[労災] 会社の自転車で昼休みに転倒した

敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)
地域の賃金相場を知ることで適確な戦いができます。
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[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[Web] https://nakagawa-consul.com/seminar/123_web.html
    富山県 1月 22日(金)10時~12時
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   ※上記の県別ごとに作成した賃金相場でレジメを作成します
[場所] 御社(Web会議式で行います)
[費用] 15,000円(税別) 人数不問
    お申し込みの会社のご参加人数は何人でもOKです
  Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2021年1月3日号 VOL.4726
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笑顔を見るだけで幸せになれた
(続きは編集後記で)
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[労災] 会社の自転車で昼休みに転倒した
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   Aさんについて相談です。
中川:はい、なんでしょう?
社長:Aさんが昼休みに自分の弁当を買うため会社の自転車で外出
   しました。
中川:はい。
社長:ところが途中で物にぶつかって転倒し負傷しました。
中川:どの程度ですか?
社長:打撲ですがしばらく仕事ができそうにありません。
中川:それは大変ですね。
社長:会社の自転車を使っていたの労災になるのでしょうか?
中川:弁当を買いに行くのは私用ですか?
社長:もちろん、私用です。
   しかし、会社の自転車を使っているので会社責任があるのか
   と気になります。
中川:休憩中は自由行動が許されています。
   しかも、会社の施設外での負傷です。
   会社の自転車を使っていたとしても、会社には責任がありません。
社長:分かりました。
   では、健康保険で治療するようにAさんに伝えます。
(中川コメント)
 休憩時間中は自由に行動することが許されていますので、原則として
負傷した場合は自己責任ですから労災にはなりません。
 ただし、たとえば休憩時間中に喫煙しようとしたところガソリンのついて
いる作業衣に引火、やけどした場合は労災になりました。
労災になるかどうか迷ったら労働基準監督署に相談しましょう。
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[題名] 半日版 就業規則の作り方 セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 24,000円(税別) 人数不問
[日時] 1月14日(木) 13時30分~16時30分(3時間)     
 2月8日(月) 13時30分~16時30分(3時間)     
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html
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編集後記      
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笑顔を見るだけで幸せになれた
幼い時から、何かと気にかけてくれた叔母。
大学生になると、りんごの季節には私が大好きなのを知っていて
箱いっぱい送ってくれた。中にはいつも手紙が、添えられていて
それを読むのが楽しみにもなっていた。
叔母は早くに旦那さんを亡くし、広い大きな家に一人暮らしを
していた。病気という病気をしたことがなく、80歳を超えている
とは思えないほど若々しく見える。
自分で畑を耕し、冬は屋根の雪寄せだってやってしまうほどだ。
それにいつも明るい。人付き合いもいいので、ご近所さんからも
慕われていて、買い物に行く時は、「一緒に行きましょう」と
誘われるほどだった。
りんごの季節がやってきた。また叔母から送られてくるりんごを
楽しみにしていたが、その年は来なかった。社会人になっていた
から、(もう、学生じゃないから送ってくるわけないか・・・)と
思い、いつもお正月に会うので、今度は自分が何かお礼を持って
いこうと考えた。しかし、会えなかったので手紙と一緒に送る
ことにした。
忙しさにかまけて、手紙の返事すら来てないことを忘れていたある日、
珍しく父から電話がきた。
「はい、もしもし。どうしたの急に」
「実は、言つてないことがあったんだ」
「言つてないこと?」
「叔母さんのこと」
「・・・。」
その時初めて、りんごがこない理由も手紙の返事がないことも
分かった。りんごが来なかったあの年、叔母さんは脳梗塞になり
倒れたのだという。近所の人が家の中で倒れていたのを発見してくれた
おかげで、一命を取り留めたのだ。
しかし、左半身が不随になり、記憶も一時期失われていた。
だいぶ回復したのだが、今まで元気に動けていた自分の体が思うように
動かなくなったことにシヨツクを受け、うつ病を併発していた
のだという。
そして、一人じゃ生活できないから老人ホームに入っているというのだ。
父から聞く叔母さんの話は、今まで聞いたこともない知らない人の
ことのようだつた。
「会いに行かなきゃ」
とっさにそう思った。何かしないではいられない。
次の休みの日。叔母さんに会い行った。そこには、見たこともない
弱々しい姿の叔母さんが椅子に座っていた。
体は一回り小さくなったのか。年はうんととってしまったのか。
可哀想になった。しかし、泣き顔なんて見せたら心配されてしまう。
笑顔で話そう、そう思った。
「叔母さん。会いに来れなくてごめんね。元気そうで良かった」
「りんご送れなくてごめんよ」
叔母さんは下を向いたまま言った。
「いいんだよ。いつもありがとう」
すると叔母さんが顔を上げて、私の顔をじっと見つめだした。そして、
「ああ、あんたの笑顔を見るだけで幸せになれたよ」
思わず、涙が溢れてきた。叔母に笑顔が戻っていた。
どこか会うのが怖いと思つていた。でも、会って良かった。
これからは、叔母のためにできることをたくさんしてあげようと思った。
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