◆今月の経営格言 落合博満(元中日ドラゴンズゼネラルマネジャー)

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2022年5月15日 VOL.5225
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電話から価値観を共有

(続きは編集後記で)

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◆今月の経営格言 落合博満(元中日ドラゴンズゼネラルマネジャー)
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◆今月の経営格言

「組織を預かる者の真価は、0対10の大敗を喫した
次の戦いに問われる。」

落合博満(元中日ドラゴンズゼネラルマネジャー)

出所:「采配」(ダイヤモンド社)

――――――――――――――――――――――――――――
冒頭の言葉は、

「負けを悲観するだけでなく、その要因を分析し、次の勝利へ
と結びつけていくことが指揮官の重要な責務である」

ということを表しています。

2004年、中日ドラゴンズの監督に就任した落合氏は、2011年に
退任するまでの8年間、日本シリーズ制覇(リーグ順位は2位)
と4度のリーグ優勝を達成しています。このような強豪チーム
をつくり上げた落合氏を語る上で欠かせないのが、「オレ流」
とも言われる、落合氏独特の試合を見る視点や思考法です。

例えば、球団史上初のリーグ2連覇を果たした2011年のシーズン
序盤、中日ドラゴンズは良い流れをつかめずに負け越していた
時期がありました。ところが、落合氏は試合後のインタビュー
で記者に負け数を聞き、11敗目だと知ると「まだ50敗はできる」
といった趣旨の発言をして、周囲を驚かせました。

ただし、落合氏は勝負を楽観的に考えているわけではありません。
むしろ、指揮官とは悲観的で、マイナス思考の固まりであるべき
だとしています。それは、「勝負に絶対はない」と考えている
ためです。野球の場合、多くの強豪チームは、先発ローテーション
の柱、中継ぎ、抑えの切り札といった投手陣をそろえ、自チーム
のリードを守り抜く必勝パターンを築いています。とはいえ、
いつでもこの勝ちパターンが通用するとは限らず、リーグトップ
の防御率を誇るような自チームのエースが、相手チームに打ち
込まれてしまうこともあります。落合氏は、たとえ信頼の置ける
投手を登板させていても、指揮官は常に負けることを覚悟して
おく必要があると考えています。

落合氏は、野球解説者が試合の敗因を分析する際に、「あの場面
でバントしてランナーを進めておけば逆転できた」と断言したり、
指導者が「このようにスイングすれば必ず打てる」などと確信
を持って指導することを例に挙げて、あたかも勝負において
“絶対”があるかのような考え方に疑問を呈しています。

解説者や指導者の多くは、長年厳しい勝負の世界に身を置き、
実績を上げてきたはずですが、そうした人であっても、時として
疑うことなく、勝負や勝ちパターンにおいて“絶対”があるかの
ように考えてしまうのかもしれません。一方、落合氏は次のよう
に述べています。

「勝負に絶対はない。しかし、『勝負の方程式』を駆使して最善
の策を講じていけば、仮に負けても次に勝つ道筋が見える。」

落合氏の言う「勝負の方程式」とは、「こうすれば対戦相手は
嫌がる」など、勝負を少しでも優位に進めるための戦術です。

指揮官は自チームが置かれた時々の状況を冷静に分析し、それに
対応するため、さまざまな戦術を検討します。しかし、勝って
いるときにもおごることなく、負けているときにも落ち込むこと
なく、冷静に戦況を分析することは困難を極めます。また、指揮
官は自身の決断の重要性を知るが故に、戦術を決定する際には
大いに悩むことでしょう。

特に、自らが窮地に立たされているときは、迷いが生じ、現在
の状況に適した戦術を選択しようとしている自分を信じ切れず、
つい過去の成功体験に頼りたいという思いに駆られてしまうこと
があるかもしれません。そのようなときこそ、過去の成功体験に
すがるのではなく、現在の戦況に応じて多数の戦術の中から最善
だと思える策を講じる勇気が必要とされるのです。

最善だと思える策とは、さまざまな結果を想定しながら、自分
なりの根拠を持って選択肢を絞り、決定したものです。そのため、
仮に負けを喫したとしても、戦術がうまく機能しなかった点や
課題を把握するのが容易であるため、その反省を糧として次の
勝負に生かすことができる、いわば勝つ道筋が見えてくるのだ
といえるでしょう。

指揮官には、負けを喫するという最悪の事態をネガティブに
想定しながらも、それを回避するために講じる戦術は、過去に
逃げるのではなく、攻めに徹するというポジティブな姿勢が求め
られるのです。

【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。

【経歴】
おちあいひろみつ(1953~)。
秋田県生まれ。秋田県立秋田工業高等学校卒。
1979年、ロッテオリオンズ入団。
1998年、現役引退。
2004年、中日ドラゴンズ監督就任(2011年退任)。
2013年、中日ドラゴンズゼネラルマネジャー就任(2017年退任)。

【参考文献】
「采配」(落合博満、ダイヤモンド社、2011年11月)
「コーチング 言葉と信念の魔術」
(落合博満、ダイヤモンド社、2001年8月)
「週刊ダイヤモンド101(33)」(ダイヤモンド社、2013年8月)
「中日ドラゴンズ公式ウェブサイト」(株式会社中日ドラゴンズ)

(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」
が提供する情報を転載しました。

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[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html

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編集後記
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電話から価値観を共有

グループができると、価値観の共有が行われます。
仲間が同じ考え方、同じ価値観であることを確認できれば、特に
女性は安心できます。

逆に、その価値観から外れる同僚女性には厳しい視線を向けがち
です。同僚の価値観の違いを見逃さず、距離を置いてしまうことも
あります。

また、男性よりも女性のほうが噂話を楽しむ傾向にあります。
噂話はともすると悪い意味合いに受け取られがちですが、少しでも
その人の情報を得るために重要な方法だともいえます。

噂話をすることで、自分の価値観やモラルを周辺の人に知らしめる
こともできます。噂話は情報交換の手段でもあるのです。

そして、その情報交換から、その人の価値観や、誰を信用すべきか、
誰を避けるべきかをも知ることができます。こうして、価値観を
共有するグループができていく場合もあります。

女性はこの噂話によって、グループの中で自分の身を守る術を
確認します。古来より、男性は戦うことで自分の身を守ってきま
したが、女性は女性同士で結託して自分の身を守ってきました。
そのため、集団の中での立ち位置が大切なのです。

(職場の心理学 齊藤 勇著 西東社刊より)

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