【残業代】時間外労働になるのか ~技術習得の研修や自習

◆─────────────────────────────────◆
 ■ 「けしからん社員への対応」セミナー

    11月6日(木) 13:30~16:00 東京・銀座

 →  http://nakagawa-consul.com/seminar/059.html

◆─────────────────────────────────◆

無断遅刻をする。無断欠勤をする。指示に従わないで作業ミスをして納期
遅れになる。交通事故を繰り返す。タイムカードを不正打刻する。定期健
康診断を受診しない。上司が部下に適切に業務指示をしない。会社の備品
を窃盗する。社内不倫をする。インターネットで会社の中傷をする。会社
の機密情報を漏洩する。個人情報を漏洩する。刑事事件を起こす。セクハ
ラをする。パワハラをする。権利ばかり主張し、まともに義務を果たさな
い。配置転換を拒否する。勤務成績不良。

さて、どうしますか?

お申し込みは下記から
→  http://nakagawa-consul.com/seminar/059.html

☆★☆―――――――――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2014年10月1日号   VOL.2022
――――――――――――――――――――――――――――――――――

肺呼吸のクジラが睦に上がると死んでしまう理由

(続きは編集後記で)

◆────────────────────────────────◆

 【残業代】時間外労働になるのか ~技術習得の研修や自習

◆────────────────────────────────◆

Q.業務に必要な技術習得のための研修がよく終業時刻を超えて
  しまいます。居残って勉強する社員もおり、熱心なのはあり
  がたいのですが、際限なく残業が増えてしまわないか心配
  です。どのように考えるべきなのでしょうか。なお、当社は
  労働基準法36条に基づく協定(36協定)の締結・届出を行って
  おります。

(中川コメント)

A.任意参加なら時間外とせず

  使用者が就業時間外に行う教育訓練が時間外労働に当たるか
  どうかに関して、労働者が参加しない場合に「就業規則上の
  制裁などの不利益取扱による出席の強制がなく自由参加の
  ものであれば、時間外労働にはならない」と解されています。
  使用者が実施する研修でも、参加を労働者の裁量にゆだねて
  いれば労働時間にならず、使用者の指示とは関係なく行う
  自習も時間外労働としなくて良いことになります。

  ただし最近、技術習得を長時間行った労働者が自殺し、当該
  自習時間を時間外労働と同視して使用者の安全配慮義務違反
  を認めた判例がありました(医療法人甲会事件 札幌高判 平25.
  11.21)。労働者の自由な意思でもそれが業務上の必要に迫ら
  れたもので、結果的に過重労働となり心身の健康を損なった
  場合は労務管理上の責任を問われ得るので、時間外労働で
  なくとも使用者は業務の実態を把握しておく必要があると
  考えられます。

                    提供:労働新聞社

今日はここまで。では、またあした。

◆─────────────────────────────────◆
  【無料】 月刊「ピカイチ情報通信」を無料でお送りします      
◆─────────────────────────────────◆
「ピカイチ情報通信」を月間で発行しています。
貴重は情報をありがとうと言われ、ついつい張り切ってしまいます。
日刊メルマガとはひと味ちがった情報をお届けしています。

読者の方で、月刊「ピカイチ情報通信」を会社に送って欲しいかたは
下記より申し込んでください。

→ http://form.mag2.com/goslathiui

今、お申し込みをいただきましたら、最新号からお届けします。
最大1ヵ月お待ちいただくことがあります。

コンサルタント、社会保険労務士の方はお断りします。

今日はここまでです。

◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆

ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

→ http://form.mag2.com/sufraegepr

ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

→ http://form.mag2.com/stewiobour

◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆

肺呼吸のクジラが睦に上がると死んでしまう理由

 クジラといえば、「潮吹き」を思い出す人もいるでしょう。あれは海水を
吹き出しているのではなく、吐いた息が冷えてそう見えるのですが、いち
いちこうして海面に上がってこなければならないのは、肺呼吸をしている
クジラのつらいところ。

 ウミヘビの一種には、皮膚で水中の酸素を吸収する能力を発達させている
ものがいるそうですが、どういうわけか、陸から水に戻った動物は全般的に、
陸上時代の呼吸方法を捨て去れずにいるようです。

 クジラなど体の形まで魚に似てしまっているのに、呼吸のほうは相変わら
ず肺に頼りきったままというのも、考えてみると不思議な話です。それなの
に、クジラは陸にめっぽう弱く、陸に打ち上げられるとわずか数分で呼吸
困難のために死んでしまいます。

 エラ呼吸の魚でも、普通、陸に上げられてすぐには死にません。それなの
になぜ、陸上動物と同じように肺で呼吸しているクジラが、魚より早く死ん
でしまうのでしょうか。

 これは呼吸法が原因ではなく、実は、大きくなりすぎた体がいけないので
す。水中では、自分の体重を支え
る必要がないので、水圧にさえ耐えられれ
ば、ガツチリとした骨組みをしていなくても生きていけます。皮下脂肪を
厚くすることで水圧に対する抵抗力を得たクジラは、海がエサに恵まれてい
たこともあったのでしょうが、水中に棲む利点を活用して、どんどん巨大化
していきました。

 シロナガスクジラなどは、最大のもので体長は三二メートル。恐竜の中で
も特に大きかったデイプロドクス(体長二五メートル)などよりも巨大で、
地球の歴史上最大の動物の栄誉を得ているほどです。

 しかし、大きくなるためにクジラがとった方法は、骨のつながりを緩める
ことでした。この緩んだ骨格では、水の中では支障がなくても、陸上では、
100トン以上(最大級のシロナガスクジラの体重は170トン)もの体重を支える
ことはできません。

 そのために、肺などの生存に必要な機能が押しつぶされてしまい、せっか
く陸に里帰りをしても、わずか数分しか生きていられないのです。

(時間を忘れるほど面白い雑学の本 竹内均編 知的生き方文庫より)

◆─────────────────────────────────◆
 【CD】 パートタイマーを戦力化する秘訣 講師:北見昌朗
◆─────────────────────────────────◆

パートタイマーを戦力化するためには?
相手の立場になって考える、定着率を良くすれば戦力化できる、
いくらもらえれば、長年勤務したがるか?等々。
画期的な提案です。

→ http://nakagawa-consul.com/cd-dvd/cd-02.html

◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。

◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook  http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
      
◆─────────────────────────────────◆