【労務管理】人事考課で不当な扱いを受けたと苦情がきた

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年越しそばを食べるとき、声を出してはいけない!?

 

(続きは編集後記で)

 

 

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 【労務管理】人事考課で不当な扱いを受けたと苦情がきた

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中川:こんにちは。

 

社長:こんにちは。

   Aさんについて相談です。

 

中川:はい、なんでしょうか?

 

社長:Aさんは施設管理業務を担当しています。

   しかし、さっぱり仕事をしないのです。

 

中川:たとえば?

 

社長:取引業者と詳細な確認や検討をします。

   それが、業者丸投げで、業者のいいようにされています。

   業者は一社ではなく数社から相見積もりをとるように

指示しています。

しかし、それもしないのです。

結果的に、高いメンテナンス費用になっています。

 

中川:Aさんには注意、指導をしましたか?

 

社長:上司はその都度、面接をし、指導しています。

   それでも改善が見られません。

 

中川:それでは人事考課は低く査定せざるを得ませんね。

 

社長:そこなんですよ。

   弊社の職務給は人事考課によってアップダウンします。

   査定は5段階(S、A、B、C、D)で行っています。

   C評価としました。

   それにより、15,000円下がりました。

中川:そうですか。

 

社長:Aさんは、給料を下げるのは不利益変更だから、おかしい。

   訴えると上司に苦情を言ってきました。

 

中川:査定が平均未満ですから、給料がさがるのです。

不利益変更とはなりません。

 

社長:そうですよね。

   それで、賃金制度として、給料が下がることがあることに

なっていると説明をしますが、納得しません。

   そもそも、査定がCというのはおかしい。

   ちゃんと仕事をしているのだからと、自分勝手な主張をします。

   どうしたらいいですか?

 

中川:お話を聞く限り、C査定はおかしくないでしょう。

   C査定であれば、給料がワンランク下がることになっています。

   それも、妥当です。

   Aさんの言い分は言い分として、受け付けますが、Aさんの言い分に

   応じなくても良いです。

 

社長:そうなると、Aさんが訴えるかもしれません。

   それは困ります。

 

中川:何が困るのですか?

 

社長:裁判になると、時間とお金がかかります。

   それに面倒です。

 

中川:それがいやならAさんの言い分を聞くことですね。

   査定を変更して、給料が下がらないように。

 

社長:それはできない。

 

中川:であれば、訴訟を覚悟しましょう。

   今回のAさんの場合は、訴訟になっても会社は負けないと思います。

   毅然とした態度で臨みましょう。

 

社長:わかりました。

 

 

(中川コメント)

本日の記事は、倉庫会社M事件(東京地裁 平28.7.26判決)を

参考にしました。

この事件は、不当な人事考課と長時間労働・パワハラによる精神疾患

について損害賠償等を求めたものです。

指導したが改善が見られなかったので、C査定をしたことは妥当である。

また、精神疾患になるほどの残業をしていないとして、それも認めません

でした。

実際の残業時間は、4060時間が大半でした。期初の月が80時間近かった

だけでした。

 

上司が、「あんたなんか要らない」などと発言したことは、パワハラにあたる

として、慰謝料25万円と一部弁護士費用の賠償義務を認めました。

 

上司の腹立ち紛れの発言は要注意ですね。

 

 

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    編集後記      

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年越しそばを食べるとき、声を出してはいけない!?

 

いまでも、大晦日の夜には、年越しそばを食べるという家庭が少なくない。

そのなか、年越しそばを食べるときは、声を出すのを禁じている家庭もある。

 

食事はワイワイ会話しながら食べてこそ、楽しいもの。

せっかく家族が集まりながら、黙ってそばを食べるなんて、

何だかもの足りないと思う入もいるだろうが、年越しそばの本来の目的を

考えれば、こちらのほうが正統といえるかもしれない。

 

大晦日の夜に年越しそばを食べるのは、細く長いそばにあやかり、

達者で長生きすることを願うためといわれる。

 

あるいは、そばは切れやすいことから、一年の苦労を断ち切り、

翌年に持ち越さないためとか、植物のそばは風雨に叩かれても、

その後日光を浴びると元気になるので、それにあやかるためといった説もある。

 

いずれにせよ、健康や長寿を願う儀式であるかぎり、沈黙を守って厳粛な

態度でそばを食べるのは、けっしておかしな話ではないのだ。

 

(タブーの常識大事典 青春出版社刊より)

 

 

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