■AIで仕事が消えたら、社員を解雇できるのか?■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年9月15日 Vol.6555
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■資格手当、何となく決めていませんか■
頑張りを認めたい気持ちと、制度としての整理は別物。
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■結婚しない人が初めて2割を超える■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)
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■AIで仕事が消えたら、社員を解雇できるのか?■
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「AIを導入したら、
データ入力の仕事がほとんどなくなりました」
「余った人員を、そのまま雇い続けるのは
難しいのですが、解雇できますか?」
こうした悩みは、これから多くの会社で
増えていくのではないでしょうか。
AIによって仕事そのものがなくなった場合、
会社が人員の見直しを考えることは
不自然ではありません。
しかし、
「AIに仕事が代わったから」
という理由だけで、直ちに解雇や雇止めが
できるわけではありません。
経営上の理由で社員を解雇する場合は、
一般に次の4つの視点から
慎重に考える必要があります。
1つ目は、人員を減らす必要性です。
2つ目は、解雇を避けるための努力です。
3つ目は、対象者の選び方の合理性です。
4つ目は、社員への説明や話し合いなど、
手続きの進め方です。
AI導入によって仕事が減った場合も、
これまでの機械化やデジタル化による
人員整理と同じように考えるのが基本です。
Q
仕事が完全になくなれば、
解雇してもよいのでしょうか?
A
仕事がなくなったことは、
人員削減の必要性を判断する材料になります。
ただし、それだけで決まるものではありません。
配置転換、教育、希望退職の募集など、
解雇を避ける方法をどこまで検討したかという
視点が大切です。
では、現場ではどう考えるか。
まずは「仕事がなくなった人」と考えず、
「別の仕事を担える可能性がある人」として
見直してみることです。
現在の能力だけでなく、
教育後にできる仕事も検討してみましょう。
Q
能力や実績の低い社員から
対象にしてもよいのでしょうか?
A
能力や実績を考慮すること自体が、
直ちに不適切になるわけではありません。
ただし、「将来性がない」
「会社への貢献が少ない」など、
曖昧な基準だけで決めるのは危険です。
人事考課の結果、保有資格、経験、
担当できる業務など、
客観的に説明できる基準が必要です。
数字にしてあれば安心とも限りません。
何を、どのように評価した数字なのかを
社員に説明できることが重要です。
Q
有期契約社員なら、契約期間の満了時に
雇止めをしても問題ありませんか?
A
まずは契約更新の回数や勤務年数、
これまでの説明内容を確認するとよいでしょう。
更新を何度も続けており、
本人が今後も働けると期待する事情がある場合は、
無期契約の社員に近い慎重な対応が求められます。
契約期間が決まっているという理由だけで、
簡単に判断しないことが大切です。
ワンポイントアドバイス
AIを導入するときは、
次の3つを簡単な記録に残しておきましょう。
「どの業務が、どれだけ減ったか」
「配置転換や教育を、どこまで検討したか」
「対象者を、どのような基準で選んだか」
説明会や個別面談で話した内容も、
日付とともに残しておくと安心です。
ある会社では、AI導入後に余った人員を
すぐに整理するのではなく、
別部門で必要な技能を学ぶ機会を設けました。
すべての人を配置転換できるとは限りませんが、
会社が可能な方法を真剣に検討したことは、
社員の納得にもつながります。
AIは会社の競争力を高める便利な道具です。
一方で、長く働いてきた社員にとって、
仕事がなくなることは大きな不安です。
効率化と雇用を対立させるのではなく、
新しい仕事へ移るための教育も含めて
考えてみてはいかがでしょうか。
AIを導入する前に、
「仕事が減った後、人をどう生かすか」を
一度立ち止まって考えてみましょう。
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■就業規則、そろそろ整えておきませんか■
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今の規則を活かしながら、無理なく整理するお手伝いをします。
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【本からの気づきメモ】
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■結婚しない人が初めて2割を超える■
18歳から34歳までの未婚者のうち、
「一生結婚するつもりはない」と答えた人が、
男性24.0%、女性21.5%となりました。
男女とも、調査開始以来初めて2割を超えています。
一方、結婚を望まない人の4割から5割は、
よい相手との出会いや収入・貯蓄の増加によって、
結婚を望む可能性があると答えています。
子どもを持つ希望も小さくなっています。
夫婦が理想とする子どもの数は平均2.18人、
実際に予定する人数は1.95人となり、
初めて2人を下回りました。
理想の人数の子どもを持たない最大の理由は、
「子育てや教育にお金がかかりすぎる」で、
52.9%に達しています。
結婚や出産を望む気持ちは、本人の考えだけでなく、
出会いや収入、子育ての負担とも深く結びついています。
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