【退職金制度】前払い制度にしたい

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年9月17日号   VOL.1257
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よく街の宝くじ売り場で、「1億円の当たりくじ、この売り場から出ました」
などと掲示してあるのを見ますが、どのようにして調べのでしょうか。

(続きは編集後記で)

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【退職金制度】前払い制度にしたい
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   退職金制度を前払い制度に切り替え、毎月の給料に入れて払い
   たいのですが問題ありますか?

中川:いままではどのような制度なのですか?

社長:退職基本給に勤続年数係数を乗して支給しています。

中川:前払いにする理由は?

社長:退職金を払うために外部積み立てをしていますが、その運用
   リスクがあるのでそれを避けたいのです。
   
中川:運用リスクと言いますと?

社長:外部積み立てしたものが元本割れする可能性があります。
   外部積み立てはいろいろな方法があるのですが、帯に長し
   たすきに短しでこれといったものがありません。

中川:たしかにその通りですね。

社長:では、退職金の前払いに賛成してもらえますね?

中川:反対です。

社長:どうしてですか?

中川:自己都合減額が使えなくなります。

社長:そうか。
   でも、それはたいしたことではないでしょう?

中川:退職金は長期間勤続を期待する制度です。
   自己都合退職する人の退職金を減額しないことはそもそもの
   意義を失います。

   これは重要なポイントです。

社長:なるほど。

中川:その他にデメリットがありますよ。

社長:どんなデメリットですか?

中川:毎月の賃金で退職金の前払いをすれば賃金とみなされます。
   賃金であれば労災保険、雇用保険たその分高くなりますよ。
   それから健康保険料、厚生年金保険料も高くなります。

社長:それは気がつかなかった。

中川:もちろん、残業単価も上がります。
   その分、残業代が増えます。
   つまり、退職金の前払いをすると人件費が増えるのです。

社長:ありゃ!
   これはまずいですね。

中川:前払いはお勧めしません。

(中川コメント)

 退職金の前払いは大企業の一部で実施しています。
しかし、デメリットが多いので推奨しません。

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今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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よく街の宝くじ売り場で、「1億円の当たりくじ、この売り場から出ました」
などと掲示してあるのを見ますが、どのようにして調べのでしょうか。

 みずほ銀行宝くじ部によりますと、売り場は現在、約1万3000か所ありま
す。みずほの支店の一部でも扱っていますが、大半は販売業者に委託して
います。

 みずほでは売り場に、宝くじと一緒に「今回のくじの番号は○○番から
○○番まで」と記した明細表を届けます。このため担当者は当選番号が発
表されると、自分の売り場から出たかどうかすぐにわかるのです。
 みずほは掲示方法について「第OO回全国自治宝くじで、一億円の当たり
くじが出ました」という具合に、お客さんにいつのくじかがわかるように
書くことを指導しています。ただ、掲示そのものを出すかどうかは、売り
場の判断だそうです。

(雑学特ダネ新聞 より)

では、また明日お会いしましょう!!

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