■その契約、本当に大丈夫? フリーランスが社員扱いされる落とし穴■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年6月17日 Vol.6365
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■なぜ左足から歩き始める人が多いのか■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■その契約、本当に大丈夫?
フリーランスが社員扱いされる落とし穴■
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「業務委託契約にしているから安心」
そう考えている会社は
少なくありません。
最近は人手不足の影響もあり、
フリーランスや外部人材を活用する
会社が増えています。
しかし契約書に
「業務委託」と書いてあっても、
実際の働き方によっては
社員と同じような扱いと
見られることがあります。
これは多くの会社で
よくある悩みです。
では、どこに注意すれば
よいのでしょうか。
Q.
業務委託契約を結べば
社員扱いにはならないのですか?
A.
大切なのは契約書の名前ではなく、
実際の働き方です。
毎日決まった時間に出社し、
会社の指示どおりに
仕事を進め、
欠勤や遅刻についても
社員と同じ管理を受けていると、
実態として社員に近いと
考えられる場合があります。
反対に、
仕事の進め方や時間の使い方を
本人が自由に決められ、
成果に対して報酬が支払われる形であれば、
業務委託としての性格が
強くなります。
Q.
会社としては何を意識すれば
よいのでしょうか?
A.
まず重要なのは
勤務時間を細かく管理しすぎないことです。
何時に出勤し、
何時に退勤するかを
会社が決めるほど、
社員との違いが
見えにくくなります。
また仕事の進め方についても、
細かな指示より
成果や納品物を確認する形のほうが
業務委託らしい関係になります。
実はここで迷う会社が
とても多いのです。
良かれと思って
社員と同じように管理すると、
かえって業務委託の特徴が
薄れてしまうことがあります。
【ワンポイントアドバイス】
業務委託契約を結ぶときは、
「何をするか」だけでなく
「どこまで会社が指示するのか」
も整理しておきましょう。
仕事内容だけでなく、
仕事の進め方まで会社が決めていないかを
確認することが大切です。
例えば、
ある小売業のA社では、
繁忙期の対応として
フリーランスのデザイナーに
業務を依頼していました。
ところが、
毎日決まった時間に
オンラインへ接続することを求め、
作業手順まで細かく指示していました。
その後、
「これでは社員との違いが
分かりにくいのではないか」
という話になり、
納品期限と成果物だけを決める
運用へ変更しました。
するとお互いの役割が明確になり、
業務もスムーズになったそうです。
Q.
契約書ではどのような工夫が
考えられますか?
A.
仕事の進め方や勤務場所について、
本人の裁量があることを
明確にしておく方法があります。
また報酬についても、
時間給ではなく
成果に応じた形を検討することで、
業務委託としての性格を
整理しやすくなります。
もちろん契約書だけでなく、
実際の運用も
一致していることが大切です。
業務委託は便利な仕組みですが、
社員と同じ管理をしていないか、
一度見直してみる価値があります。
契約書の名称だけではなく、
実際の働き方に目を向けることが、
後々のトラブルを防ぐ
第一歩になるのではないでしょうか。
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【本からの気づきメモ】
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■なぜ左足から歩き始める人が多いのか■
スポーツで走り出すとき、
どちらの足から先に出るかを意識する
ことはあまりありません。
しかし日本では、
左足を先に出して歩き始める人が
多いといわれています。
その理由の一つは、
昔から左側通行の習慣があったためです。
道の左側を歩くと、
すれ違う相手は右側になります。
刀を左腰に差していた時代には、
互いの刀のさやがぶつからないよう
左側を歩くほうが都合がよかったと
されています。
また、左足から歩き出すと、
左腰の刀が揺れにくくなり、
動きやすかったとも考えられています。
洋装が一般的になった今では、
刀を身につけることはありません。
それでも左足から歩き始める人が多い
傾向は残っており、
昔の生活習慣の名残が、
現代の何気ない動作の中にも
受け継がれているようです。
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