【マイナンバーで生きる術を失った男たちの末路は...】

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2015年5月2日号   VOL.2243
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タンパク質は脳卒中を予防する

(続きは編集後記で)

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【マイナンバーで生きる術を失った男たちの末路は...】
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 2016年12月24日の深夜。
 白髪交じりの初老の男が息を殺していた。
 窓の下で、しゃがんで、息を殺していた。というよりも、息が止まり
そうだったと言った方がふさわしい。上から下まで黒ずくめの服装だっ
たが、油汗で背中がビッショリだった。冬の真っ最中だというのにであ
る。

 背後から若い男の声がした。

「やれ!」

 そう命じられた白髪交じりの男は、唾を飲み込んだ。そして、震えた。
だが、背後から若い男がまた命じた。

「やれ!」

 ハンマーに手をかける男

 その声はドスがきいていて、尋常ではない怖さがあった。言うことを
聞かなければ自分がヤラれる、と思わせるに充分であった。ついに白髪
交じりの男はハンマーに手をかけた。

「ガチィーン」

と大きな音がしたが、付近の住宅のない郊外のこと、構うことなしだった。

 数人の男たちは一斉に侵入して、住民に襲いかかった。

「アーッ」

という叫び声が何度も上がった。だが、すぐ声はしなくなった。男たちは、
お目当ての戦利品を奪うと、すぐ立ち去った。

マイナンバーで仕事を失った男

 その翌日、テレビが報じた。
「また、強盗のニュースです。◎◎市の住宅で、昨夜12時頃、強盗が入
り、住んでいた日本太郎さん(85歳)と花子さん(80歳)を殺害しま
した。強盗は、二人を包丁でメッタ刺しにしたようで、身体には無数の刺
し傷があったようです。室内には荒らした跡があり、金庫などが失われた
ようです。二人は病院に運ばれましたが、心肺停止の状態です。警察は、
最近市内で相次いでいた強盗の手口と似ているため、同一犯の疑いがある
とみて調べています...」

 テレビを見た市民は、眉をひそめた。
「これで何度目の強盗だろう、次はまた誰かが狙われるのではないか」
とざわめいた。

 息を殺していた初老の男の名前は、麻原正一(あさはらしょういち)だっ
た。年齢は65歳。麻原正一は平成7年のオウム真理教の地下鉄サリン事
件の実行犯の一人だった。事件後は整形を何度も繰り返し、元の顔もわか
らないほどであった。

 名前は、加藤とか伊藤とか佐藤とか、何度も変えた。住む場所も頻繁に
移った。仕事は工場の派遣労働者だった。

 犯罪者として警察に追われる身ではあったが、事件後、麻原正一は自分
なりに真面目に生きてきた。少なくとも誰にも迷惑をかけたことはなかっ
た。

 だが、その麻原正一の転落人生に追い打ちをかける問題が起きた。それ
はマイナンバーだった。2016年1月からマイナンバー法が施行された。
おかげでマイナンバーを提出できない麻原正一は仕事を失ってしまった。

「マ無し日当10万どお?」暗躍する中国人マフィア

 仕事を失った麻原正一は何でもした。アルミカン拾いもした。それこそ
マイナンバー無しで働ける仕事なら厭わなかった。だが、それでも食べて
いくことはできなかった。

 食いあぐね、公園で野宿をしている麻原正一に声を掛けてくる者がいた。

「マ無し日当10万どお?」

 この「マ無し」というのは、「マイナンバー無しで働ける」という意味
である。麻原正一は、何をするのか、おおよその見当はついたが、もはや
仕事を選べる立場ではなかった。

 麻原正一は"強盗デビュー"を果たした後、レストランで食事をした。
まともな食事にありつけたのは、本当に久しぶりだった。正直、おいしかっ
た。

 人をあやめる時は、心臓が止まりそうだった。だが、一度やってしまう
と、感覚も麻痺するらしい。その後は抵抗感も薄れ、毎日のように仕事に
励んだ。マイナンバーの導入により、タンス預金が増えたので、特に高齢
者を狙えばてっとり早く金品を奪えた。

 65歳という年齢で、本当は足腰も弱っていたが、そんなこといってい
る場合ではなかった。

 こうして麻原正一は、すっかり強盗団の一味に加わった。強盗団の一味
といっても、別に対等のグループではない。支配されて、末端の人出とし
て使われるだけだった。強盗団のトップは中国人マフィアだった。

「日本は稼げるらしい」という噂を聞き込んで、中国から大量の悪党が入っ
てきていた。

 中国人マフィアが、人出の確保として眼を付けたのが、マイナンバー導
入で困った人たちだった。中国人マフィアは、何が根拠かわからないが
「10万人」という数字を口にしていた。「日本にはマイナンバーを出せ
ないので生きる術を失った人が最低でも10万人はいる」というのである。

 中国人マフィアは、マイナンバーの導入後、積極的なリクルーティング
活動を実施し、急激に組織を拡大した。中国人マフィアの強盗の仕方
は乱
暴だった。まず殺してから金品を奪うのである。

 マイナンバー導入で、こうして闇の世界が拡大した。

(中川コメント)

 本日の記事は北見式賃金研究所(愛知県名古屋市)の北見先生のものです。
これは北見先生の空想に基づく記事です。マイナンバーの導入を控えて、
問題提議するために執筆されました。何ら具体的な根拠はありません。読み
物です。
http://www.mynumber-shakaihokenroumushi.com/mynumber-shock/05.html

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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タンパク質は脳卒中を予防する

 日本人に多い脳卒中は他の成人病と同じく食生活の欧米化によって増加
した、と思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。低
タンパク低脂肪のいわゆる日本型粗食は、高血圧や動脈硬化を促し、その
結果脳卒中を起こしゃすくします。それは食生活形態の余り変わらない農
村部に脳卒中が多いことでも明らか。良質のタンパク質には、むしろ脳卒
中を予防する働きがあるのです。

(おいしい雑学 博学こだわり倶楽部編 河出書房社刊 より)

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