【賃金】成果主義賃金制度を導入したい

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年5月9日号   VOL.1498
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[アンドリュー・カーネギーの名言|正直な仕事をしない会社が成功したの
                                                  を見たことがない]

(続きは編集後記で)

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【賃金】成果主義賃金制度を導入したい

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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   最近、社員がたるんでいます。

中川:それは困りましたね。

社長:それで気合いを入れるために賃金制度を見直したいのです。
   がんばったら報いられる賃金制度としたいのです。

中川:そうですか...。

社長:ありゃ?
   乗り気ではありませんね?

中川:がんばったら報いられる賃金制度とはどんなイメージですか?

社長:社員にノルマを与えてそれを達成したら給料を上げる、
   そうでない場合は下げることもあるようなことです。

中川:ノルマは具体的にどんなものですか?

社長:うーん、たとえば、生産性を5%アップするとか、営業でしたら
   売上をいくらにするというようなことです。

中川:総務関係者にはどうしますか?

社長:それはこれから考えます。
   ちゃんとノルマを与えれば目標がはっきりしますから
   社員がしゃきっとするでしょう。

中川:生産性を5%アップすると言うことは具体的には?

社長:たとえばいままでは1日100個作っていたのを105個つくることに
   するのです。

中川:105個にしたら給料をどうするのですか?

社長:上げます。
   いくらにするかはこれから考えます。

中川:営業の人は売上でしたね。
   売上のノルマはどのように決めるのですか?

社長:たとえば売上を5%アップとします。

中川:製造も営業も同じ5%アップですね。

社長:公平でいいでしょう。

中川:本当に公平ですか?
   製造の生産性を5%アップすることと営業が売上を5%アップすることは
   同じくらい難しいですか?

社長:いやあ、痛いところを突かれました。
   製造の生産性5%アップはとても困難です。
   かなりがんばらなければムリでしょう。
   がんばっても目標を達成できるかどうか...。

中川:営業は?

社長:大型受注をしたら簡単に5%アップしますね。

中川:それで公平と言えますか?

社長:うーん、製造の生産性のアップは低くする必要がありますね。

中川:いくらだったらいいですか?

社長:そう簡単には決められませんね。

中川:ということです。

社長:はあ?????

中川:ノルマを与えてそれを達成したら給料を沢山払うし
   達成しなかったら減額するとおっしゃいましたが、肝心なノルマの
   設定を公平にすることは至難です。

社長:つまり、ノルマで給料を決めるのはムリだと?

中川:そうです。
   目標(ノルマ)を与えて賃金に反映する成果賃金制度が一時もては
   やされました。
   しかし、現実には目標の設定が難しいのです。
   また、個人別に目標を与えることで個人主義に陥りチームワークが
   とれなくなって困った会社があります。

社長:そうですか。
   どうしたらいいですかね?

中川:それを話すと長くなります。
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社長:はい、分かりました。

(中川コメント)

 目標を与えてその結果によって賃金をアップダウンしたいという誘惑に
かられます。しかし、成果主義賃金を導入した会社は目標の妥当性で壁につ
きあたり、方向転換をしています。

 あなたの会社は成果主義賃金の運用がうまくいかないで困っていませんか?

 

今日はここまで。では、またあした。

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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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管理職の給料は、一般社員とは違った決め方をしなければ、労務管理は、
うまくいきません。
法律改正がありました。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方がよいということにも触れて
いますが、それは使えなくなりました。しかし、給料の決め方については
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    編集後記      
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[アンドリュー・カーネギーの名言|正直な仕事をしない会社が成功したの
                                                  を見たことがない]

私は長い一生のうちに、善い正直な仕事をしない会社が成功したのを見たこ
とがない。

では、また明日お会いしましょう!!

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