社長:割増率は休日出勤ですから35%割増しです。
   違法ではないでしょう?

中川:もちろん違法ではありません。
   休日には法定休日と法定外休日があり、割増率が
   違いますよ。

社長:法定休日とはなんですか?

中川:週1日の休日です。
   労基法では週1日の休日を与える義務を定めています。
   それが法定休日です。

社長:法定外休日とは何ですか?

中川:御社は週2日の休日を定めています。
   その2日の1日が法定休日で、他の1日が法定が休日と
   なります。

社長:それで割増率が違うのですか?

中川:違います。
   法定休日出勤は35%割増し
   法定外休日出勤は25%割増し
   となります。

社長:ありゃ、当社は法定外休日も35%割増しで払っています。
   違法ですか?

中川:違法ではありませんが、会社としては人件費がその分
   増えています。

社長:では休日を法定休日と法定外休日に分ければ人件費が
   減りますね。

中川:そうです。
   ただし、いままで法定外休日出勤も35%割増しで
   払っていたので25%割増しに下げることは不利益変更と
   なります。

社長:ではできませんか?

中川:従業員に説明をして同意を得ればOKです。
   同意が得られたら賃金規程の修正もしましょう。

社長:わかりました。

(中川コメント)

法定休日とは労基法で定めている週1日の休日です。
日曜日と限らなくてOKです。

 法定休日出勤  35%割増し
 法定外休日出勤 25%割増し

となっています。

 割り増し賃金の確認をしましょう。

 

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/niaslaisea

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

 

◆─────────────────────────────────◆
 監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
◆─────────────────────────────────◆

 解雇とか賃金の切り下げとか微妙な問題は、労働基準監督署に聞くわけに
もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?

https://nakagawa-consul.sslserve.jp/service/mail_adviser.html

 

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

『秋ナスは嫁に食わすな』は意地悪を言っているのではない!

 漢方の世界では、自然界のあらゆるものを陰と陽に分けますが、ナス
は強い陰性を持った食べものと考えられています。このため、これから
子どもを産まなければならないお嫁さんには、そんなものは食べさせら
れない。強く元気な子を産んでほしいという願いから出たのが、このこ
とわざだというわけです。

 実際、ナスにはソラニンという成分が含まれていて、これを体内にた
くさん取り込むと、体が冷えて流産しやすくなるともいわれています。

 つまり、嫁の体を思ってできたことわざなのに、嫁いびりのように受
け取られているのは誤解だというわけですが...それにしても秋ナスはう
まいのであります。

(雑学の本 竹内均編 知的生きかた文庫より)

では、また明日お会いしましょう!!

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆