パワハラ・セクハラ撲滅セミナー

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2020年6月26日
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「生き下手だった父の形見」
(続きは編集後記で)
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[Webセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] パワハラ・セクハラ撲滅セミナー
[料金] 24,000円(税別) 人数不問
[日時] 7月24日(金) 13時30分~16時30分(3時間) 
8月17日(月) 13時30分~16時30分(3時間) 
[申込]  https://nakagawa-consul.com/seminar/088_web.html
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
    メールでご相談ください。
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「パワハラ・セクハラ撲滅セミナー」のご案内
業務上精神障害(パワハラ労災)の認定率は36.8%
いきなりですが、ゲッとする数字をご紹介しましょう。
「36,8%」。
これは「精神障害」(うつ病)が「業務上災害」だと認定されて
「労災保険給付」が決まった率です。
言ってみれば「パワハラ労災」です。
平成28年度の場合、精神障害の労災申請は1586件あり、
そのうち498件(36.8%)が認められました。
その精神障害の中で「自殺」は198件が申請され、
そのうち84件(47.7%)が認められました。
業務上の災害だと認められた「出来事」を見てみますと、多いのは次の順です。
1位「仕事の内容・仕事量の大きな変化を生じさせる出来事があった」
2位「ひどい嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」
3位「1ヶ月に80時間以上の時間外労働を行った」
4位「2週間以上にわたって連続勤務を行った」
5位「上司とのトラブルがあった」

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken04/dl/120427.pdf

上記の中でパワハラかな?と想像させるのは「ひどい嫌がらせ、いじめ、
又は暴行を受けた」です。
いったん業務上災害だと認められてしまうと、会社は次のようなリスクを
負います。
(1)療養期間中、解雇できない。(ずっとです)
(2)自殺でもされたら、とんでもない損害賠償・慰謝料を払うハメになる。
(3)民事訴訟になったら、弁護士費用だけで目から火が飛び出そう
  (マンション1軒分)
自殺案件になると、損害賠償はもちろん1億円超です。
弊社がパワハラ・セクハラセミナーに力を入れている理由は、
わかっていただけたと思います。
弊社では、「パワハラセクハラ撲滅セミナー」を開催してます。
お申し込みは下記からお願いします。
[申込] https://nakagawa-consul.sslserve.jp/seminar/web-seminar.html
または、下記の申込書欄にご記入のうえ、そのままご返信ください。
受講票と請求書を郵送します。
複数のご参加は連名でご記入ください。
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Webセミナー「パワハラセクハラ撲滅セミナー」 申込書
1.社名
2.役職名
3.お名前
4.会社所在地
全国どこでもあなたの席がセミナー会場に!
お申し込み後、弊社より日程調整のご連絡を差し上げます。
インターネットに接続でき、
マイク、スピーカが接続できるパソコンがあれば
特別なソフトは不要です。
社内研修も承ります。
(  )社内研修を希望 ()内に○をご記入ください
出張講師料は10万円(税別)+交通費(Webは不要)です。
日程、内容等を打ち合わせをします。
その結果で実施の可否を決定してください。
ご希望があっても実施する義務は生じません。
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セミナーの内容(講師の都合で変更することがあります)
・ハラスメントの種類
・パワハラ・セクハラとは
・パワハラ・セクハラの事例
・パワハラを起こさないポイント
・パワハラによる精神疾患の予兆
・慰謝料の事例
・パワハラ・セクハラに対する社内体制のつくり方
・諸規程の作成
・社員教育の仕方
・経営者、上司がパワハラと言われない指導方法
・部下と信頼関係を築く方法
・使用者責任保険について
パワハラ、セクハラが中心となりますが、下記の行為についても
触れます。
・モラルハラスメント
・マタニティーハラスメント
・パタニティーハラスメント
・ジェンダーハラスメント
これ以外にもお伝えしたいことが多くあります。
セミナーに参加してご確認いただくのが良いかと思います。
(中川コメント)
 お申し込みをお待ちしております。
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    編集後記      
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「生き下手だった父の形見」
(支部報告)
愛知県豊橋市・山本孝弘さん(日本講演新聞中部特派員)からの報告
「生き下手だった父の形見」
 父に思いを馳せると生き方が下手で母に迷惑を掛け続けた人生だった
なあと思います。
 お酒にだらしなく、休みの日は朝から飲んでいました。帰りが遅いなと
思ったら庭で寝ていたのは一度や二度ではありません。いつも酔って
ふらふらしている父を見るのは、子どもの頃の自分たち兄妹には嫌で
仕方ありませんでした。
 父は、自分が小一の時に、まだ四十代だった父親を病気で亡くしました。
幼い弟と妹がいた父は家計を支えるために中学を卒業してすぐに工場で
働き始めたそうです。
 「高校に行きたかったなあ。俺は頭が良かったんだけどなあ」
 酔うとよくそんなことを呟いていました。
 そんな学のない父でしたが、川柳を詠む才能はあったようです。
父は古い新聞記事を大切に保管していました。その記事には、地元の駅で
まだ二十四歳の父が額に入れた自分の川柳を飾っている写真が載って
いました。「駅長は『毎月どんな川柳を書いてくるのかとても楽しみに
しているんです』と言いながら山本さんの背中を見つめていました」と
締められていました。
 私が小学生の時、妹と公園に遊びに行こうとすると夜勤で寝ていた
父が呼び止めました。
「ちょっと待てや。遊びに行くならこれをポストに出しておいてくれ」
 それは市が主催する交通安全週間の標語コンテストに応募するハガキ
でした。遊びに夢中になった私は夕暮れに家に帰る時にハガキのことを
思い出しました。私は慌ててポストがある駅前に行き、ポケットの中で
しわくちゃになってしまったハガキを投函しました。
 それから数日後、母と買い物に行くと商店街で風船を配っている
若い女の人がいました。風船には交通安全標語最優秀作品という白い
文字が書かれており、その隣に印刷されていたのは私がしわくちゃにした
川柳じみた父の標語でした。
「そういえば市から何か記念品が送られてきていたよ」
 驚く私と妹に、母があっけらかんとそう言ったのを覚えています。
若い頃からいろんなコンテストで賞を獲っていたことを知っていた
母には驚くことではなかったようです。
 その次の日に家庭訪問があり、私はまだ萎んでいない風船を先生に
見せました。父のことを他人に自慢したのはそれが初めてです。
 父には学校の勉強は教えてもらえないけど、酔った時に言うたわごとは
まんざら嘘ではないのかもと思いました。
 私たち兄妹が独立し、母と二人暮らしになっても父は酒を飲み続けて
いました。そしてあの東日本大震災が起きた年の春。桜が散って数日後に
父は七十三歳の誕生日を迎えました。特に表立った病気はなかったの
ですが、誕生日から四日後の朝に布団の中で冷たくなっている父を
母が見つけました。心筋梗塞による突然死でした。
 お通夜の時、叔母が涙を流しながら言っていたことを私は一生忘れないと
思います。
「あんたたちのお父さんは本当は頭が良かったんだよ。中学三年の時、
先生が家に何度も来て、なんとか夜間高校にでも行かせてやってほしいと
母ちゃんを説得してた。それでも『幼い弟や妹のために僕は働きます。
高校に興味はありません』って...」
 還暦を過ぎた叔母は棺桶に眠る父に顔を向けると、「高校に行かせて
くれてありがとう...」と震える声で言いました。
 私の兄が高校受験をした時、父は「発表はいつだ?」と毎日酔いながら
母に聞いていました。そして合格発表の日、受かったと知った父は、
「よし!」と珍しく大きな声で言いました。そして兄に「握手しよう」と
手を差し出しました。兄は父を冷めた目で見ると、
「あんな高校、答案用紙に名前を書けば誰だって入れるんだ!」と
言い放ちました。それを聞いた父は怒るでもなく、ただ悲しそうに
「そんなこと言うな」と呟きました。
 父が死んだ日の晩、兄がその話を私にしました。私が知らないと思って
いたようです。でも逆に私は兄がそのことを覚えているとは思わなかった
ので少し驚きました。
「あの人にとって高校進学っていうのは夢だったんだよな。あんなこと
言わなきゃよかった。握手すればよかった...。本当はあの後すぐに
後悔した。今までずっと後悔してたんだ」
 兄はそう言うと淋しそうに少し笑いました。
 父が使っていた箪笥から、短冊形の色紙が数十枚出てきました。
そこには父が作った川柳が書かれていました。その中の一つが今も
我が家の玄関の壁に無造作に立て掛けてあります。玄関によく合う
こんな川柳です。
「靴脱げば 楽しい今日の 旅づかれ」
 図らずもこれは父の辞世の句ではないかと思います。命という靴を
脱いだ父が人生を振り返り、「子どもの頃は苦労したけど、悪くない
人生だったなぁ」と酒を飲みながら空から笑う姿が見えます。
「その酒のせいでこっちは楽しくなかったよ」と言い返したい思い
ですが、私のそんな言葉はいつも空まで届かずに空中で消えてしまいます。
 父なりに生き抜いた七十三年間は、父にしかわからない思いの中で
日々苦しくもがいていたのかも知れません。
 「玄関の川柳の色紙はきちんと額に入れて花でも添えようかな」
 春の足音を肌で感じて、私はそんなことを考えながら今日も
空を見上げました。
(編集長:志賀内)
 人生って何だろう。そう考えさせられるお話です。山本さんの
お父さんは、家族のために生きて来られたんですね。
そう、家族の幸せのために生きること。なんて素晴らしい人生でしょう!
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)

https://www.sanspo.com/geino/news/20190912/prl19091212020108-n1.html

↑ プチ紳士からの手紙 主幹の志賀内泰弘様の新書です。
著書名 京都祇園もも吉庵のあまから帖
中川は「第四話 節分会 粋なお兄さんに恋して」が特にあこがれです。
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    ご注意      
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
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