【賃金】今後の賃金制度

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 ■ 60歳以上の給料の決め方セミナー開催
      1月16日(水)13時30分~ 東京にて
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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています    
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良いですよ。
その理由も説明します。

詳しくは(セミナー申し込みもできます)

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年1月1日号   VOL.1365
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正月にお屠蘇を飲む理由は?

(続きは編集後記で)

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【賃金】今後の賃金制度
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中川:明けましておめでとうございます。
   本年もよろしくお願いします。

社長:明けましておめでとうございます。
   今年もよろしくお願いします。

中川:今年の課題は何ですか?

社長:人件費ですね。

中川:人件費の何が課題ですか。

社長:給料の高い人が多くなって困っています。

中川:どうして給料が高くなっているのでしょうか?

社長:職能等級の高い人が多くなったのです。

中川:と言いますと?

社長:当社の職能等級は6等級あります。
   半分以上の人が4等級以上なのです。

中川:御社は定着率がいいですからね。

社長:それが原因だと思います。
   給料は上げることはあっても下げることありませんでしたから。

中川:職能等級制度を導入している会社はそのような傾向があります。

社長:どうしてそうなるのですか。

中川:職能等級制度は勤続年数が長くなると次第に上がる昇給の仕
   組みになっています。
   標準滞留年数かあるでしょ?

社長:はいあります。

中川:その仕組みが長く勤めていると自然に給料上がる仕組みに
   なっているのです。
   結果として、仕事の割には給料の高い人が増えていくのです。

社長:そうですね。そういう人が多いです。

中川:このまま続けていると人件費の負担がますます大きくなりますよ。

社長:それは困ります。
   何か良い方法がありますか?

中川:職能等級制度は、勤続年数に比例して能力が上がることが前提に
   なっています。
   しかし、最近の仕事は数年足らずで一人前になり、
   その後は能力があまり上がらないのが現実です。
   それにもかかわらず、給料が上がるというのはおかしいでしょう?

社長:言われたらそのとおりですね。
   何か解決策はありますか?

中川:職務給がいいと思います。

社長:職務給といいますと?

中川:職務に応じて給料決めるです。

社長:と言いますと

中川:実際にやってる仕事のレベルに応じて給料決めるのです。

社長:当社はそのつもりで給料決めていますが。

中川:でも結果的に給料が高い人が増えてますよね。

社長:うーん。

中川:職務給であれば上限の給料が決まっています。
   従って長く勤めたとしても給料が上がるとは限らないのです。

社長:なるほど。
   その仕組みを教えていただけますか?

中川:はい、よろこんで。

(中川コメント)

 年功序列賃金になりやすいのは、長年勤務すると自動的に昇給できる仕組み
の賃金制度の場合です。
 職能等級制度はその弊害が指摘されています。
 中小企業の賃金制度は職能給を基本にした方が良いと考えています。

 弊社では職務給を中心とした賃金制度のセミナーを開催してます。

よろしければ、お申し込みは下記から

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今日はここまで。では、またあした。

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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
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定年延長での悩みは、賃金をどう決めたら良いか、管理職などは役職を
そのままでいいのかということです。
賃金の決め方でやってはいけないのは、定年の時の給料の80%とか70%と
決める方法です。
管理職の給料は、一般社員とは違った決め方をしなければ、労務管理は、
うまくいきません。
法律改正がありました。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方がよいです。

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    編集後記      
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正月にお屠
蘇を飲む理由は?

 正月にお屠蘇を飲むのは、もともと新年にあたって無病息災、平穏無事
を祈るという厳粛な儀式だった。その背景には次のような中国の物語があ
る。

 唐の時代、仙人が屠蘇庵という草家を結んで、山の中に住んでいた。毎
年、大晦日の夕方になると、この仙人は袋に薬を入れて井戸につけ、元日
になるとそれを酒樽に移して飲んでいた。そして、いつしか里人もこの方
法を真似るようになり、「屠蘇庵」にちなんでその酒を「屠蘇」と呼ぶよ
うになったという。

 ちなみに、「屠蘇」という言葉には、「蘇」と呼ばれた悪鬼を「屠る=
殺す」という意味がある。

 日本では、平安時代の初期、嵯峨天皇のころの宮中で始まったのが最初。
江戸時代までは、山椒、肉桂、桔梗など八種の薬穫を、各家で調合して
作っていたが、明治以降は「屠蘇散」という袋入りのものが売りに出さ
れた。このころまでは、起源に従って、新年の薬として飲まれていたので
ある。

(雑学全書 光文社刊より)

では、また明日お会いしましょう!!

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