【労務管理】残業時間の上限が決まる?

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2017年8月1日号 VOL.3194
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コックさんは、なぜ高い帽子をかぶってる?
(続きは編集後記で)
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 【労務管理】残業時間の上限が決まる?
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   残業規制の法律ができるのですか?
中川:はい、今年の秋にも成立するかもしれません。
社長:どんな内容ですか?
中川:月45時間、年360時間以上の残業をさせてはいけないという
   法律です。
社長:いまでも、その基準はありますよね?
中川:ありますが、三六協定の目安としての行政指導です。
社長:行政指導といいますと?
中川:法律ではないので、罰則はありません。
社長:では、今後は月45時間、年350時間以上残業をさせると
   罰則があるのですか?
中川:現在検討中の法案では罰則があります。
社長:それを守ることは無理です。
中川:多くの会社が無理でしょうね。
社長:抜け道はあるのですか?
中川:抜け道と言ったら聞こえが悪いですが
   抜け道はあります。
社長:どんな方法ですか?
中川:三六協定の特別条項を活用するのです。
社長:特別条項とはなんですか?
中川:忙しいときは、特別に残業時間を延長できる協定のことです。
社長:では、それを使えば違法にならないのですね?
中川:現在は延長できる残業時間が青天井なのです。
社長:であれば、なんとかなりそうです。
中川:それがそうでもないのです。
   特別条項の残業時間も規制する法案になる予定です。
社長:どのような規制ですか?
中川:1.年間で720時間以内であること
   2.休日労働を含めて2ヶ月ないし6ヶ月平均で80時間以内
   3.休日を含めて単月で100時間未満
   4.月45時間の残業を超える回数は年6回まで
社長:え?
   えええ!え~!
   どういうことですか?
中川:説明したとおりです。
社長:これを守らなければどうなるのですか?
中川:罰則がつきます。
社長:では守らなければならないのですね。
   うちでは無理です。
中川:無理と言っても法律ができたら守らなければなりません。
社長:どうしよう...。
中川:遅かれこの法律は成立すると思います。
   今から対策を考えましょう。
社長:わかりました。
(中川コメント)
現在検討されている残業規制法案はわかりにくいです。
要するに、長時間残業はできなくなるということです。
一部の事業(自動車運転や新商品開発など)は対象外となりますが。
長時間残業を減らすのは容易ではありません。
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    編集後記      
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コックさんは、なぜ高い帽子をかぶってる?
フランス料理は、やはり世界の名料理として有名ですが、
コックさんのあの高く長い帽子の起源も、フランスに関係があります。
18世紀も終わりごろのフランスでの話です。
当時、最高のコックとして名高かった名コックに、アントナン・カーレムと
いう人がいましだ。
ある晩のことです。
彼の料理を食べに来たお客の中に、白くて肯の高い帽子をかぶっている人
がいました。
これを見ていた名コックは、すっかりその帽子を気に入ってしまったの
でしだ。
それからさっそく、アントナンは調理場で同じような帽子をかぶりはじめ
たのです。
当時の最高のコックがやりだしだことです。
調理場で帽子をかぶることがコックの間で流行し、白くて背の高い眉子は、
コックのシンボルのようになっだこいうわけです。
(おもしろ雑学552 刑部澄徹編著より)
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