【採用】求人票より低い賃金で雇用することはできるか?

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2014年4月7日号   VOL.1844
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はっきりとは引けないノーマルとアブノーマルの境目
性的倒錯にお悩みですか?

(続きは編集後記で)

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 【採用】求人票より低い賃金で雇用することはできるか?

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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   Aさんの採用について質問です。

中川:はい、なんでしょうか?

社長:Aさんは施工管理責任者として採用しました。
   能力があるなら年間580万円出しても良いと言いました。

中川:求人票はどのような記載をしたのですか?

社長:基本給35万円から45万円と記載しました。
   それに賞与を年2回合計4ヶ月分と記載しました。

中川:計算は合っていますね。
   それでご質問は?

社長:現場の仕事をさせましたが、能力がありません。
   試用期間をさらに3ヶ月延長して能力確認をしました。
   しかし、能力がありません。

中川:それは困りましたね。

社長:しょうがないで工事担当従業員として働いてもらう
   ことにしました。
   工事担当者であれば施工管理責任者ほどの給料は
   出せません。
   それで225,000円の給料にすることを伝えました。

中川:そうですか。

社長:しかし、Aさんは反発してきました。
   求人票では35万円から45万円という条件であった。
   しかも入社時に年間580万円出しても良いと言ったのに
   それより低い給料になることは詐欺だと言うのです。
   どう対応したらよいでしょう?

中川:年間580万円という雇用契約書を交わしたのですか?

社長:いいえ、口頭で言いました。
   ただし、施工管理責任者としての能力があればという
   条件付です。
   能力がないことが分かったので、給料を減額すること
   にしました。

   それでも雇うだけありがたいと思って欲しいくらいです。

中川:なるほど。
   Aさんはその給料で納得しなければ辞めるしかないで
   しょう。

社長:しかし、詐欺だと言うのです。

中川:求人票は採用申込みの誘引でしかありません。
   あれは雇用契約書ではありません。
   実際に雇用するときに異なる雇用条件の提示をしたとして
   も詐欺には当たりません。

社長:なるほど。

   
(中川コメント)

 本日の記事は、中田建材事件(東京地裁平12.3.22判決)を参考にしまし
た。
 採用したら書面で労働条件を提示することになっています。それに同意
するのであれば募集時と異なる労働条件でも良いです。
今回の事件は施工管理者としての能力がないことを理由に給料を下げたの
ですから詐欺にはならないという判決でした。

 あなたの会社は採用したら雇用契約書を締結していますか?
雇用通知書では争いになったとき会社の立場が弱くなります。
雇用契約書にすべきです。

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    編集後記      
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はっきりとは引けないノーマルとアブノーマルの境目
性的倒錯にお悩みですか?

 フロイトいわく、人間の性愛の対象は成長の過程で変わっていくとか。最
初に自分、次に同性、そして異性という順である。思春期に同性を好きにな
ったりするのは、何もアブノーマルなわけではなく、ただ単に成長の過程で
あるというだけで、誰にでも少なからず覚えのあることであろう。特に女子
高など、異性との接触が制限される環境においては、この傾向が
顕著だとい
われている。そういう環境では、あくまで同性は異性の代用品に過ぎない。

 だがしかし、成長してなお向性を性愛の対象にする場合もある。そのひと
つが、性向一性障害、だ。かつてはアブノーマルと認識されていたが、これ
は現在、社会的にも認知されてきている。都市部では市民権を得ている場合
も多い。このように、性行動は晴好や傾向に個人差が大きいため、ノーマル
とアブノーマルの境界線をはっきりと引くことは難しい。その社会の大多数
が是とすれば、それはもはやアブノーマルではない。

 とはいえ、同性愛に限らず「性的倒錯」に悩む人は多い。それには、量的
異常と質的異常がある。量的異常というと、性欲過剰が頭に浮かぶが、不能・
不感といった性欲低下も含まれる。また、質的異常はふたつに分けられる。
対象の異常と自標の異常である。近親相姦、死体愛好症、小児性愛、フェテ
イシズム、向性愛などが対象の異常。対してサディズム、マゾヒズム、露出
症、窃視症が目標の異常とされる。だがしかし、自ら改めたいならともかく、
法を順守し他人に迷惑をかけない経度なら、引け目を感じる必要はない。

(本当は怖い心理学 齋藤勇監修 イーストプレスト刊より)

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