【賃金】来春の賃金改定について

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 ■ 経営者、管理職のための信頼される人事考課のしかた
      【東京】  3月19日(水)13時30分~16時30分
      【東京】  4月11日(金)13時30分~16時30分

         http://nakagawa-consul.com/seminar/072.html
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弊社は「人事考課は主観でよい!」と提唱しています。
人事考課は主観でしか評価ができません。
しかし、それに甘えて、自分の好みだけ、自分の好き嫌いだけで人事考課を
されては、従業員はたまったものではありません。
主観で決めるとしても評価にはルールがあるのです。
そのルールを知らないで主観で人事考課をしては不信感ばかり募(つの)り
結果的に労務管理がギクシャクすることになります。
人事考課の基礎を身につけることで従業員との信頼関係をよくしていきま
しょう。

詳しくは下記からご確認ください。(セミナー申し込みもできます)

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2013年12月23日号   VOL.1729
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牛なべ屋は江戸時代からあった?

(続きは編集後記で)

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【賃金】来春の賃金改定について

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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   12月21日の日経新聞に賃上げの記事がありましたね。

中川:「経団連、ベア容認の方針 来春労使交渉、政労使会議受け
    具体論で隔たり 賃上げ波及は不透明」という見出しの
    記事ですね。

社長:そうです。
   ベアとはなんですか?

中川:大手企業の場合は賃金制度で定期的に昇給する仕組みになっている
   ことが多いのです。それを定期昇給といいます。
   その定期昇給にプラスする賃金のアップのことです。

社長:定期昇給だけでもいいのではないですか?
   どうしてプラスするのですか?

中川:高度成長時代はインフレが当たり前でした。
   インフレは物価が上昇しますので、生活を維持するためには
   定期昇給だけでは不足するので、賃金のベースを底上げして
   いました。
   ベースを上げるのでベースアップというのです。
   それを短縮して「ベア」です。

社長:ああ、それですか。

中川:それから労働生産性が上がると企業には賃金の支払に余裕が
   でます。
   それに報いるためにベースアップをすることもありました。
   生産性が上がる典型は生産の自動化などです。

社長:物価のアップと生産性のアップの両面があってベースアップを
   したのですね。

中川:現在はインフレと言われるほどの物価上昇はありません。
   アベノミックスはゆるやかなインフレを目指しています。
   いまのところ、ベースアップをするほどのインフレになってい
   ません。

社長:では、ベースアップができる状況ではないでしょう

中川:そうですね。
   しかし、業績が改善した会社はベースアップをしても
   良いと経団連が考えていると言うことです。

社長:経団連は、以前は定期昇給もできないと言っていたと記憶して
   います。
   ベースアップを容認するとは時代が変わりましたね。

中川:安倍首相の意向を踏まえての経団連の発言ですね。
   確かに自動車産業など業績が著しく向上していますので
   ベースアップを容認する状況になっていることが
   背景にあります。

社長:業績の悪い会社はベースアップはないのですね?

中川:そうなります。
   業績が悪い会社はベースアップどころか定期昇給も
   見送ることになります。

社長:その記事は経団連の話なので、大手企業のことですよね。
   当社のような中小企業はどう考えたらいいですか?

中川:世間相場と比較して高いか低いかを確認します。
   その上で、低い人は賃金を引き上げるかどうか、
   高すぎる人は昇給をしないかどうかなどと検討します。
   新聞報道に惑わされないことです。

社長:どのように世間相場と比較するのですか?

中川:世間相場の年齢別で比較します。

社長:従業員は取締役、管理職、男性、女性とさまざまです。
   それらを比較するデータがあるのですか?

中川:弊社は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)と
   関西圏(大阪、京都、兵庫)の300人以下の生データを
   もとに、年齢別の取締役、管理職、男性、女性別に
   世間相場を把握しています。
   それらと比較します。

社長:どうすれば良いのですか?

中川:弊社に下記よりお申し込みいただきましたら、
   賃金データの提出方法についてご連絡をします。
   比較グラフの作成が完成したら印刷物を郵送します。

   → http://form.mag2.com/cestuuoudr

社長:わかりました。
   費用はいくらですか?

中川:無料です。

社長:え?
   どうして無料なのですか?

中川:正直申し上げますと比較グラフの作成に半日はかかりますので
   有料にしたいところです。
   しかし、有料だと賃金データの比較グラフをご依頼する会社が
   減ると思います。
   世間の賃金相場の統計をとるためにはできるだけ多くのデータが
   欲しいのです。
   それで無料としてます。

社長:無料とはいいながら後からいろいろ他の商品の売り込みがある
   のではないですか?
   タダほど高いものは無いと言いますし。

中川:作成したグラフを郵送するときに弊社の商品のご案内チラシを
   同封するくらいで
す。
   電話などで強い売り込みをするというようなことはありません。

社長:わかりました。
   では、早速申し込みますのでよろしくお願いします。

中川:はい、喜んで。

(中川コメント)

 従業員の給料が高いか低いか一目で分かるグラフを無料で作成します。

うちの従業員の給料が高いか低いか分からないのでは、給料の決めようが
ありません。高いか低いかをまず把握することです。

従業員300人未満の会社に対して御社の賃金データ(社員名は不要です。
記号で処理します)をご提供いただきますと、
一目で世間相場と比較できる「ズバリ!実在賃金」グラフを無料で差し上げ
ます。

「ズバリ!実在賃金」のグラフは、年齢別の世間相場(取締役、管理職、一
般男性、一般女性)を描いたライン(曲線に近い)のグラフに御社の同年齢
の従業員の年収・残業代を含む月額・所定内賃金(残業なし)・賞与をプ
ロット(点)表示します。
プロットは御社の従業員が分かるように番号で表示します。

そのグラフがあれば、御社の従業員の給料が世間相場と比較して誰が高いか
誰が低いかが一目で分かります。

ズバリ!実在賃金のデータがない地域(首都圏、関西圏以外)は厚生労働省
のデータを元に弊社で独自に加工した世間相場の管理職を推測して、管理職、
一般男性、一般女性の年齢別のグラフを作成します。
厚生労働省の賃金相場は管理職の相場が不明なので、そのままでは参考にな
らないから加工しています。正確性には欠けますが、そのほうがより実態に
近づくと思うからです。

よろしかったらお申し込みください。

→ http://form.mag2.com/cestuuoudr

今日はここまで。では、またあした。

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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/sufraegepr

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

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基本給連動型の退職金制度は、リスクが大き過ぎます。
ポイント制退職金制度は、中小企業には合いません。

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    編集後記      
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牛なべ屋は江戸時代からあった?

 坂本龍馬のドラマを見ていたら、居酒屋で牛なべをつつくシーンがあって
驚きました。

 牛なベ屋の登場は明治以後のこととばかり思っていたからです。ところが
さにあらず、大阪ではすでに安政年間(1854~60) に2軒が開業しており、関
東でも文久2年(1862) に横浜で「伊勢熊」という居酒屋が開業した記録が
残っています。その後、文明開化の波に乗り、牛なべ屋は大人気を博しまし
た。

では、また明日お会いしましょう!!

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