■免許の違反点数、会社は報告させてもよい?■
☆★☆――――――――――――――――――――――
中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年9月5日 Vol.6545
――――――――――――――――――――――
■法人保険、解約返戻金が減る前にどうする?■
解約か、払済か、それとも乗り換えか。
元外資系生保30年の講師が、出口対策を本音で解説します。
10月16日(金)東京・銀座開催、定員10名です。
【詳細・お申し込み】
https://nakagawa-consul.com/seminar/150.html

――――――――――――――――――――――――――――
■台風が近づくと頭が痛む「天気痛」■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
――――――――――――――――――――――――――――
■免許の違反点数、会社は報告させてもよい?■
――――――――――――――――――――――――――――

「社用車を運転する社員が事故を起こしたら、
会社にも責任が及ぶのでしょうか」
「マイカー通勤を認めていますが、
社員の違反歴までは把握していません」
このような不安を感じる経営者や
総務担当者は少なくありません。
事故を未然に防ぐため、運転免許の違反点数を
社員に申告してもらいたいと考える会社も
あるでしょう。
社用車の安全管理や通勤時の事故防止を目的に、
違反点数を確認する仕組みを設けることには、
一定の合理性があります。
ただし、会社が知りたいからという理由だけで、
誰にでも一律に申告を求めてよいわけでは
ありません。
違反点数は、社員の私生活にも関係する
慎重に扱うべき個人情報です。
何のために集めるのか、誰が確認するのか、
いつまで保管するのかを明確にしておくことが
大切です。
Q すべての社員に申告させてもよいですか?
A 対象者を必要な範囲に絞るとよいでしょう。
社用車を運転する社員や、マイカー通勤の許可を
受けている社員など、安全管理上の必要性がある
人に限定する考え方です。
車を使わない社員にまで申告を求めると、
その必要性を説明しにくくなります。
Q 一定の点数を超えたら、社用車の運転を
禁止してもよいですか?
A 社用車の使用条件は、会社が安全管理のために
定めることができます。
そのため、事故の危険が高いと判断される社員の
運転を制限することは、合理的な対応になり得ます。
ただし、営業職や配送担当者のように、
運転が仕事の中心になっている場合は注意が
必要です。
いきなり仕事ができない状態にするのではなく、
配置の変更や別の業務、代わりの移動手段なども
併せて検討するとよいでしょう。
Q 点数が基準を超えたら、マイカー通勤も
一律に禁止できますか?
A 点数だけで機械的に決めないことが大切です。
マイカー通勤を許可制にし、その条件として
違反点数の基準を設ける方法は考えられます。
ただし、違反の内容や時期、運転の実態などに
よって危険性は異なります。
通勤方法が変われば、通勤手当や交通費にも
影響するため、個別の事情も確認しながら
柔軟に判断するとよいでしょう。
ワンポイントアドバイス
制度を始める前に、次の項目を社内規程へ
書き出してみてください。
申告の対象者、確認する目的、申告の頻度、
運転を制限する基準、制限する期間、
情報を扱う担当者、保管と廃棄の方法です。
申告頻度は年1回などと定め、事故や違反が
あった場合の臨時申告についても決めておくと、
現場が迷いにくくなります。
また、集めた情報は担当者だけが確認できるようにし、
安全管理以外の目的には使わないことが重要です。
実務では、規程を作るだけでなく、
なぜこの制度が必要なのかを社員へ丁寧に説明し、
理解と同意を得ることが欠かせません。
「社員を疑うためではなく、本人と会社、
そして事故に巻き込まれる人を守るためです」
と伝えれば、受け止め方も変わるでしょう。
交通事故への備えは、厳しい制限を設けることが
目的ではありません。
安全と社員のプライバシーの両方を大切にしながら、
自社に合った仕組みになっているか、
一度立ち止まって確認してみてはいかがでしょうか。
――――――――――――――――――――――
■法人保険、解約返戻金が減る前にどうする?■
解約か、払済か、それとも乗り換えか。
元外資系生保30年の講師が、出口対策を本音で解説します。
10月16日(金)東京・銀座開催、定員10名です。
【詳細・お申し込み】
https://nakagawa-consul.com/seminar/150.html

――――――――――――――――――――――
【本からの気づきメモ】
――――――――――――――――――――――
■台風が近づくと頭が痛む「天気痛」■
台風や雨が近づくと、頭痛や肩こり、
めまい、だるさが強くなることがあります。
これは「天気痛」や「気象病」と呼ばれ、
潜在的な患者は全国で1000万人に上ると
みられています。
正式な病名ではなく、片頭痛や肩こり、
関節リウマチなどの慢性的な症状が、
気圧の変化による自律神経の乱れで
悪化した状態を指します。
天気痛を自覚する人は半数近くに上り、
女性は67%、男性は40%でした。
一方、受診したことがない人は74%です。
気圧の変化は、耳の奥にある「内耳」が
感じ取るとされています。
予防には、十分な睡眠やバランスのよい食事、
適度な運動など、規則正しい生活が大切です。
さらに、耳をつまんで回したり、
軽く引っ張ったりするマッサージも、
耳の血行をよくし、自律神経を整える方法として
勧められています。
台風が発生した段階で症状が出る人もいるため、
天気予報を早めに確認して備えることが大切です。
――――――――――――――――――――――
免責事項
――――――――――――――――――――――
このメルマガでは、
わかりやすさを重視し、
法律や判例も簡潔に
ご紹介しています。
本内容に基づくトラブル等については、
責任を負いかねます。
あらかじめご了承ください。
――――――――――――――――――――――
メールマガジン
社長、上司が「あの人はすごい!」と
いわれるピカイチ情報
☆発行責任者
有限会社中川式賃金研究所
所長 中川清徳
☆公式サイト
☆問い合わせ
info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー
☆登録・解除
社長、上司があの人はすごいといわれるピカイチ情報 - メルマガ
大企業20年、中小企業13年、人事労務担当一筋で現場をはいずりまわった経験を活かし、中小企業の経営者、管理者のための人事労務管理について、すぐに役立つピカイチ…

